-37-
【 提 言 (16)/ 補足資料 】
射水市のきときとバスの現状と要望
きときとバスの現状を知ってもらうために商工会議所メンバーの一人に実際に乗車してもらいそ の感想を文章にしてもらいました。生の声をお聞きいただいて現状の不満足要因を知っていただ きたい。改善要望事項が多く出てくるその背景を探るには実体験報告(感想文)をそのままお伝え することが一番効果的と考えた。
・本市きときとバスの現状
私の住む片口地区から隣の七美地区の中心地(農協・幼稚園・ことぶき苑・七美プラザ・いみず 苑)等や作道地区の中心部に行く事は容易ではありません。
一例を上げますと 新湊庁舎本江線で
片口農協前発 9時14分 海老江農協前着 9時35分 足洗老人福祉センター着 9時40分 七美・作道経由庄西線に乗換
足洗老人福祉センター発 10時15分 ケアハウス万葉前着 10時23分
所要時間 : 1時間9分 内待ち合わせ時間 : 35分
接続地点海老江農協前で下車した場合 15 分前通過しているので、ここでは45 分の待合せと なる。以上のような事が七美から堀岡方面や新湊の市街地に行くにもかなりの時間を要します。
また、片口より小杉駅行きのバスがなく、富山や高岡の高校に通う生徒の親御さんが駅まで送 迎している姿をよくみます。このような事では、快適な暮らしとはいえませんし、人口増加も望めま せん。
次に七美地内に、いみず苑口と言うバス停があります。ここは呉羽駅と小杉駅前行が止まりま す。
しかし、ここの停留場を標示する看板は表には、呉羽駅行きの案内と時刻表がありますが裏側 の小杉駅行きの案内板が深い田園に向いていて容易に見る事はできません。知らない人なら小 杉行きの路線のあることも解らないのが現状です。このような不親切な事が他にも見受けられま す。
七美より市民病院経由にて小杉地区に行くと仮定します。七美農協前9時 23 分の市民病院行 き、市民病院着9時46分で小杉行きが9時35分ですから11分前に発車しています。しかし、
作道公民館前で下車すると時刻表によると 1 分の待合せで、小杉行きに乗換できることになって います。
しかし、時刻表には連絡表示もありません。無論車内放送や案内があるわけでもありません。双 方のバスが時刻表通り走っているのかもわかりません。仮にここでおりて待っていてもはたして小 杉行きがくるのか?通過して行っているかもしれません。もしそうだったら野原の真ん中で1時間も 待たなければなりません。そんな冒険はできません。
16 頁におよぶ きときとバスの時刻表にも連絡箇所の明記もありません。いわんや車内放送で 行先や停留所の案内もない車が多数あります。先日乗車した時は降りるとき押しボタンを押せば 止まってやるという運転ぶりでしたし、時にはその押しボタンの見当たらない車さえあります。「あり がとう」と言って下車しても1度も返事が返ってきた事がありません。これも市の予算内で民間業者 に丸投げしているだけ、市も業者も利便性もサービス向上も必要と考えずに運航しているのでは ないでしょうか?
・先進都市の実例
以前大聖寺駅前より片山津温泉行きのバスに乗車しました。バスは片山津温泉に近づいて来た にも関わらず次々と乗客が乗ってきます。もうすぐ終点なのにと思いつつ下車してバスの行先を見 ると大聖寺行きになっていました。大聖寺駅前から片山津温泉経由大聖寺駅行きの環状線です。
金沢市のコミュニティふらっとバスは、此花町ルート、材木町ルート、菊川町ルート、長町ルートが ありいずれも環状線で路線バスの走らない裏通りを走ります。此花町ルートは材木町ルートと武蔵 が辻近江町市場で材木町ルートと菊川町ルートと香林坊仙石通りで菊川町ルート長町ルートは片 町でと、それぞれ乗換える事ができます。バスは無論低床で車イス対応出入り口は二か所で、料 金は100円、前の入り口より乗車する時に支払う。車内放送は音声の他、電光掲示板がありその 上運転手さんが「二十一世紀美術館前」などと声をかけます。 時には「時間調節のため3分ほど
-39-
お待ち下さい」などと常に声をかけています。城下町周遊バスに乗った時、車内放送があるにも関 わらず、赤信号で止まっているおり、運転手さんが「発車します」といちいち言います。停留所に降 りるお客さんに、ひとり残らず「ありがとうございました」と挨拶しています。
・きときとバスへの要望
本市のきときとバスは、16路線があるが、環状線にする事で8路線以下に減らし右回り左回りに する事で、非常に利便性が高くなると思います。本市の場合JR北陸本線と万葉線とを結ぶ南北線、
小杉駅~中新湊~西新湊~大門駅~小杉駅とを結ぶ環状線を大動脈とし、右回りと左回り両方 走らせます。脇道は通らずより早く走る事で、一時間あたりの本数を増発できると考えます。
東西線も環状化し各町々きめ細かく走り南北線と接続させる。主要乗換場所を明確にし、簡単 な雨しのぎのできる待合所をもうけるか、公共の建物または、コンビニの前などとする。
新湊庁舎本江線と七美作道線とを環状化し右回りと左回りにする事で今1時間に1本のバスも1 時間に2本走る事になり先に記した不便性も解消できると思います。
・最 後 に
バス運行を計画されている方にお聞きします。きときとバスに乗車された事がありますか?
乗ってみなければ、良いも悪いも解りません。マイカーの方々も時には、旅行される時、家族の送 迎にばかり頼らず利用してみてください。射水市民ひとり一人が年に一度乗る事で、数万人の乗 客が増えるのです。各町の自治会もあなたの町のバス路線の乗客の少なさから路線の見直しや 廃止になるかもしれません。各自が危機感を持って今一度真剣に取り組み、我が町をどんなルー トでどこに新しいバス停を望むのか。また、町内のクループ旅行など上手にきときとバスを活用して こそ、きときとバスの存在が高くなるのです。
近く大島に新庁舎ができます。市報では、市内どの地域からも、きときとバスで手軽に行ける利 便性あるものにするとあります。その折は、ぜひ数百人もの市の職員の方々が、きときとバスを利 用され通勤して頂きたいと願うものであります。そうなれば、市庁舎にも広大な駐車場も不必要とな りましょう。
先日新聞の記事に、魚津市では運賃を一律100円とし社会実験をしたところ路線によっては1 9%~85%増もあるとの事、本市も今一度再検討したい課題であります。
きときとバスの回数券も万葉線との共通とするなど今後観光客の足としても、さらなるサービス向 上と行政並びに市民の理解と協力によって持続性のある快適な乗物にしたいものである。
提 言 (17) 共生に向けた子育て・高齢者施策の推進
目的・事由
少子高齢化や都市化の進展により、家庭や地域社会において異世 代がかかわり合う機会が年々減少しており、世代間交流が失われてい る現状は、孤立した状況で子育てを行う親世代、生きがいを得られず 介護不安におびえる中高年齢者、また子供達にとっても、社会性や人 を思いやる気持ちを育む上で好ましくない面もあると考えられている。
このような中、全国各地では中高年齢者を教育施設へ派遣し、教育 の補助や校舎の整備等を依頼する自治体が増加しており、これまで 別々に行ってきた子育て支援と高齢者福祉施策という縦割りの弊害を 見直し融合・連携させることで、効率性や費用対効果の面でも、一定の 成果を上げてる。
厳しい財政状況の中、地域協働を謳う射水市においては、まさに一 石二鳥の事業であり、子供達の社会性豊かな情操性を育むと同時に、
高齢者世代の社会参加の促進、世代間交流の活性化による地域福祉 の向上など、未来を見据えた試みとして提言するものである。
対象ならびに 要望事項
中高年齢者がボランティアとして各教育施設に登録し、基本的に週 1~2 回、1 日 2~3 時間のペースで教育の補助や用務員的(畑・草花の 世話、ペンキ塗り、簡単な修繕等)な業務を行ってもらう。
募集対象年齢は「55~70 歳」までとし、3 カ月間の登録制。活動の報 酬については、原則無料(別紙提言にある社会貢献マイレージ制度の 対象)とする。
ボランティアが昼食をとる場合は、実費負担とし、活動中に事故があ った場合には市の保険(互助会)を適用する。