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付記 南房総層群

ドキュメント内 地域地質研究報告 (ページ 54-59)

(川上俊介)

では,乱堆積層が発達する.全層準を通じてスコリア層 が挟在され,このことから下位の保田層群とは識別される.

層序関係 分布域北方の山崎地域で保田層群を整合に覆 う.他の場所では,保田層群とは断層関係で接する.

化石 放散虫が産出する.

年代 中期〜後期中新世に相当する.

 模式地の豊岡海岸においてシルト岩2試料(To-01〜02)

を採取し放散虫化石層序検討を行った(付図第4図).

小浜層 命名 新称.

 鈴木ほか(1990)の南房総市富浦町 南無谷 の南無谷崎か

ら小浜にかけての海岸沿いに分布する天津層に相当する.

模式地 南房総市富浦町南無谷の南無谷崎から小浜にか けての海岸沿い.

分布 模式地及びその東方の南房総市 平  久  里  下 にかけてへ  ぐ  り  しも

分布する.

層厚 少なくとも300m の層厚を持つ.

岩相 砂岩シルト岩互層からなる.小浜層下部の分布す る南無谷崎では乱堆積層が発達する.小浜層最上部で急 激な上方粗粒化及び厚層化が認められ,  1 m を超す層厚 を示す厚いスコリア層及び砂岩層からなる小浦層に変化 する.

層序関係 分布域南部で保田層群を整合に覆い,分布域 北部で南房総層群小浦層に整合に覆われる.

化石 放散虫,石灰質ナノ化石が産出する.

年代 後期中新世に相当する.

 模式地の南無谷崎においてシルト岩2試料(Kh-01〜02)

を採取し放散虫化石層序検討を行った(付図第4図).

小浦層 命名 新称.

 鈴木ほか(1990)の南房総市小浦にかけての海岸沿い に分布する天津層に相当する.

模式地 南房総市小浦にかけての海岸沿い.

分布 模式地及びその東方の南房総市 平  久  里  下 にかけてへ  ぐ  り  しも

分布する.

層厚 少なくとも300m の層厚を持つ.

岩相 スコリア質極粗粒砂岩と細〜中礫からなる礫岩層 からなり,まれに凝灰質中粒砂岩の薄層を挟在する.

層序関係 分布域南部で南房総層群小浜層を整合に覆う.

化石 未発見.

年代 小浦層下部のシルト岩2試料(Ku-01〜02)を採取 したが年代検討に有効な化石は得られなかった.下位の 小浜層との層序関係から後期中新世に相当すると考えら れる. 

付図 第1図 岩井袋地域の検討試料採取位置図

付図 第2図 東地域の検討試料採取位置図

25

Iw-13

Iw-12 Iw-11

Iw-10 Iw-09 Iw-06 Iw-07 Iw-08

Iw-03 Iw-04 Iw-05

Iw-02 Iw-01

27

36

29

32

37 25

ಕ⏛

ᒷ஬⾼ᒒ

༐⏷♗ᒷ 㸝㕝ᮄ࡮࠾㸡㸞

─  ─51

付図 第4図 小浜地域の検討試料採取位置図

付図 第5図 南房総層群の堆積年代図 C1

C2 C2A

C3

C3A C3B C4

C4A

C5

C5A

C5B

C5C

C5D C5E C6

C5AA C5AB C5AC C5AE

Chrno Mangetci Polariyt PleistoecenPlioecenMioecen aerylmiddellaetaeryllaet

0

5

10

15

20

F. S. peregrina FC. E. inflatum

L. S. armata RD. C. tetrapera L. E. asanoi L. L. ranzae

L. C. cornuta L. C. tetrapera L. E. inflatum

L. C. japonica O. antepenultimus

O. penultimus(9.0 Ma) S.delmontensis

S. peregrina(8.2 Ma) L. O. hughesi

F. L. parallelipes (6.8-7.3 Ma) RI. S. peregrina (6.8-7.3 Ma) F. S. aquilonium (6.1 Ma) L. L. parallelipes (5.6 Ma)

L. S. peregrina FC. C. davisiana LC. C. sakaii F. E. matuyamai (1.98 Ma) Eucyrtidium

matuyamai Cycladophora

sakaii Dictyophimus

robustus Spongurus pylomaticus S. aquilonium

Lithelius barbatus Lychnocanoma

parallelipes Cycladophora

cornutoides

Lychnocanoma magnacornuta

Eucyrtidium inflatum

Eucyrtidium asanoi

b a Time(Ma) Epohc Radiolarian

Zone

Chikura

ドキュメント内 地域地質研究報告 (ページ 54-59)

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