1 序論
7.2 今後の課題
現代社会では,遠隔地で議論を行う機会も多い.そこで,本システムを遠隔地 でも快適に利用できるようシステムを改良する必要がある.現在のシステムで も,遠隔地で利用することはできるが,直接顔を合わせない場合だと,現在のシ ステムでは不便を感じる可能性はある.そこで,遠隔地でも利用できるようなデ ザインを検討する必要はある.その上で,実際に遠隔地で,本システムを用いた 場合にアイデア発想にどのような影響を与えるか実験を行う.
本研究のようにあるテーマに対してアイデア発想・議論を行うような機会は 現代社会では非常に多い.しかし,現代社会ではそのテーマあるいはそのテーマ に関連した議論を一定期間中に何度も行う,あるいはある程度の期間をおいて 再び行う場合が多い.今回は,短期的な実験を行ったが今後の課題として中・長 期的な実験を行いどのような影響を与えるのか実験を行う必要がある.
評価実験でも触れたが,アイデア連想のアイコン化に関して今後の課題とす る必要がある.特に,アイコンで表現しきれないアイデア連想をどのようにして 記録するかは大きな課題である.これを本システムでは,コメント機能という形 で補完を試みた.アンケートなどから機能としては評価されているが,システム の
UI
が原因で評価を落としていることも分かった.そのため,アイデア連想ア イコンの補完がしやすく,ユーザにより便利さを提供できるシステムデザイン という観点から検討していく必要がある.54
謝辞
本研究を進めるにあたり,多くの方々から多大なご支援をいただきました.こ の場を借りて感謝の気持ちを述べたいと思います.
指導教官である由井薗隆也准教授には,研究に関して様々なご指導をいただ きました.また,研究環境をはじめとする様々なご支援をいただきました.特に,
学外にて研究を発表する機会を何度もいただいたことで研究に対する見識を広 めることができました.本当にありがとうございました.
本論文の副査として内平直志教授,金井秀明准教授,
KIM Eunyoung
准教授,からは忙しい中ご指導をいただきました.先生方の専門的な視点から本論文に ご意見をいただきありがとうございました.
同じ研究室に所属し,本研究の実験等に協力してくださった由井薗研究室の 皆様に感謝いたします.山田涼介氏には,本システムを完成させるにあたって 様々な意見をいただき,ありがとうございました.
また,本研究を進めるにあたり実験の被験者として協力してくださった方々 に感謝いたします.皆様のおかげで本研究を評価・分析することができました.
最後に,私事で恐縮ですが,北陸先端科学技術大学院大学での学生生活を精神 的・金銭的に支えてくれた家族に心から感謝の意を表させていただきます.あり がとうございました.
55
参考文献
[1] 國藤進,オフィスにおける知的生産性向上のための知識創造方法論と知識創造支援ツ ール,人工知能学会誌,Vol.14,No.1,pp.50-57(1998).
[2] 宗森純,由井薗隆也,井上智雄.アイデア発想法と共同作業支援,共立出版,pp.11-11(2014).
[3] 阪田史郎,グループウェアの実現技術,ソフトウェア・リサーチ・センター(1992).
[4] 石井裕,グループウェアのデザイン,共立出版(1994)
[5] 南野謙一,関口和人,阿部昭博,渡邊慶和,発想法を用いて創造的な課題解決を支援す るグループ学習 ソフトウェア演習への適用,情報処理学会誌,Vol.47,No.5, pp.1578-1592(2006).
[6] 由井薗隆也,宗森順,研究グループの知識創造活動を支援するGUNGEN-SECIの表出 化と連結化,情報処理学会誌,Vol.48,No.1,pp.30-42(2007).
[7] 神田陽治,渡辺勇,三末和男,平岩真一,増井 誠生,グループ発想支援システム:GrIPS,
人工知能学会誌,Vol.8,No.5,pp.601-610(1993).
[8] 高橋誠,新編創造力辞典,日科技連(2002).
[9] 川喜田次郎,発想法,中公新書(1976).
[10]ジュラルド・ナドラー,村松林太郎訳,ワークデザイン,建帛社(1966).
[11] Wilson,C.: Brainstorming and Beyond : A User-Centered Design Method, pp.2-41(2013).
[12]Wilson,C.: Brainstorming and Beyond : A User-Centered Design Method,pp.44-61(2013).
[13]星野匡,発想法入門,日本経済新聞社(1989).
[14]川路崇博,國藤進,グループ発想支援ツール「発想跳び」の試作と評価,日本創造学会 論文誌,Vol.4,pp.18-36(2000).
[15]川路崇博,國藤進,グループ発想支援ツール「発想跳び」の試作と評価,図4.1:発想 跳びの画面構成,日本創造学会論文誌,Vol.4,pp.23(2000).
[16] Vicente,C. Marı´a Carmen Gonza´lez-Cruz,Elena Mulet,Jaime Aguilar-Zambrano.:
Influence of the type of idea-generation method on the creativity of solutions,Res Eng Design (2013)
56
発表論文
⚫ 梅村 雄貴,由井薗 隆也,第80回全国大会講演論文集,No.1,pp.53-54(2018).
⚫ 梅村 雄貴,由井薗 隆也,ワークショップ2018 (GN Workshop 2018)論文集, pp.1-2 (pp.1-2018).
57
付録
58
付録 1:明示実験によるブレインライティングシート(グループA)
付録 2:不明示実験によるブレインライティングシート(グループA)
59
付録 4:不明示実験によるブレインライティングシート(グループB) 付録 3:明示実験によるブレインライティングシート(グループB)
60
付録 5:明示実験によるブレインライティングシート(グループC)
付録 6:不明示実験によるブレインライティングシート(グループC)
61
付録 7:明示実験によるブレインライティングシート(グループD)
付録 8:不明示実験によるブレインライティングシート(グループD)
62
付録 9:議論まとめシート(グループA,明示実験)
63
付録 10:議論まとめシート(グループA,不明示実験)
64
付録 11:議論まとめシート(グループB,明示実験)
65
付録 12:議論まとめシート(グループB,不明示実験)
66
付録 13:議論まとめシート(グループC,明示実験)
67
付録 14:議論まとめシート(グループC,不明示実験)
68
付録 15:議論まとめシート(グループD,明示実験)
69
付録 16:議論まとめシート(グループD,不明示実験)
70
付録 17:究極のゲームデザイン(グループD,明示実験)
付録 18:究極の防災グッズデザイン(グループD,不明示実験)
71
アンケート用紙
日付 ( ) 学籍番号( )
➢ テストA(アイデア連想のつながりを用いたブレインライティング)での質問です
⚫ ブレインライティング中に関する質問
1. 本システムはブレインライティングに対して有効でしたか.
また,なぜそう思いましたか.その理由を記入してください.
有効だった どちらともいえない 有効ではなかった
5 4 3 2 1
2. 本システムはブレインライティング作業を阻害しませんでしたか.
阻害しなかった どちらともいえない 阻害された
5 4 3 2 1
3. アイデア連想のつながりは新たなアイデアを発想する際に参考になりましたか.
また,なぜそう思いましたか.その理由を記入してください.
参考になった どちらともいえない 参考にはならなかった
5 4 3 2 1
4. その他システムに関することがあれば,ご自由にご記入ください
72
⚫ 議論中に関する質問
1. 本システムは議論に対して有効でしたか.
また,なぜそう思いましたか.その理由を記入してください.
有効だった どちらともいえない 有効ではなかった
5 4 3 2 1
2. コメント機能は使いやすかったですか.
使いやすかった どちらともいえない 使いにくかった
5 4 3 2 1
3. コメント機能は議論に対して有効でしたか.
また,なぜそう思いましたか.その理由を記入してください.
有効だった どちらともいえない 有効ではなかった
5 4 3 2 1
4. アイデア連想のつながりは使いやすかったですか.
使いやすかった どちらともいえない 使いにくかった
5 4 3 2 1
5. アイデア連想のつながりは議論に対して有効でしたか
また,なぜそう思いましたか.その理由を記入してください.
有効だった どちらともいえない 有効ではなかった
5 4 3 2 1
73 6. アイデア連想のアイコンの数は十分でしたか
また,なぜそう思いましたか.その理由を記入してください.
多すぎた 十分であった 不足している
5 4 3 2 1
7. 他にどのようなアイコンがあると便利だと思いますか
8. その他システムに関することがあれば,ご自由にご記入ください
74
➢ テストB(通常のブレインライティング)での質問です
⚫ ブレインライティング中に関する質問
1. 本システムはブレインライティングに対して有効でしたか.
また,なぜそう思いましたか.その理由を記入してください.
有効だった どちらともいえない 有効ではなかった
5 4 3 2 1
2. 本システムはブレインライティング作業を阻害しませんでしたか.
阻害しなかった どちらともいえない 阻害された
5 4 3 2 1
3. その他システムに関することがあれば,ご自由にご記入ください
⚫ 議論中に関する質問
1. 本システムは議論に対して有効でしたか.
また,なぜそう思いましたか.その理由を記入してください.
有効だった どちらともいえない 有効ではなかった
5 4 3 2 1
2. コメント機能は使いやすかったですか.
使いやすかった どちらともいえない 使いにくかった
5 4 3 2 1