1.今後の取り組み
2.スケジュール
1 今後の取り組み
(1)専門組織における窓口サービス等の検討
新庁舎の 3 階、4 階は、区民にとって便利な窓口を配置します。
3 階の総合窓口では、窓口で扱う業務の範囲を定め、待たせることなく事務 処理が可能となるシステムを整備し、利便性の高い窓口を構築する必要があり ます。また、4 階の福祉総合フロアでは、子どもから高齢者までのライフステ ージに応じたあらゆる相談・手続きへ適切に対応する必要があります。このた め、新庁舎ができるまでに、専門の組織などで十分に検討していきます。
さらに、窓口業務を円滑に行うためには、区民に「もてなしの心」で対応す ることが基本であります。そのために、職員の接遇力のレベルアップを図ると ともに、区民が安心して迷うことなく窓口サービスを利用できるよう、フロア マネージャーの役割もあわせて検討します。
(2)区民の身近な場所での窓口サービスの向上
新庁舎の竣工時期にあわせて、西部区民事務所、西部保健福祉センターを含 む「(仮称)西部地域複合施設」が平成 26 年に完成する予定になっています。
区民にとって身近な区民事務所の現行取扱業務等の充実を図り、新庁舎で展 開する総合窓口と同様のサービスを受けることができるよう検討を進めます。
さらに、住民票の写し等の自動交付機による証明発行やコンビニエンスス トアでの国民健康保険料などの支払いに加え、I T を利用した申請・届出方法 や公金の支払方法などについて選択肢を増やすことを検討し、より身近な場 所で一層利用しやすい区民サービスへと向上を図ります。
(3)新庁舎移転計画の作成
新庁舎へのスムースな移転・引越しを可能にするためには、事前の準備が必 要です。移転にあたっては、全体の工程を作成し、職員への研修、周知を徹底 したうえで実施しなければなりません。
また、新庁舎フロアのサインや間仕切り工事の施工監理や什器、備品の購入 及び搬入はもとより、現在の什器・備品の再利用についても検討する必要があ ります。
このように、移転の際にはかなりの事務量が想定されることから、新庁舎の 移転前の綿密な移転計画を作成する必要があります。
平 成 23年 度 平 成 24年 度 平 成 25年 度 平 成 26年 度 平 成 22年 度
市 街 地 再 開 発 事 業 新 庁 舎 整 備
新 庁 舎 整 備 推 進 計 画 案
新 庁 舎 整 備 推 進 計 画
庁 舎 位 置 変 更 条 例 案 提 案 区 民説明 会・
パ ブリッ ク コ メント など 意 見聴取
権 利 変 換 計 画 認 可 可決
新 庁 舎 竣 工
︵
平 成
年
月 末︶ 26
12 第4回区議会定例会
各種検討
窓口サービスの向上
新庁舎移転計画 等
建 築 工 事 既 存 建 築 物 解 体 工 事 事
業 計 画 認 可
権 利 変 換 計 画 案 の 作 成
8月
管 理規約 の作成
移転 準備
2 スケジュール
新庁舎整備推進計画の策定後は、庁舎位置変更条例案(「豊島区役所の位置 に関する条例の一部を改正する条例」)を区議会に提案します。
条例の議決後は、市街地再開発事業の権利変換計画認可を経て、平成 23 年 度には既存建築物解体工事・建築工事へと進みます。新庁舎は、平成 26 年 12 月末に竣工し、移転準備を行う予定となっています。