IGSAP支援体制 ~人材育成~
・ 主に経営/管理向けに、安全を、戦略的かつ大局的な見地、グローバル な視点から企業活動に昇華できる人材を育成。資格認定制度を計画。
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~Safety 2.0適合認定~
・Safety 2.0の技術要件等に適合した製品やシステ ムに対し、「Safety 2.0適合」の認定制度を計画。
新しい安全を付加価値に、貴社のビジネス拡大。
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© Masao Mukaidono
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Safety2.0適合審査登録制度
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Safety2.0適合審査登録制度
製品単独ではなく、人、モノ、環境などがつな がった(Safety 2.0の 技術的定義に適合し た)システムに適合 マークを付与し、
Safety 2.0の普及促進 を図る
レベル1、2、3の3段 階で展開。2017年秋、レベル1からスタート。
既に、F社(建設向け ITシステム)、N社
(建機向けITシステ ム)、A社(遠隔医療 向けITシステム)が適 合申請希望
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IGSAP支援体制
~技術導入~・安全の専門家(IGSAP、労働安全衛生総合研究所 など)によるチェック・アドバイスを通し、人とロボッ トが協調するSafty 2.0導入を支援
・研究・開発の成果をシンポジウムなどで発表
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協働ロボットの代表例である、ファナックの
「CR-35iA」。可搬質量が35kgと他の協働 ロボットに比べて飛び抜けて大きい。従来の 産業用ロボットに自社開発した力覚セン サーを搭載し、重可搬と安全性の両立を実 現した。写真は展示会で行われた、タイヤ 搬送のデモンストレーションの様子。
(『日経ものづくり』より)
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CeBIT2017
2017年3月20日~24日、ハノーバーの国際見本市会場ドイツメッセで開催
世界から3,000を超える出展者、20万人を超える参加者が集う
日本はパートナーカントリーを務める
安倍首相とメルケル独首相も来場し、ジャパン・パビリオンに出展した118の 日本の企業・団体がデジタル技術を活用した多様な製品やサービスを展示
ドイツのメルケル首相談
ドイツ政府は個人の能力を開花させ、企業の規模を問わず多数のプレー ヤーが活躍できるデジタル化社会に向けた取り組みを行っていく
ドイツは新技術へのオープンさを日本から見習うべきであること
共通の価値観を有する日本とともに新技術の規制策定などで協力していく
世界最大級の国際情報通信技術見本市 CeBIT 2017
第四次産業革命の推進
第四次産業革命とは、IoT(モノのインターネット)やビッグデータ、ロボット、
AI(人工知能)などを活用した技術革新。
経済産業省は、「この技術革新を的確に捉え、これをリードするべく大胆に 経済社会システムを変革することこそが、我が国が新たな成長フェーズに 移行するための鍵となる」と、積極推進(ソサイェテイ5.0)。
2015年3月、日独首脳会談でIoT/インダストリー4.0に関する協力の推進で 合意。
2017年3月、世耕大臣が第四次産業革命に関する日独協力の枠組み「ハ
ノーバー宣言」に署名。
第四次産業革命の推進
経済産業省資料より抜粋
●人と機械が協調するための安全の概念が未構築。
→製造現場では、人と機械を隔離して安全を確保してきた。
●相互の関わり合いの中から生まれる個人の知恵・創意が生かされない現場。
→製造現場では、契約において作業内容が定められてしまう方向にある。
しかし現実は…
日独協力の中で日本の役割とは…
人と機会が対立するのではなく、強調する新しいデジタル社会を目指す。
わが国の強み(臨機応変な課題解決能力、継続的カイゼン活動)は現場にあり。新しい 技術により、個人の知恵・相違をさらに引き出し、新しい人間本位の産業社会を実現。