• 検索結果がありません。

事業実施による環境の変化

ドキュメント内 羽地ダム建設事業 事後評価 概要版 (ページ 30-35)

・水質上の問題は発生していない。夏期に温水放流傾向となっている。

・SSは畜産団地跡地下流で試験湛水期間中に一時的に高い値が確認されたこ ともあるが、ほとんどの期間で低い値で推移している。

・水温は、流入水温と比較して放流水温が夏期から秋期にかけてやや高い傾向 にあるが、概ね類似した変化傾向となっている。

出典:大保ダム水質調

31

査業務(H20~H25)

(ダム建設前後の水質の変化①)

試験湛水期間

大保川

畜産団地下流 放流口

畜産団地

跡地下流

0 24 6 8 1012 14 16

H20.4 H20.10 H21.4 H21.10 H22.4 H22.10 H23.4 H23.10 H24.4 H24.10 H25.4 H25.10

貯水池ダムサイト:DO (mg/L) 0

10 20 30 40 50

H20.4 H20.10 H21.4 H21.10 H22.4 H22.10 H23.4 H23.10 H24.4 H24.10 H25.4 H25.10

貯水池ダムサイト:SS (mg/L)

0 1 2 3 4 5

H20.4 H20.10 H21.4 H21.10 H22.4 H22.10 H23.4 H23.10 H24.4 H24.10 H25.4 H25.10

貯水池ダムサイト:BOD (mg/L)

2.4 事業実施による環境の変化

・試験湛水開始から深層曝気設備を稼働した。試験湛水中は、設備の不具合等が原 因で設備運転が順調ではなかったため底層の嫌気化が確認されていたが、設備補修 を行ったことにより、ダム供用開始後は底層DOの改善が見られている。

・BOD、SSは、表層で一時的に上昇する場合もあるが、ほとんどの期間で低い値で 推移している。

・DOは、中層において環境基準値(河川A類型:7.5mg/L以上)を下回る場合がある が、概ね環境基準値を満足している。

出典:大保ダム水質調

32

査業務(H20~H25)

試験湛水期間

(ダム建設前後の水質の変化②)

貯水池ダムサイト

BOD( mg/L )

SS (mg/L)

DO( mg/L )

表層 中層 底層

1 10 100 1,000 10,000

H20.4.1 H20.10.1 H21.4.1 H21.10.1 H22.4.1 H22.10.1 H23.4.1 H23.10.1 H24.4.1 H24.10.1 H25.4.1 H25.10.1 ダムサイト表層

ふん便性大腸菌群数(個/100mL) 1

10 100 1,000 10,000 100,000 1,000,000

H20.4.1 H20.10.1 H21.4.1 H21.10.1 H22.4.1 H22.10.1 H23.4.1 H23.10.1 H24.4.1 H24.10.1 H25.4.1 H25.10.1 ダムサイト表層 大保川 畜産団地下流

大腸菌群数(MPN/100mL)

2.4 事業実施による環境の変化

・大腸菌群数には、土壌由来の無害な細菌群と人の健康に影響を与えるふん 便由来のふん便性大腸菌群が含まれる。

・大腸菌群数は環境基準値を超えることがあるが、概ね横ばいで推移してい る。流入河川に比較して貯水池内の値は小さく、貯水池内では増加してい ない。

・し尿汚染等の指標であるふん便性大腸菌群数は、水浴場水質判定基準(平 成9年3月28日環境省報道発表資料)と比較すると、衛生学的安全性は確 認されている。

大腸菌群数・ふん便性大腸菌群数の変化

出典:大保ダム水質調査業務(H20~H25)

33

(ダム建設前後の水質の変化③)

畜産団地跡地下流

ふん便性大腸菌群数  水質AA   不検出(検出限界2個/100mL)

 水質A   100個/100mL以下  水質B   400個/100mL以下  水質C   1,000個/100mL以下

  1,000個/100mLを超えるもの 適

水浴場水質判定基準

可 不 適

環境省:平成9年4月 区 分

ダムサイト表層 大保川

畜産団地下流

畜産団地跡地 下流

試験湛水期間

0.00 0.05 0.10 0.15 0.20

H20.4 H20.10 H21.4 H21.10 H22.4 H22.10 H23.4 H23.10 H24.4 H24.10 H25.4 H25.10

表層 中層 底層

貯水池ダムサイト:T-P(総リン)(mg/L 0.0

0.5 1.0 1.5 2.0

H20.4 H20.10 H21.4 H21.10 H22.4 H22.10 H23.4 H23.10 H24.4 H24.10 H25.4 H25.10

貯水池ダムサイト:T-N(総窒素) (mg/L

2.4 事業実施による環境の変化

・T-N、T-Pは底層において湛水初期に一時的に高い値が確認されたこと もあるが、その後は年間を通して低い値で推移している。

試験湛水期間

出典:大保ダム水質調査業務(H20~H25)

(ダム建設前後の水質の変化④)

貯水池 ダムサイト

T-N( mg/L )

T-P (mg/L)

表層 中層 底層

2.4 事業実施による環境の変化

・供用後、一時的に藻類の異常増殖が見られたが局所的発生であり、利水障害等 の問題は発生してない。

・試験湛水の初期に緑藻類によるクロロフィルaの高い値が確認されたが、以降は 概ね珪藻類と緑藻類が優占しており、クロロフィルaも一時的なものを除き低い値 で安定している。

(ダム建設前後の水質の変化⑤)

クロロフィルa (μg/L)

植物プランクトン構成比

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0

H21.1 H22.1 H23.1 H24.1 H25.1

24 46

中層 底層

表層 OECD 富栄養化判断基準

藍藻類 黄色鞭毛藻類 珪藻類 渦鞭毛藻類 褐色鞭毛藻類 ミドリムシ藻類 緑藻類 ラフィド藻類

0%

20%

40%

60%

80%

100%

H21.1 H21.4 H21.7 H21.10 H22.1 H22.4 H22.7 H22.10 H23.1 H23.4 H23.7 H23.10 H24.1 H24.4 H24.7 H24.10 H25.1 H25.4 H25.7 H25.10

各種構成比

試験湛水期間

中栄養

貧栄養

2.4 事業実施による環境の変化

36

(福地大保連絡水路)

・試験湛水の短期化により貯水池湖岸林を保全するため、及び貯水池の水質保 全等を目的として福地大保連絡水路が設置された。

・現在は顕著な水質悪化が確認されていないことから、稼動させていない。

【設置目的】

・試験湛水の短期化により貯水池湖岸林を保全。

・貯水池の富栄養化が懸念されるため、福地ダムからの導水

(希釈効果)により水質を保全。

・福地ダム~久志浄水場導水路(水道施設)の二重化(バック

アップ施設)としての利用。

ドキュメント内 羽地ダム建設事業 事後評価 概要版 (ページ 30-35)

関連したドキュメント