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④ 予測方法

ア.予測手順

施設の稼働に伴う振動は、事業計画に基づき図

3.3-8

に示す流れで予測を行う。

3.3-8

予測手順(施設稼働に伴う振動の影響)

イ.予測式

予測 式は、設備機 器の種類 及び稼働位置 、予測地 点までの距離 等を考慮 して、

3.3-17

に示す振動の伝搬理論式及び表

3.3-18

に示す地盤内部減衰定数を用

いる 。なお、地盤 調査から 表層地盤は軟 弱と判断 されることか ら内部減 衰定数

0.01

を採用した。

3.3-17

施設の稼働による振動影響の予測式

区分 予測式

振動の伝搬

理論式

(

0

)

0 10

0 8.68

r 20log r L

L r r

n

 −

 

= -  λ

記号説明

L :振動源からr(m)離れた点の振動レベル(dB) L0 :振動源からr0(m)離れた点の振動レベル(dB)

:振動波の種類によって決まる定数(幾何減衰定数)n1/2 表面波(レーリ一波)n1/2

無限体を伝搬する実体波n1 事業計画

設備機器の種類及び台数

予測計算

施設の稼働に伴う振動レベル(L10) 設備機器の

発生振動レベル

地盤の内部減衰

振動発生源位置 及び予測地点位置

190

3.3-18

地盤の内部減衰定数 地盤 地盤の内部減衰定数(λ)

シルト 0.020.01

粘土 0.030.02

関東ローム 0.01

ウ.予測条件

設備機器の配置

施設の稼働で振動を発生させる主要な設備機器の配置は、図

3.3-9

及び

3.3-19

に示すとおりである。

3.3-9

振動を発生させる主要な設備機器の配置図

●:屋内に設置された設備機器

◎:屋外に設置された設備機器

3.3-19

主要な設備機器の振動レベル

No. 設備名 台数 設置階 振動レベル

1

備考

1 切断機 1 地上1 60dB

2 脱気器給水ポンプ 2 地上1 56dB 3 蒸気タービン発電機 1 地上1 56dB 4 プラント用空気圧縮機 2 地上2 45dB 5 計装用空気圧縮機 2 地上2 45dB 6 二次押込送風機 2 地上2 53dB 7 排気復水ポンプ 2 地上2 56dB 8 誘引通風機 2 地上2 61dB

9 混練機 1 地上3 50dB

10 バグフィルタ 2 地上3 60dB

11 脱臭装置 1 地上4 50dB

12 押込送風機 2 地上4 52dB

13 機器冷却水冷却塔 1 地上5 40dB 屋上設置

1:メーカー資料及び「地域の環境振動」(平成133月、社団法人日本騒音制御工 学会)による。

⑤ 予測結果

施設稼働に伴う振動の予測結果は、表

3.3-20

及び図

3.3-10

に示すとおりである。

振動レベルが最大となる敷地境界上の地点は、計画地東側敷地境界付近であり、

振動レベルは

51dB

である。

3.3-20

予測結果(施設稼働に伴う振動)

時間区分

振動レベル

dB

敷地境界上で振動レベルが 最大となる地点

昼間・夜間 51 計画地東側

敷地境界付近 注)時間区分は以下のとおり

昼間:8時~19時、夜間:19時~翌8

192

3.3-10

施設稼働に伴う振動レベル

3.3-10

施設の稼働に伴う振動レベル

単位:

dB

2

)廃棄物運搬車両の走行に伴う振動の影響

① 予測手順

廃棄物運搬車両の走行による振動影響は、図

3.3-11

に示す予測手順に従って予測 を行う。

3.3-11

予測手順(廃棄物運搬車両の走行による振動影響)

現況交通量 将来交通量

現況調査結果

(実測値)

予測結果 現況振動レベル

将来交通量に基づく計算結果

現況交通量に基づく計算結果 予測結果(L10)

道路条件 基準点位置及び

予測地点位置 走行速度 路面の平坦性

による補正 地盤卓越振動数

による補正 道路構造による補正

距離減衰値 予測計算

現況の振動レベル(L10) の計算結果

予測計算 将来の振動レベル(L10)

の計算結果

194

② 予測地域

予測地域は、「

3.2

騒音」と同様とする。

③ 予測対象時期

予測対象時期は、施設の供用が通常の状態に達した時点(平成

34

年度)とする。

④ 予測手法

ア.予測式

予測式は、表

3.3-21

に示すとおり、「道路環境影響評価の技術手法平成

24

年 度版」(平成

25

3

月、国土交通省国土技術政策総合研究所、独立行政法人土 木研究所)による予測式を用いる。

3.3-21

車両の走行による振動影響の予測式

区分 予測式

旧建設省土木 研究所提案式

記号説明

L10:振動レベルの80%レンジの上端値の予測値(dB) QX500秒間の1車線当り等価交通量(/500/車線) Q1:小型車時間交通量(/)

Q2:大型車時間交通量(/) V:平均走行速度(km/)

K:大型車の小型車への換算係数(ここではK=13) M :上下車線合計の車線数

ασ:路面の平坦性による補正値(dB) αf:地盤卓越振動数による補正値(dB) αs:道路構造による補正値(dB) α1:距離減衰値(dB)

abcd:定数(a=47b=12c=3.5d=27.3

(

10 x

)

10 10 σ f s l

10

10 alog log Q blog V clog M d α α α α

L = + + + + + + −

M KQ Q 3,600

Qx = 500 × 1+ 2

路面の平坦性による補正値(ασ

)

路面の平坦性は、振動レベルに最も大きな影響を及ぼす因子である。予測 に当たっては、路面の平坦性として道路供用時の補修基準値を参考にして、

交通量の多い一般道路のσ=

5.0

の値を用いる。

3.3-22

道路の平坦性による補正値

項目 自動車専用道路

交通量の多い 一般道路

交通量の少ない 一般道路

横断方向の凹凸(mm) 3mプロフィル

1

3.5(σ)

3mプロフィル

4.05.0(σ)

段差(mm)2 10 1520 2030

※1)プロフィルとは、プロフィルメータ(路面凹凸測定機)で測定した路面凹凸の標 偏差値のことで、路面平坦性を評価するのに用いる。

※2)伸縮装置付近に生じる段差

出典:「道路維持修繕要綱」(昭和537月、(社)日本道路協会)

地盤卓越振動数による補正値

(

α

)

振動レベルは、地盤振動加速度に鉛直振動感覚の補正をしており、予測に は振動数の影響を考慮する必要がある。通常、地盤条件により卓越する振動 数が異なり、地盤条件を表す指標として道路上を大型車が走行した時に発生 する地盤振動の卓越振動数を予測に用いる。

予測に用いた地盤卓越振動数は、現地調査結果より表

3.3-23

に示すとおり である。

3.3-23

地盤卓越振動数

地点

番号 予測地点 地盤卓越振動数

Hz

騒振No.3 内間木公民館民地

(ふじみ野朝霞線)

16.8

騒振No.4 城山公園

(市道2号)

15.8

道路構造による補正値

(

αs

)

道路構造の違いにより加える補正値は、現地盤との路面の高度差により求 めるが、予測地点周辺の道路は全て平面構造であることから、道路構造によ る補正値

(

αs

)

は考慮しない。

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