3型 2型
主成分 1 主成分 2 固有値
マトリクスの割合(%) 0.45846 -0.29119 主成分No. 固有値 寄与率(% 累積(%) 礫数(個) -0.44862 -0.46820 1 2.29 45.82 45.82 長径平均(cm) -0.11179 0.78957 2 1.37 27.42 73.24 礫1型の割合(%) -0.48816 -0.21588
礫3型の割合(%) 0.58116 -0.16116
(5)土壌粒径組成
コドラート
PQ7
、PQ8
のそれぞれ20
箇所、合計40
箇所のサブコドラートに接する 地点の土壌の粒径組成を地点ごと(図4-3-11
)、植生タイプごと(図4-3-12
)に示す。PQ7
については(図4-3-11
)、サブコドラート1
において、細砂分画が極端に多い(約82%)一方、粗砂の分画(3.9%)が極端に少ない特徴的な粒径組成を示した。それに隣接
するサブコドラート3~7
の土壌ではシルト・粘土の分画が他のサブコドラートとの約3
割以下と少ないのが特徴的であった。サブコドラート31~39
の土壌では、粗砂の分画が50%強と比較的多いのに対し、シルト・粘土が 12%前後と少なかった。一方、サブコドラ
ート11~29
では、粗砂の分画が40%前後に対し、シルト・粘土が約 12~18%前後とサブ
コドラート31~39
より細かい粒子の割合が多くなっていた。PQ8
については(図4-3-11
)、サブコドラート11
において細砂の分画が74%と極端に
多い一方、粗砂の分画が8.2%と極端に少ない粒径組成を示した。それに続くサブコドラー
ト13、15
ではシルト・粘土が約2%と少ない一方で、粗砂は約 75%を占める粒径組成を
示した。このサブコドラートごとの粒径組成の変化のパターンはPQ7
のサブコドラート1
~7のパターンと類似していた。サブコドラート
1、5~9
の土壌では、シルト・粘土の分 画が約18-20%と他のサブコドラートに比べ多かった。一方、サブコドラート 3、17~39
では、シルト粘土分画が約7~13%と少なかったが、その他の分画はサブコドラート 1、5
~9の粒径組成と大きな違いは認められなかった。
コドラート
PQ7、8
において土壌の粒径組成と植生型とはよい対応関係を示した(図4-3-12)。ハリエンジュ型はシルト粘土分画が極端に少ないサブコドラートに成立していた。
一方、マルバヤハズソウ型はシルト・粘土分画が比較的多いサブコドラートに成立してい た。それに比較しヨモギ型のほとんどはシルト・粘土分画が比較的少ないサブコドラート に成立していたが、シルト・粘土分画が比較的多く、粗砂分画が極めて少ないサブコドラ ートに成立している例が
1
つだけあった。メドハギ型はシルト・粘土分画が比較的少なく、粗砂分画が比較的多い方形区に成立していた。カタバエノコロ型は、幅広いパターンの粒 径組成に対応して成立していた。
図 4-3-11. 各コドラートの粒径組成
PQ7
0%
20%
40%
60%
80%
100%
1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39
.
粒径分画の 割合
<0.075mm
0.075-0.425mm 0.425-2mm
PQ8
0%
20%
40%
60%
80%
100%
1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39
サブコドラートNo.
粒径分画の 割合
0
0.2
0.4
0.6
0.8
1 0 0.2
0.4 0.6
0.8 1
0 0.2
0.4 0.6
0.8 1
シル ト・粘
土(<
0.075m m)%
細砂(0.075-0.425mm)%
粗砂(0.425-2mm)%
図 4-3-12. 土壌粒径組成と植生との関係
ハリエンジュ型 カタバエノコロ型 ヨモギ型
マルバヤハズソウ型 メドハギ型
(6)全炭素・窒素含有量
土壌粒径組成の分析を行ったのと同じ土壌の全炭素・窒素含有量と、
CN
比(炭素/窒 素)を図4-3-13
に示す。全炭素・窒素含有量はそれぞれ約1~5mg/g(炭素)、約 1~
4mg/10g(窒素)の濃度の幅を示した。PQ7ではサブコドラート 3、5、7
のPQ8
では サブコドラート11-15
の全炭素・窒素含有量が、それぞれ約2mg/g
以下、2mg/10g以 下と他のサブコドラートに比較し低い値を示した。これらの土壌はPQ8-11
を除けばいず れもシルト・粘土の分画が少ないものであった。CN
比は約8
から16
の範囲を示した。こ こにはいずれもハリエンジュを含むカタバエノコロタイプが成立していた。PQ7
の5、 7、
33-39
とPQ8
の11、 17
ではCN
比が約8~10
と他のサブコドラートに比較して低かった。これらのサブコドラートにはいずれもマメ科植物であるメドハギが優占する、メドハギ型 の植生が成立していた。
PQ7
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0
1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39
炭素濃 度m g/ g( 土壌 )
0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0
全窒素含有量mg/10g 全窒素含有量mg/g C/N