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H.就職活動を始めてからすべきこと 皿:.その他に気付いたこと

1.就職活動を始める前にすべきこと

就職活動が始まる前に、僕は以下のことを行動に移しました。

①自己分析ノートの作成

②一般常識の勉強

③適性検査の訓練

 ①は、就職活動本を買ってきて、その本に書いてある項目毎に書き出し ていきました。

 あまり厚みのある学生生活を送っていなかったので、書きだす内容も薄っ ぺらなものになっていた気がします。大学生生活の中から自分のP Rとな る部分を掘り起こすのも、大変な作業だということが解りました。(注1〉

 ②は、かなり前から、夏休みから準備しました.夏休みの終わり頃から コツコツと問題を解き、一通りの知識は身についたと思っています。新聞 を読むこともしていました。(注2)

 ③は、3月頃に情報産業の企業(後述)を受けたときに、見たことのな い問題が出され、その時から本腰を入れて訓練をし始めました。(注3)

 1についての反省点・アドバイス

 僕の一番悪かった点は、志望企業・業種を絞れなかったことにあります。

自己分析をしても、業種が決まっていないと、P Rの方向性を出せないま まになってしまいます。これでは折角の自己分析が生かせず、無駄になる ばかりか、何社も受けて、結局一番行きたいところの採用試験が受けられ なかった、ということになります。実際、行きたくもない企業を何社か受 けている間に、本命の企業の採用が終わってしまっていて、ショックを受 けました。就職活動の基礎・土台作りであり、ここを疎かにすると、後に まで延びることになるでしょう。逆に考えれば、この時に自分の方向性を

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出せれば、就職活動は難しいものではないと思います。自分のやりたいこ とを、ぼんやりとでもいいから持っことです。それを就職部や、ゼミの先 生と相談して、はっきりとしたモノヘと変えていって下さい。(注4)

   〈なぜ、方向性を出さなくてはいけないのでしょうか?>

 資源の集中を図れるから。時間は限られています。業種の違う多く の企業を受けるということは、それだけで企業研究・業界研究に割く 時間が少なくなるということです。そして、注意力が散漫になり自分 の就職したい業種に後で気付いても、募集が終わっていた、なんてこ とになってしまいます。自分のしたいことと繋がる業種を探して下さ

い。(注5)

〈企業研究・業界研究って何でしようか?〉

 企業研究・業界研究は、その企業を訪問(面接時)した時に、威力 を発揮するものです。かなりの時間と、少しの考えるカ・気付きが必 要です。手順としては(僕のやり方ですが)、

①過去5年分位の目経・目経各紙(産業・流通等)を読む.これは関  係のある記事だけコピーを取り、独自のファイルを作っても良いと

思います。(僕自身はあまり時間が割けず、満足のいく研究は出来ませ  んでしたが…)

②企業・業界について、質問を作ります。これは、些細なことでも構  わないから、どんどん書き出していく。質問の形になって初めて企  業研究ができたと思って下さい.①を終らせて満足しないように。

 ①は目的でなくて、②の為の手段に過ぎません。(注6)

      皿.就職活動を始めてからすべきこと

僕の場合、就職活動が本格化してからも、未だに方向性を見出せず、様々       一533一

な企業を受けては失敗、の繰り返しでした。以下に手短かに受けた企業を 数社挙げて、そこから得た考えを書きたいと思います。(数えてみると、30 社ほど手帳に書いてありましたが…。)

〈東京方面〉

[企業名]     [業種]     [試験内容(目程順)]

ロッテリア  (フードサービス) 適性検査一1次面接(個)一2次面

接(集)

NOVA   (教育・出版)   適性検査&筆記試験一1次面接(集)

恒和情報技研  (情報通信)    適性検査&筆記試験一1次面接(個)

〈栃木・地方〉

[企業名]

広報社 市役所 栃木銀行 真岡信用組合

[業種]

(出版)

(公務員)

(銀行・金融)

(銀行・金融)

[試験内容(日程順)]

作文、E S、履歴書一1次面接(個)

一般常識試験

適性検査一1次面接(個)

一般常識一面接(個)一内定  Hについての反省点・アドバイス

 見てのとおり、僕は沢山の業種を受けています。一貫性の無い就職活動 になってしまっています。これでは、充分な企業研究・業界研究を行う時 間が取れる訳はなく、面接で悉く失敗してしまったのです。面接では緊張 してしまい、上手くコミュニケーションを取れませんでした。ガ面接で緊張 するということは、事前の準備が良く出来ていないから起こること』だと いうことを覚えておいて下さい。事実、内定を取れた真岡信用組合では、

面接の時に十分な準備をしていった(不良債権問題、金融ビッグバンにつ いての知識)ため、あまり緊張せずにすらすらと自分の考えを述べること が出来ました。(注7)

      〈企業の面接で必要なもの〉

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①充分な業界・企業への知識

②毅然とした受け答え・あいさつ(言葉遣いは、面接マニュアルを読  んでおくこと)

③『熱意』『向上心』を感じさせること。

  これは、業界研究・企業研究で得た自分なりの考え・疑問を、素  直に面接官にぶつけてみることです.『何か質問はありますか?』と  尋ねられる時に失敗を恐れずに!(注8)

         皿.その他に気付いたこと

〈東京での就職を考えている後輩へ〉

 東京で就職を考える後輩への忠告は、『出遅れるな』ということです。僕 は東京での就職を考えていないのに、東京での就職活動を始めました。地 元での就職活動の参考になれば、と思ったからです。東京での就職活動は 結果的には駄目でしたが、その結果が出るまで、他の企業のセミナーには あまり参加できない(目程が重なる場合がある)のです。この点が都内の 学生と、地方の学生の企業を受ける数に違いを生む原因だと思います。皆 さんは、スタートラインで既にある程度の可能性を奪われているのです。

募集開始も早いですから、自分の希望する業種・企業の動向には注意を払っ ておいて下さい。必ずしも焦る必要はありません。十分な準備をして、そ の後に動き出しましょう。(注9)

〈大学のブランド・ステイタスについて〉

 大学名で採用することをしない、といっても多少は考慮されると考えて おいたほうが良いでしょう。ゼミの先輩の受け売りになってしまうのです が、『大学名を聞いても萎縮することなく面接ができるには、入念な企業研 究をしていたからだ』ということです。はっきり言っておきますが、白鴎 大学の名前・所在は、東京では全然相手にされないし、知られていません。

自分の得た知識と、そこから得た自分なりの考えをぶつけて、熱意を汲み 取って貰うことができるように努力して下さい。(注10)

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〈内定が取れない時期にどうするか?〉

 採用の時期が終りを迎えようとしている、もしくは募集が下火になって きた時、就職活動を諦めてしまいがちです。そんな時は諦めずにリクナビ・

マイキャリア等のインターネットを活用すれば、まだまだ募集はあるもの です。また、就職部に募集が来ていないか、確認を取るのも良いでしょう。

周りが内定を取り、だんだんと焦ったり、精神的に不安定になったりしま すが、そんな時には友人・先生・親・恋人・先輩等、気の合う人に相談し て気を楽にしてまた就職活動をがんばって下さい。(注11)

〈就職活動中のアルバイトについて>

 僕は就職活動中にアルバイトをしませんでした。就職活動に全力を尽く すためです。しかし、今になって考えると、アルバイトはしておいた方が 良いと思います。アルバイトの種類にもよりますが、アルバイトで得られ る物は多いと思います。例えば、基本的な挨拶する習慣などを身につけた りすることに役立ちます。面接時の大きな声での挨拶・笑顔などは、目頃 からしていないと、面接の時に 照れ がでます。アルバイトにカを入れ すぎて、就職活動にまで気が回らない、ということでは困りますが、して おいた方が良いと思います。(注12)

〈就職活動を振り返って〉

 僕の就職活動を振り返ってみて、まず感じたことが、「長かった」という ことです。3年生の11月、僕は全学生中1番最初に(大学の就職ガイダン スの始まる前に)大学の就職課に行き、相談しました。就職活動に対して、

何ら予備知識が無かったし、サークルの先輩も居なかったからです。そう いうわけで、早く行動しました。だが、内定を取れたのは4年生の10月、

・1年近くかかってしまいました。始めに考えていた企業・業種への就職 は叶いませんでした。このレポートでは、何故1年近くも迷走したのかを 考えてみたいと思います。その反省点が、後輩諸君の就職活動、就職戦線 での活躍を助けるものになれば良いと思っています。

 題名が『(不)…』であるように、本意の企業から内定を取ることが目指

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