2.受注者は、石積(張)工の施工に先立って、砕石、割ぐり石またはクラッシャラン を敷均し、締固めを行わなければならない 。
3.受注者は、石積工の施工における裏込めコンクリートは、設計図書に示す厚さを背 面に確保するために、裏型枠を設けて打設しなければならない。ただし、コンクリー ト打設した後に、裏型枠を抜き取り、隙間を埋めておくものとする。なお、これによ り難い場合は、設計図書に関して監督員と協議しなければならない。
得なければならない。
2−6−3 アスファルト舗装の材料
1.アスファルト舗装工に使用する材料について、以下は設計図書によらなければなら ない。
(1)粒状路盤材、粒度調整路盤材、セメント安定処理に使用するセメント、石灰安定 処理に使用する石灰、加熱アスファルト安定処理・セメント安定処理・石灰安定処 理に使用する骨材、加熱アスファルト安定処理に使用するアスファルト、表層・基 層に使用するアスファルト及びアスファルト混合物の種類
(2)セメント安定処理・石灰安定処理・加熱アスファルト安定処理に使用する骨材の 最大粒径と品質
(3)粒度調整路盤材の最大粒径
(4)石粉以外のフィラーの品質
2.受注者は、以下の材料の試験結果を、工事に使用する前に監督員に提出しなければ ならない。ただし、これまでに使用実績があるものを用いる場合には、その試験成績 表を監督員が承諾した場合には、受注者は、試験結果の提出を省略する事ができるも のとする。
(1)粒状路盤材及び粒度調整路盤材
(2)セメント安定処理、石灰安定処理、加熱アスファルト安定処理、基層及び表層に 使用する骨材
(3)加熱アスファルト安定処理、基層及び表層に使用するアスファルトコンクリート 再生骨材
3.受注者は、使用する以下の材料の試験成績書を工事に使用する前に監督員に提出し なければならない。
(1)セメント安定処理に使用するセメント
(2)石灰安定処理に使用する石灰
4.受注者は、使用する以下の材料の品質を証明する資料を工事に使用する前に監督員 に提出しなければならない。
(1)加熱アスファルト安定処理、基層及び表層に使用するアスファルト
(2)再生用添加剤
(3)プライムコート及びタックコートに使用する瀝青材料
なお、製造後60日を経過した材料は、品質が規格に適合するかどうかを確認するも のとする。
5.受注者は、ごく小規模な工事(総使用量 500t未満あるいは施工面積 2,000㎡未満)
においては、使用実績のある以下の材料の試験成績書の提出によって、試験結果の提 出に代えることができる。
(1)粒状路盤材及び粒度調整路盤材
(2)セメント安定処理、石灰安定処理に使用する骨材
6.受注者は、ごく小規模な工事(総使用量 500t未満あるいは施工面積 2,000m
2
未満)
においては、これまでの実績(過去1年以内にプラントから生産され使用した)また は定期試験結果の提出により、以下の骨材の骨材試験を省略することができる。
(1)加熱アスファルト安定処理に使用する骨材
(2)基層及び表層に使用する骨材
7.下層路盤に使用する粒状路盤材は、以下の規格に適合するものとする。
(1)下層路盤に使用する粒状路盤材は、粘土塊、有機物、ごみ等を有害量含まず、表 2−16の規格に適合するものとする。
表2−16 下層路盤の品質規格
工 法 種 別 試 験 項 目 試 験 方 法 規 格 値
P I
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 F 0 0 5
※ 6 以 下 ク ラ ッ シ ャ ラ ン
砂 利 、 砂 再 生 ク ラ ッ シ ャ ラ ン 等
修 正 C B R ( % )
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 0 1
※ 2 0 以 上 [ 3 0 以 上 ]
高 炉 徐 冷 ス ラ グ 呈 色 判 定 試 験
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 0 2
呈 色 な し
水 浸 膨 張 比 ( % )
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 0 4
1 . 5 以 下 粒 状 路 盤
製 鋼 ス ラ グ
エ ー ジ ン グ 期 間 − 6 ヵ 月 以 上
※① 特に指示されない限り最大乾燥密度の95%に相 当するCBRを修正CBRとする。
② 鉄鋼スラグに はPIは適 用しない。
③ アスファルト コンクリ ート再生骨材を含 む再生ク ラッシャランを用いる場合で、上 層 路 盤 、 基 層 、 表 層の 合計 厚 が 40cm より 小 さ い場 合 は 、 修 正 CBR の 規 格値 の値 は [ ] 内の数値を適用す る。なお 40℃でCBR試験を行う場合は20%以上としてよい。
④ 再 生ク ラッ シ ャ ラ ン に用 い るセ メン ト コ ン ク リー ト 再 生 骨 材 は 、す り へり 減 量 が 50%以下とするも のとする 。
⑤ 鉄鋼スラグの うち、高炉徐冷スラグにおいては、呈色判定試験を行 い合格し たもの、
また製鋼スラグに おいては 、6ヶ月以上養生した後の水浸膨張比が規定値以下のもの でなければならな い。ただ し、電気炉スラグを3ケ月以上通常エージングしたあとの 水浸 膨張比が0.6%以下 となる 場合、及 び製鋼スラグ を促進エ ージングした 場合は、
施工実績などを参 考にし、膨張性が安定したことを確認してエージング期間を短縮 す ることができる。
8.上層路盤に使用する粒度調整路盤材は以下の規格に適合するものとする。
(1)粒度調整路盤材は、粒度調整砕石、再生粒度調整砕石、粒度調整鉄鋼スラグ、水 硬性粒度調整鉄鋼スラグ、または、砕石、クラッシャラン、鉄鋼スラグ、砂、スク リーニングス等を本項(2)に示す粒度範囲に入るように混合したものとする。こ れらの粒度調整路盤材は、細長いあるいは偏平な石片、粘土塊、有機物ごみ、その 他を有害量含まず、表2−17、表2−18、表2 −19の規格 に適合するも のとする。
表2−17 上層路盤の品質規格
種 別 試 験 項 目 試 験 方 法 規 格 値
P I
舗装調査・試験 法 便 覧 F 0 0 5
4 以 下
粒 度 調 整 砕 石
修 正 C B R ( % )
舗装調査・試験 法 便 覧 E 0 0 1
8 0 以 上
P I
舗装調査・試験 法 便 覧 F 0 0 5
4 以 下 再 生 粒 度 調 整 砕 石
修 正 C B R ( % )
舗装調査・試験 法 便 覧 E 0 0 1
8 0 以 上 [ 9 0 以 上 ] ( 注 ) ① 粒 度調 整 路 盤 に 用 い る 破 砕 分 級 さ れ た セ メ ン ト コン ク リ ー ト 再生 骨
材 は 、 すり へ り 減 量 が5 0 % 以 下 と す る も の と す る 。
② ア スフ ァ ル ト コ ン ク リ ー ト 再 生 骨 材 を 含 む 再 生 粒度 調 整 砕 石 の修 正 C B R は 、[ ] 内の 数 値 を 適 用 す る 。 た だ し 、4 0 ℃ で C B R 試 験 を 行 っ た 場 合 は 8 0 以 上と す る 。
表2−18 上層路盤の品質規格
種 別 試 験 項 目 試 験 方 法 規 格 値
呈 色 判 定 試 験
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 0 2
呈 色 な し
水 浸 膨 張 比 ( % )
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 0 4
1 . 5 以 下
エ ー ジ ン グ 期 間 − 6 ヵ 月 以 上
一 軸 圧 縮 強 さ ( M P a )
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 1 3
−
修 正 C B R ( % )
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 0 1
8 0 以 上 粒 度 調 整 鉄鋼スラグ
単 位 容 積 質 量 ( k g / l )
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 A 0 2 3
1 . 5 以 上
表2−19 上層路盤の品質規格
種 別 試 験 項 目 試 験 方 法 規 格 値
呈 色 判 定 試 験
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 0 2
呈 色 な し
水 浸 膨 張 比 ( % )
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 0 4
1 . 5 以 下
エ ー ジ ン グ 期 間 − 6 ヵ 月 以 上
一 軸 圧 縮 強 さ
[ 1 4 日 ] ( M P a )
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 1 3
1 . 2 以 上
修 正 C B R ( % )
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 E 0 0 1
8 0 以 上 水 硬 性 粒 度 調 整
鉄 鋼 ス ラ グ
単 位 容 積 質 量 ( k g / l )
舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 A 0 2 3
1 . 5 以 上
( 注 ) 表 2 −1 8 、 表 2 − 1 9 に 示す 鉄 鋼 ス ラ グ路 盤 材 の 品 質規 格 は 、 修 正 C B R 、 一 軸 圧 縮強 さ 及 び 単 位 容 積 質 量 に つ い て は 高 炉 徐 冷 スラ グ 及 び 製 鋼 ス ラ グ 、 呈 色 判 定 に つ い ては 高 炉 ス ラ グ 、 水 浸 膨 張 比 及 び エー ジ ン グ 期 間 につ い て は 製 鋼ス ラ グ に そ れぞ れ 適 用 す る。
(2)粒度調整路盤材の粒度範囲は、表2−20の規格に適合するものとする。
表2−20 粒度調整路盤材の粒度範囲
通 過 質 量 百 分 率 ( % ) ふ る い 目
粒 度 範囲 呼 び 名
5 3 m m 3 7 . 5 m m 3 1 . 5 m m 2 6 . 5 m m 1 9 m m 1 3 . 2 m m 4 . 7 5 m m 2 . 3 6 m m 4 2 5 μ m 7 5 μ m
M − 4 0 4 0 〜 0 1 0 0 9 5 〜 1 0 0 − − 6 0 〜 9 0 − 3 0 〜 6 5 2 0 〜 5 0 1 0 〜 3 0 2 〜 1 0
M − 3 0 3 0 〜 0 − 1 0 0 9 5 〜 1 0 0 − 6 0 〜 9 0 − 3 0 〜 6 5 2 0 〜 5 0 1 0 〜 3 0 2 〜 1 0
粒度調整砕石
M − 2 5 2 5 〜 0 − − 1 0 0 9 5 〜 1 0 0 − 5 5 〜 8 5 3 0 〜 6 5 2 0 〜 5 0 1 0 〜 3 0 2 〜 1 0
9.上層路盤に使用する加熱アスファルト安定処理の舗装用石油アスファルトは、第2 編2−3−6安定材の舗装用石油アスファルトの規格のうち、100 〜120 を除く40〜
60、60〜80及び80〜100 の規格に適合するものとする。
10.加熱アスファルト安定処理に使用する製鋼スラグ及びアスファルトコンクリート再 生骨材は表2−21、表2−22の規格に適合するものとする。
表2−21 鉄鋼スラグの品質規格 材 料 名 呼 び 名
表 乾 密 度
( g / c m
3
)
吸 水 率
( % )
す り へ り 減 量 ( % )
水 浸 膨 張 比 ( % ) ク ラ ッ シ ャ ラ ン
製 鋼 ス ラ グ
C S S − − 5 0 以 下 2 . 0 以 下 単 粒 度 製 鋼 ス ラ グ S S 2 . 4 5 以 上 3 . 0 以 下 3 0 以 下 2 . 0 以 下 ( 注 ) 水 浸 膨 張 比 の 規 格 は 、 3 ヵ 月 以 上 通 常 エ ー ジ ン グ し た 後 の 製 鋼 ス ラ グ
に 適 用 す る 。ま た 、試 験 方 法 は 舗 装 調 査 ・ 試 験 法 便 覧 B 0 1 4 を 参 照 す る 。
表2−22 アスファルトコンクリート再生骨材の品質 旧 ア ス フ ァ ル ト の 含 有 量 % 3 . 8 以 上
針 入 度 1 / 1 0 m m 2 0 以 上 旧 ア ス フ ァ ル ト の 性 状
圧 裂 係 数 MPa/mm 1.70以下 骨 材 の 微 粒 分 量 % 5 以 下
〔 注 1 〕アスファルトコンクリート再生骨材中に含まれるアスファルトを旧アスファルト、新
たに用いる舗装用石油アスファルトを新アスファルトと称する。
〔 注 2 〕ア ス フ ァ ル ト コ ン ク リ ー ト 再 生 骨 材 は 、通 常 2 0 〜 3 0 m m 、1 3 〜 5 m m 、5 〜 0 m m の 3 種 類 の 粒 度 や 2 0 〜 1 3 m m 、1 3 〜 0 m m の 2 種 類 の 粒 度 に ふ る い 分 け ら れ る が 、 本 表 に 示 さ れ る 規 格 は 、 1 3 m m 〜 0 m m に 粒 度 区 分 の も の に 適 用 す る 。
〔 注 3 〕ア ス フ ァ ル ト コ ン ク リ ー ト 再 生 骨 材 の 1 3 m m 以 下 が 、 2 種 類 に ふ る い 分 け ら れ て い る 場 合 に は 、 再 生 骨 材 の 製 造 時 に お け る 各 粒 度 区 分 の 比 率 に 応 じ て 合 成 し た 試 料 で 試 験 す る か 、 別 々 に 試 験 し て 合 成 比 率 に 応 じ て 計 算 に よ り 1 3 〜 0 m m 相 当 分 を 求 め て も よ い 。ま た 、1 3 〜 0 m m あ る い は 1 3 m m 〜 5 m m 、 5 m m 〜 0 m m 以 外 で ふ る い 分 け ら れ て い る 場 合 に は 、 ふ る い 分 け 前 の 全 試 料 か ら 1 3 m m 〜 0 m m を ふ る い 取 っ て こ れ を 対 象 に 試 験 を 行 う 。
〔 注 4 〕 ア ス フ ァ ル ト コ ン ク リ ー ト 再 生 骨 材 中 の 旧 ア ス フ ァ ル ト 含 有 量 お よ び 7 5 μ m を 通 過 す る 量 は 、ア ス フ ァ ル ト コ ン ク リ ー ト 再 生 骨 材 の 乾 燥 質 量 に 対 す る 百 分 率 で 表 す 。
〔注5〕 骨 材 の 微 粒 分 量 試 験 は 「 J I S A 1 1 0 3 : 2 0 0 3 骨 材 の 微 粒 分 量 試 験 方 法 」 に よ り 求 め る 。
〔 注 6 〕ア ス フ ァ ル ト 混 合 物 層 の 切 削 材 は 、 そ の 品 質 が 本 表 に 適 合 す る も の で あ れ ば 再 生 加 熱 ア ス フ ァ ル ト 混 合 物 に 利 用 で き る 。 た だ し 、 切 削 材 は 粒 度 が ば ら つ き や す い の で 他 の ア ス フ ァ ル ト コ ン ク リ ー ト 発 生 材 を 調 整 し て 使 用 す る こ と が 望 ま し い 。
〔 注 7 〕旧ア ス フ ァ ル ト の 性 状 は 、 針 入 度 ま た は 、 圧 裂 係 数 の ど ち ら か が 基 準 を 満 足 す れ ば よ い 。
11.受注者は、セメント及び石灰安定処理に用いる水に油、酸、強いアルカリ、有機物 等を有害含有量を含んでいない清浄なものを使用しなければならない。