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1 ㎏未満、核分裂性輸送物の ものを除く

HF

9191 143 二酸化塩素(水和物、冷凍) Cl

2

TIHガスの化学記号:

Br

2

臭素 HF フッ化水素 NO

2

二酸化窒素 Cl

2

塩素 HI ヨウ化水素 PH

3

ホスフィン HBr 臭化水素 H

2

S 硫化水素 SO

2

二酸化硫黄 HCI 塩化水素 H

2

S 硫化水素 SO

2

二酸化硫黄 HCN シアン化水素 NH

3

アンモニア

このリストは、物質が水中に流出した場合のみ使用すること

表3 一般的な6種類の TIH(米国の PIH)ガスの量ごとの初期離隔および防護対策の 使い方

表3に、一般的に遭遇しうる吸引危険有毒物質を示す。

この表で示されている物質は次のとおり。

・ アンモニア無水物(UN1005)

・ 塩素(UN1017)

・ エチレンオキシド(UN1040)

・ 塩化水素(無水物) (UN1050) 、塩化水素(深冷液化されたもの) (UN2186)

・ フッ化水素(無水物) (UN1052)

・ 二酸化硫黄(UN1079)

上記物質は、アルファベット順に、大量流出した場合(208 リットルまたは 55 ガロンを 超えた場合)の初期離隔と防護距離が、容器形態別(すなわち容量別)に日中と夜間の風速 別に示されている。

環境による風速の予想の仕方

時速(マイル) 時速(km) 風の状態 説明

6 以下 10 以下 軽風 顔に風を感じる、葉のカサカサという音、

風車が普通に回る

6~12 10~20 弱風 塵がまう、紙が飛ぶ、小枝が動く

12 超 20 超 強風 大きな枝が揺れる、電話ケーブルがゆさ

ゆさと揺れる、傘がさせない

表3 一般的な6種類の TIH(米国の PIH)ガスの量ごとの初期離隔及び防護対策

初めに全方向に 離隔する

次に風下側の人々を保護する条件

日中 夜間

軽風

(< 6マイル/時 = < 10 km/h)

弱風

(6~12マイル/時 = 10~20 km/h)

強風

(> 12マイル/時 =

> 20 km/h)

軽風

(< 6マイル/時 = < 10 km/h)

弱風

(6~12マイル/時 = 10~20 km/h)

強風

(> 12マイル/時 =

> 20 km/h) メートル フィート Km マイル Km マイル Km マイル Km マイル Km マイル Km マイル

容器形態 UN1005 アンモニア(無水物):大量流出

貨物列車タンク 300 (1000) 1.7 (1.1) 1.3 (0.8) 1.0 (0.6) 4.3 (2.7) 2.3 (1.4) 1.3 (0.8) 高速道路のタンクトラック

またはタンクトレーラー

150 (500) 0.9 (0.6) 0.5 (0.3) 0.4 (0.3) 2.0 (1.3) 0.8 (0.5) 0.6 (0.4)

農業用無水アンモニアタンク 60 (200) 0.5 (0.3) 0.3 (0.2) 0.3 (0.2) 1.3 (0.8) 0.3 (0.2) 0.3 (0.2) 小型シリンダー(複数) 30 (100) 0.3 (0.2) 0.2 (0.1) 0.1 (0.1) 0.7 (0.5) 0.3 (0.2) 0.2 (0.1)

容器形態 UN1017 塩素:大量流出

貨物列車タンク 1000 (3000) 9.9 (6.2) 6.4 (4.0) 5.1 (3.2) 11+ (7+) 9.0 (5.6) 6.7 (4.2) 高速道路のタンクトラック

またはタンクトレーラー

600 (2000) 5.8 (3.6) 3.4 (2.1) 2.9 (1.8) 6.7 (4.3) 5.0 (3.1) 4.1 (2.5)

トンシリンダー(複数) 300 (1000) 2.1 (1.3) 1.3 (0.8) 1.0 (0.6) 4.0 (2.5) 2.4 (1.5) 1.3 (0.8) 小型シリンダー(複数)

またはトンシリンダー1台 150 (500) 1.5 (0.9) 0.8 (0.5) 0.5 (0.3) 2.9 (1.8) 1.3 (0.8) 0.6 (0.4)

+ は、一定の大気条件で距離が長くなる場合があることを示す

表3 一般的な6種類の TIH(米国の PIH)ガスの量ごとの初期離隔及び防護対策

初めに全方向に 離隔する

次に風下側の人々を保護する条件

日中 夜間

軽風

(< 6マイル/時 = < 10 km/h)

弱風

(6~12マイル/時 = 10~20 km/h)

強風

(> 12マイル/時 =

> 20 km/h)

軽風

(< 6マイル/時 = < 10 km/h)

弱風

(6~12マイル/時 = 10~20 km/h)

強風

(> 12マイル/時 =

> 20 km/h) メートル フィート Km マイル Km マイル Km マイル Km マイル Km マイル Km マイル

容器形態 UN1040 エチレンオキシド:大量流出

貨物列車タンク 200 (600) 1.6 (1.0) 0.8 (0.5) 0.7 (0.5) 3.3 (2.1) 1.4 (0.9) 0.8 (0.5) 高速道路のタンクトラック

またはタンクトレーラー

100 (300) 0.9 (0.6) 0.5 (0.3) 0.4 (0.3) 2.0 (1.3) 0.7 (0.4) 0.4 (0.3)

小型シリンダー(複数)

または トンシリンダー1台

30 (100) 0.4 (0.3) 0.2 (0.1) 0.1 (0.1) 0.9 (0.6) 0.3 (0.2) 0.2 (0.1)

容器形態 UN1050 塩化水素(無水物) :大量流出

UN2186 塩化水素、深冷液化されたもの:大量流出

貨物列車タンク 500 (1500) 3.7 (2.3) 2.0 (1.2) 1.7 (1.1) 9.9 (6.2) 3.4 (2.1) 2.3 (1.5) 高速道路のタンクトラック

またはタンクトレーラー

200 (600) 1.5 (0.9) 0.8 (0.5) 0.6 (0.4) 3.8 (2.4) 1.5 (0.9) 0.8 (0.5)

トンシリンダー(複数) 30 (100) 0.4 (0.3) 0.2 (0.1) 0.1 (0.1) 1.1 (0.7) 0.3 (0.2) 0.2 (0.1) 小型シリンダー(複数)

または トンシリンダー1台

30 (100) 0.3 (0.2) 0.2 (0.1) 0.1 (0.1) 0.9 (0.6) 0.3 (0.2) 0.2 (0.1)

表3 一般的な6種類の TIH(米国の PIH)ガスの量ごとの初期離隔及び防護対策

初めに全方向に 離隔する

次に風下側の人々を保護する条件

日中 夜間

軽風

(< 6マイル/時 = < 10 km/h)

弱風

(6~12マイル/時 = 10~20 km/h)

強風

(> 12マイル/時 =

> 20 km/h)

軽風

(< 6マイル/時 = < 10 km/h)

弱風

(6~12マイル/時 = 10~20 km/h)

強風

(> 12マイル/時 =

> 20 km/h) メートル フィート Km マイル Km マイル Km マイル Km マイル Km マイル Km マイル

容器形態 UN1052 フッ化水素(無水物):大量流出

貨物列車タンク 400 (1250) 3.1 (1.9) 1.9 (1.2) 1.6 (1.0) 6.1 (3.8) 2.9 (1.8) 1.9 (1.2) 高速道路のタンクトラック

またはタンクトレーラー

200 (700) 1.9 (1.2) 1.0 (0.7) 0.9 (0.6) 3.4 (2.2) 1.6 (1.0) 0.9 (0.6)

小型シリンダー(複数)

または トンシリンダー1台

100 (300) 0.8 (0.5) 0.4 (0.2) 0.3 (0.2) 1.6 (1.0) 0.5 (0.3) 0.3 (0.2)

容器形態 UN1079 二酸化硫黄:大量流出

貨物列車タンク 1000 (3000) 11+ (7+) 11+ (7+) 7.0 (4.4) 11+ (7+) 11+ (7+) 9.8 (6.1) 高速道路のタンクトラック

またはタンクトレーラー

1000 (3000) 11+ (7+) 5.8 (3.6) 5.0 (3.1) 11+ (7+) 8.0 (5.0) 6.1 (3.8)

トンシリンダー(複数) 500 (1500) 5.2 (3.2) 2.4 (1.5) 1.8 (1.1) 7.5 (4.7) 4.0 (2.5) 2.8 (1.7) 小型シリンダー(複数)

または トンシリンダー1台

200 (600) 3.1 (1.9) 1.5 (0.9) 1.1 (0.7) 5.6 (3.5) 2.4 (1.5) 1.5 (0.9)

+ は、一定の大気条件で距離が長くなる場合があることを示す

ERG2016 利用ガイド

The 2016 Emergency Response Guidebook(ERG2016)は、カナダ運輸省(TC)とアメリカ 合衆国運輸省(DOT)、メキシコ通信・交通省(SCT)が、アルゼンチンのCIQUIME (Centro de Informacion Quimica para Emergencias)の協力の下、共同開発したもので、消防隊員、警 察、緊急対応人員などが、危険物が関係する交通事故現場に真っ先に到着する人員を対象と している。ファーストレスポンダーが事故に関係した物質特有の危険を素早く発見し、事故 の初期対応時に自身と一般市民を守るための基本的なガイドブックとなっている。 ガイドブ ックの目的として、「初期対応フェーズ」とは現場に到着した直後で、その間に危険物の有 無やそれが何かを確認し、 防護策と事故現場の確保を開始し、 必要な人員の支援を要請する。

このガイドブックは、 危険物の物理特性や化学特性を提供する目的で作られたものではない。

このガイドブックは、 レスポンダーが危険物事故現場の到着時に初期判断を行う際に手助 けとなるものである。緊急対応の研修、知識または正しい判断を行うための代用品として利 用しないこと。ERG2016では、危険物質事故に関連するあらゆる状況に対応しているわけで はない。 基本的には、 高速道路や鉄道で起こった危険物事故で使用するために作られている。

軍事基地がある場所で利用する場合、値が制限されることを念頭に置くこと。

ERG2016では、最新の国連の勧告やその他国際規制および国内規制の危険物質リストを網 羅している。爆弾は、具体的な出荷名やID NO.を示していないが、ID NO.インデックス(黄 色い縁取りのページ)の最初のページの見出しの先頭に「爆弾(Explosives)」と書かれ、

物質名インデックス(青い縁取りのページ)ではアルファベット順になっている。また、黄 色い縁取りと青い縁取りのページのガイド番号の後に(P)という文字がついている場合、一 定の条件で重合危険性がありえる物質かどうか判別できる (例:アクロレイン、 安定化 131P) 。

危険物質の事故現場にいるファーストレスポンダーは、 できるだけ早い段階で問題となっ ているあらゆる物質のさらなる特定情報を求めること。担当の緊急対応機関に連絡するか、

出荷書類に記載の緊急対応電話番号に電話するか、 または出荷書類で情報を調べるなどして 得た情報のほうが、 本書に記載の情報よりもさらに詳しい正確な情報が得られる場合がある。

緊急時の前に、このガイドブックに慣れておくこと!アメリカ合衆国では、米国労働安全衛

生局(OSHA, 29 CFR 1910.120)の要件と環境保護庁(EPA, 40 CFR Part 311)発行の規制

により、 ファーストレスポンダーは本書の利用方法の研修を受けることが義務付けられてい

る。

ガイドブックの内容

1-黄色い縁取りのページ:ID NO.順の危険物インデックスリスト。ここでは、関係する物 質のID NO.から、参照するページを素早く見つけることができる。1桁の物質のID NO.に続 き、参照するガイド番号と物質名が示されている。

例) ID NO. ガイド番号 物質名

1090 127 アセトン

2-青い縁取りのページ:物質名のアルファベット順の危険物インデックスリスト。ここで は、関係する物質名から、参照するページを素早く見つけることができる。物質名に続き、

参照するガイド番号とID NO.が示されている。

例) 物質名 ガイド番号 ID NO.

硫黄 137 1830

3-オレンジ色の縁取りのページ:すべての安全勧告が書かれている本書で最も重要な箇所。

2ページに渡るガイドが合計63個示されている。各ガイドには、レスポンダー自身と一般市 民を守るための安全勧告と緊急対応情報が書かれている。

左側のページには、安全関連の情報があり、右側のページには緊急対応ガイダンスと火災、

流出、漏えい事故と応急手当ての活動が示されている。各ガイドは、同様の化学特性と毒性 を持つ物質グループを対象に記載されている。

ガイドの見出しで、対象となる危険物の一般的な危険性を特定できる。

例) ガイド124 – ガス-毒性高、腐食性酸化

各ガイドは、主に次の3つのセクションに分かれている。最初のセクションは、潜在的危 険性で、物質にさらされた場合の火災/爆発と健康上の影響が示されている。

発生する可能性が高いものが先に記載されている。緊急レスポンダーは、このセクションか ら読み始めることで、緊急対応チームや周辺住民の保護について、意思決定できる。

2つめのセクションでは、身近な状況に基づいて推奨する一般市民の安全対策がまとめ られている。ここでは、事故現場の即時隔離、推奨する防護服と呼吸具の種類について、一 般的な情報が書かれている。大量流出と少量流出の両方と、火災の状況での推奨避難距離が 示されている(危険の細分化)。

また、黄色い縁取りのページと青い縁取りのページで、太文字になっている物質の場合、吸 引すると危険な有毒(TIH、米国のPIH)物質、化学兵器、水反応性物質(緑色の縁取りのペ ージ)を示した表を参照するよう指定している。

3番目のセクションでは、応急手当てを含む緊急対応事項が書かれている。火災、流出、

化学爆発を起こした事故に対する特別措置もおおまかにまとめられている。 各項の下にいく

つかの推奨事項が書かれており、意思決定に役立てられる。応急手当の情報は、治療を要請

する前の一般的な説明である。

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