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図
6.1.2 NH
3(低濃度地点,上),NH
3(高濃度地点,中)
及びNO
x(下)濃度と排出量の相関図
よび香取(図
6.1.2,中)では明確な傾向はない。
畜産施設からの距離と風向により強く影響されて いると考えられ,これら千葉県内および大里につ いては周辺施設と風向等について検討する必要が あると思われる。
地域別季節変動を(図
6.1.3)に示す。東部は千
葉の影響が大きく濃度が高い。また春-夏にやや 少なく冬季に多い傾向となる。南西諸島(SW)は 大里の影響が強く,春-夏季に高濃度となり秋-冬 は大きく減少する。全国的な濃度分布では例年ど おり1.0ppb を下回る地点は東北・北海道に多かった。また東部,南西諸島以外では明確な季節 変動は認められなかった。
―参 考 文 献―
1) 野口泉:ガス状および粒子状アンモニアの捕集測定方法 (拡散デニューダ法,フィルターパック法およびパッシ ブ法),第48回大気環境学会講演要旨集,244-245,2007 2) 株式会社 小川商会
http://ogawajapan.com/newpage4.html
7.
ま と め平成23年度酸性雨全国調査結果の概要は以下の 図
6.1.3
地域別季節変動通りである。
7.1
湿 性 沈 着日本海側および西部では,冬季に nss-SO42−
および H+濃度が高い傾向を示した。この傾向 は,2005年度までは日本海側で顕著であったが,
2006年度には西部でも冬季に高濃度となる傾向が 確認され,2011年度まで引き続き同様の傾向に あった。nss-SO42−および NO3−沈着量は日本海 側,次いで西部で多い傾向を示し,中央部および 南西諸島では少ない傾向を示した。季節変動は H+沈着量について日本海側で冬季に多い傾向が 顕著であり,西部では初夏や夏に多い傾向があっ た。nss-SO42−お よ び NO3−沈 着 量 に つ い て も H+沈着量に類似した季節変動パターンを示し た。地理的要因や冬季の風向等を考慮すると,越 境大気汚染の影響が示唆された。
7.2
乾性沈着成分濃度(フィルターパック法) 全国36地点で FP 法による乾性沈着調査を実施 したところ,2011年度の大気中のガス状および粒 子状成分の年平均濃度は,2010年度と同程度で あった。地域特性の解析結果から,SO2(g)およ び NH3(g)について地域汚染の影響を受けたと考 えられる地点があった。2003年〜2011年度の経年 変化を調べたところ,SO42−(p),nss-SO42−(p)および NH4+(p)が減少傾向を示した。SO2(g)お よび NH3(g)は,2003年から2010年まで減少傾向 が見られたが2011年度は横ばいに推移した。
7.3
乾性沈着量FP 法の測定結果から,乾性沈着推計ファイル Ver. 4-1-1を用いてインファレンシャル法による 乾性沈着量の推計を行った。平成23年度の乾性沈 着量(ガス+粒子)の年平均値は,非海塩由来硫酸 成分が10.9mmol m−2y−1,硝酸成分が13.6 mmol m−2y−1,アンモニウム成分が24.2mmol m−2y−1 だった。
7.4
ガス成分濃度(パッシブ法)パッシブ法により NO2,NO,O3,および NH3
の測定を行った。NOx,O3は概ね例年どおりで あったが,例年,八幡平では春季に高濃度である が2012年月には37ppb と低かった。NH3では 千葉県内および沖縄大里の濃度が高く,近隣施設 の影響が強いと考えられる。それ以外の地点では NH3に明確な季節変動はみられなかった。
本調査の詳細データは,国立環境研究所地球環 境研究センターにおける地球環境データベースに て順次,公開予定である(http://db.cger.nies.go.
jp/dataset/acidrain/ja/index.html)。
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付表
1
パッシブ法による月および年平均NO
2濃度(2011年度) 単位:ppb㪠㪛 ၞ
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