ワークフロー - はじめにリリースノートでは mitoco の主要な新機能や既存機能の機能強化に関する概要情報を提供します新機能機能強化には既存環境に影響を与える可能性があるものがありま

申請時点の申請者や、承認時点の承認者の情報が履歴に保持されるようになりました。

これまでは申請者や承認者のユーザー情報を変更すると承認履歴に表示されているユーザー情報も変更されていましたが、本機能により申請時、承認時のユーザー名や部署名、役職名を保持するようになります。

※ バージョンアップ以前の申請情報については参照は可能ですが、申請承認時の情報を保持していないため、これまで通り参照した時点での Salesforce の「ユーザー情報」に登録されているユーザー情報が表示されます。

「移行ツール」を実行することで、ツール実行時点の申請者、承認者情報を保持させることが可能です。

なお、保持させる申請・承認者のユーザー名／部署名／役職名を、申請承認時にユーザーが変更して申請や承認することが可能です。これにより現在の部署や役職とは違う立場で申請や承認が必要な場合に、部署名や役職名をその場で変更することが可能です。

※申請者、承認者によりユーザー情報を変更させたくない場合は、システム管理者により承認プロセス設定画面から設定可能です。

以下の画面の改善を行いました。

(1) 申請データの作成や編集画面の全画面表示対応 (2) 申請データ作成画面に表示される各項目間の幅を改善

(3) 承認プロセス選択画面および承認画面の全画面表示対応 (4) 申請者や承認者の情報と、コメント入力欄の表示位置変更

(6) 「承認」「否認」「差戻」「キャンセル」ボタンの配置見直し

承認ステップが進むタイミングで指定の項目を自動で更新する機能を追加しました。任意のタイミングで特定の項目への固定値設定または Apex クラス呼び出しのいずれかを実行することが可能です。

申請情報の詳細画面、および承認履歴画面を印刷する機能を追加しました。

申請者が、申請後の申請情報について取り消しができる機能を追加しました。

なお、取消パターンはシステム管理者が承認プロセスを設定する際に以下の３パターンから設定ができます。

 承認前取消可能：第一承認者が承認する前であれば取消が可能です

 承認後取消可能：承認されていても取消が可能です。承認が完了したものは取消できません

 取消不可：これまでと同様に申請後の取消はできません

※バージョンアップ前に作成した承認プロセスは「承認前取消」が設定されている状態になります。

申請者画面に「承認の取消」ボタンが有効状態で表示されますので、必要に応じて設定を変更してください。

申請承認情報をエクスポートする機能を追加しました。エクスポートした情報は Salesforce のレポートから参照可能です。またレポート機能で CSV やエクセルファイルとしてダウンロードすることもできます。

未承認一覧コンポーネントの Visualforce ページによる提供を開始しました。これにより Salesforce のホーム画面に mitoco ワークフローの未承認一覧を表示させることが可能です。

mitoco 管理者による承認プロセス設定画面でのステップ追加／遷移追加の画面について、全画面表示に対応しました。