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PMを中心としたPJ運営

(年間サイクル)

PJ企画・立案、

基本計画の策定・見直し 公募・採択・契約締結

(実施体制の構築)

推進:委託先訪問、

PDCA 項目 プロジェクトマネジメントのポイント Plan PJ企画・立案

(基本計画の策定等)

・【共通】技術戦略研究センター(TSC)策定の技術戦略(人工知能分野/ロボット 分野 [2.0領域])を基に、PMとして基本計画を策定。外部有識者に加えて、

アドバイザー他、チームメンバーの意見も反映。

Do 公募 ・【共通】PMが、チームメンバーと共に公募要領を作り上げ、説明会にて自ら説明。

学会との連携も重視(人工知能学会、ロボメカ学会等)。

・【人工知能】 拠点参画を原則。研究者や知財の拠点集約。

・【ロボット】 ロボット新戦略を踏まえ、テーマ公募により多数の提案から優れたテー マを採択(平成27年度公募①:58件の提案から18件を採択)。

採択・契約 ・【共通】予算執行を迅速に行うべく、PM制度の利点(意思決定の迅速化等)を 最大限生かし、最短日程での公募~採択~契約を実施。

・【人工知能】 “採択した責任”:委員が、採択・推進・SGを一貫して担当。

・【ロボット】 審査において、外部有識者の技術面の知見を大いに活用。

推進 ・【共通】委託先訪問によるコミュニケーションの深化。技術推進委員会を活用して、

PM・外部有識者から委託先へ助言。実施体制の変更、予算追加配賦。

・【人工知能】 PMとPLの密なコミュニケーションによるマネジメント。

・【ロボット】 ワークショップを活用したビジネスマッチング、個別・全テーマの知財 戦略を知的財産プロデューサーと共に検討。

Check ステージゲート(SG)

評価

・【人工知能】 拠点を育てる観点からの評価。

・【ロボット】 実用化の道筋、知財戦略を重視した評価(平成27年度公募①採択 テーマ:18件から12件が研究開発フェーズに移行)。

Act 次年度予算要求 ・【共通】毎年度の政策と連動した予算要求を経済産業省担当課と協力して実施。

Ⅱ.研究開発マネジメントについて (4) 研究開発の進捗管理の妥当性

動向・情勢の把握と対応(プロジェクトマネジメントにおけるPDCAサイクル)②

40 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度

調査研究 (1年) 先導研究 (1.5年) 公募

研究開発 (2年)

≪調査研究≫ より革新的な研究開発に明確な道筋を付ける。

≪先導研究≫ 優れたシーズ技術を対象として、技術的にブレイクスルーを達成できる目途を得る。

≪研究開発≫ 先導研究で技術の確立に見通しがついたものの研究開発を本格的な研究として実施する。

ステップ

ゲート ステージ ゲート

◆ステップゲート:先導研究の実現性を重視した評価基準により先導研究への移行、中止を評価する。

◆ステージゲート:実用化への見通しをより重視した評価基準により本格的な研究開発への移行、加速、

縮小、中止等を評価する。

RFI

Ⅱ.研究開発マネジメントについて (4) 研究開発の進捗管理の妥当性

動向・情勢の把握と対応(Request for Information の実施)①

○ 平成27年度公募において多数(人工知能分野:8件、ロボット分野:58件の計66件)の提案 がなされたところであり、将来有望又は必要とされる可能性がある技術の中で、現時点で 研究手法が十分体系化されておらず、その実現手段の検討段階から研究開発が必要と 考えられる技術的な課題に対して、国家プロジェクト化の可能性を調べるため、Request for Information (RFI)を実施し、調査研究から着手することとした。

○ なお、NEDO第3期中長期計画においては、「技術戦略及びプロジェクト構想の策定に

当たっては、必要に応じて、RFIの結果を活用する」こととされており、これを実施したもの。

Ⅱ.研究開発マネジメントについて (4) 研究開発の進捗管理の妥当性

動向・情勢の把握と対応(Request for Information の実施)② 【設定課題一覧】

<次世代人工知能技術分野>

<革新的ロボット要素技術分野>

研究開発項目① 大規模目的基礎研究・先端技術研究開発

○ 次世代人工知能プログラミング言語の研究開発

○ マルチモーダルコミュニケーションに関する研究開発

○ 道具の操りと身体性の効果的な相互作用に関する研究開発

研究開発項目④ 革新的なセンシング技術(スーパーセンシング)

研究開発項目⑤ 革新的なアクチュエーション技術(スマートアクチュエーション)

○ ブレイン・マシン・インターフェーズ(BMI)技術の研究開発

○ 次世代機能性材料を用いた革新的ロボット構成要素およびその効果的な活用方法の研究開発

○ 次世代マニピュレーション技術創成のための研究開発

○ Industry4.0等を踏まえたUniversal 1.0 (仮称) に向けた研究開発

○ 自律型ヒューマノイドロボットの研究開発

研究開発項目⑥ 革新的なロボットインテグレーション技術

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<次世代人工知能技術分野>

・採択審査委員、技術推進委員、ステージゲート 評価委員を基本的に同一委員で構成し、助言・

指導。

⇒ 国内最高峰の人工知能技術の研究開発拠点 を目指し、親身になって拠点の育成に貢献。

*平成29年度 先導研究

「次世代人工知能技術の社会実装に関する グローバル研究開発」 [採択審査]

・人工知能の研究開発/利活用に取組む 企業関係者を中心に採択審査委員を構成。

*平成29年度 調査研究

AIコンテスト方式による中小・ベンチャー 企業支援 [採択審査]

・人工知能の利活用や経営に取組む有識者を 中心に採択審査委員を構成。

■ 採択審査委員

浅田 稔 氏(大阪大学) 【委員長】

淺川 和雄 氏((株)富士通研究所)

上田 修功 氏(日本電信電話(株))

川上 登福 氏((株)経営共創基盤)

北野 宏明 氏((株) ソニー CSL)

杉浦 孔明 氏((国研)情報通信研究機構)

中島 秀之 氏(東京大学)

浩一 氏(東京大学)

■ 技術推進委員/ステージゲート評価委員 浅田 稔 氏(大阪大学)【委員長】

北野 宏明 氏((株) ソニー CSL)

中島 秀之 氏(東京大学)

武田 晴夫 氏((株)日立製作所)

■ 採択審査委員

武田 晴夫 氏((株)日立製作所) 【委員長】

浦川 伸一 氏(SOMPOホールディングス(株))

神林 飛志 氏((株)ノーチラス・テクノロジーズ)

小寺 秀俊 氏(京都大学)

小松崎 常夫 氏(セコム (株))

中島 秀之 氏(東京大学)

細田 祐司 氏(日本ロボット学会)

■ 採択審査委員

川上 登福 氏((株)経営共創基盤) 【委員長】

大沢 英一 氏(公立はこだて未来大学)

進藤 智則 氏((株) 日経BP)

本村 陽一 氏((国研)産業技術総合研究所)

山本 晶 氏(学校法人慶応義塾)

Ⅱ.研究開発マネジメントについて (4) 研究開発の進捗管理の妥当性

各種委員会の構成(人工知能分野)

<革新的ロボット要素技術分野>

・採択審査委員、技術推進委員を基本的に同一委員にて構成。採択審査に関わった委員 が責任感を持って助言・指導。

・ステージゲート評価は、事業終了後の実用化への見通しを重視するため、産業界を中心 に異なる委員構成。

⇒テーマの継続・終了・予算配賦等を厳しく評価。

■ 採択審査委員

小松崎 常夫 氏(セコム(株)) 【委員長】

内山 氏((公財)みやぎ産業振興機構)

金岡 克弥 氏((株) 人機一体、立命館大学)

三平 満司 氏(東京工業大学)

佑樹 氏((株)SUGAR SWEET ROBOTICS)

坪内 孝司 氏(筑波大学)

英雄 氏((株)日刊工業新聞社)

■ 技術推進委員

三平 満司 氏(東京工業大学) 【委員長】

金岡 克弥 氏((株) 人機一体、立命館大学)

金出 武雄 氏(カーネギーメロン大学)

坪内 孝司 氏(筑波大学)

■ ステージゲート評価委員

渡辺 裕司 氏((株)小松製作所) 【委員長】

金岡 克弥 氏((株) 人機一体、立命館大学)

久保 智彰 氏(ロボット革命イニシアティブ協議会)

冨田 浩治 氏((株) 安川電機)

本田 幸夫 氏(大阪工業大学)

<Request for Information (RFI) を踏まえた調査研究・先導研究>

■ 採択審査委員

浅田 稔 氏(大阪大学) 【委員長】

金岡 克弥 氏((株) 人機一体、立命館大学)

川上 登福 氏((株)経営共創基盤)

三平 満司 氏(東京工業大学)

坪内 孝司 氏(筑波大学)

■ ステップゲート評価委員

浅田 稔 氏(大阪大学) 【委員長】

金岡 克弥 氏((株) 人機一体、立命館大学)

小松崎 常夫 氏(セコム(株))

三平 満司 氏(東京工業大学)

坪内 孝司 氏(筑波大学)

Ⅱ.研究開発マネジメントについて (4) 研究開発の進捗管理の妥当性

各種委員会の構成(ロボット分野)

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(1) 知財調査

個別の研究開発テーマ毎に、NEDO事業費にて以下の知財調査を実施している。

調査内容

① 広域調査マップ 研究開発テーマの内容より広い概念で調査し、研究開発 テーマの位置づけを俯瞰してみるもの

② 広域調査まとめ 研究開発テーマの構成要素に係る特許・文献を模式的 に表したもの

③ 出願支援資料 課題とそれを解決するためのアイデアを一覧表等にまと め、新たな発明につなげるもの

(2) 知財戦略立案

独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)から常駐派遣いただいた知的財産 プロデューサーを中心に、(1)の知財調査結果を基に知財戦略を立案/委託先に フィードバックし、研究開発内容に反映している。

Ⅱ.研究開発マネジメントについて (5) 知的財産等に関する戦略の妥当性

知財戦略策定に係る取組

○ 実用化に向けた道筋を示すため、知的財産プロデューサーと共に、個別の研究開発

テーマ毎に(1)知財調査、(2)知財戦略立案を実施した上で、それらの結果を委託先

にフィードバックする活動を実施している。

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