1.レッカー牽引・車両引取サービス
(1) 内容
ご契約のお車が事故や故障により自力走行不能となった場合に生じた次の費用を お支払いします。ただし、①および②をあわせて 20 万円を限度とします。
① 自力走行不能となった場所から修理工場または当社の指定する場所までのご 契約のお車のレッカー手配とレッカー牽引に必要な費用
② ご契約のお車を修理した場合に、修理完了後のご契約のお車をお客さまの居 住地まで搬送するために必要な費用、または、修理完了後のご契約のお車を引 き取るために必要な往路1名分の交通手段を利用するために必要な費用 レッカー牽引・車両引取サービスの対象となる場合、「車両搬送時諸費用特約」の 規定に従い、特約の補償対象となる費用については 20 万円を限度に保険金として お支払いします。
(2) ご利用上の注意
① 休日夜間等で修理工場にレッカー移動した車両を即時入庫できない場合の保 管料、および保管後の修理工場への搬送費用もレッカー牽引・車両引取サービ スに含まれます。ただし、一旦指定された修理工場へ搬送した後に、再度、別 の修理工場へ搬送したことにより生じた費用は対象とはなりません。
② 自力走行不能とは、事故や故障により車が動かない状態もしくは法令により 運転してはならない状態をいいます。なお、脱輪・落輪(溝に駆動輪がはまる などして走行不能になった状態)の場合は、レッカー牽引・車両引取サービス の対象として引き上げ作業を行います。
<自力走行不能の該当可否>
自力走行不能と同様 と見なす場合
・ 運転者が運転中に発生した傷害および疾病により、当該車 両の運転が不能となった場合(後日、診断書の提出が必要 となる場合があります。)
・ 眼鏡やコンタクトレンズの運転中の紛失・破損により運転 が不能となった場合
・ 夜間にヘッドランプがつかない場合 など 自力走行不能と見な
さない場合
・ ご契約のお車が事故または故障ではなく、自動車検査証の 不携帯または有効な自動車検査証の交付を受けていないた めに自力走行不能となった場合 など
③ 廃車を目的とした搬送は、レッカー牽引・車両引取サービスの対象外となり ます。
④ 搬送するために必要な費用は、あらかじめ当社の承認がないかぎり、合理的 な経路および方法による搬送により発生する費用とします。
⑤ レッカー牽引・車両引取サービスの対象となる場合、車両搬送時諸費用特約 による保険金をお支払いできないときも、レッカー牽引・車両引取サービスを 提供します。
⑥ 車両保険のご請求があり、かつ、当社がお支払い可能と判断した場合は、牽 引料金などを車両保険でお支払いします。なお、車両保険はご契約のノンフリー ト等級に影響が出る場合があるため、ご契約のノンフリート等級に影響のない 車両搬送時諸費用特約を車両保険に優先して適用します。
⑦ 修理完了後のご契約のお車を引き取るために必要な往路1名分の交通手段の 費用は、あらかじめ当社の承認がないかぎり、合理的な経路および方法である 交通手段の費用に限ります。
⑧ 搬送および引取をするために必要な費用は、一旦お客さまにお立替えいただ くことがあります。その場合は、後日、お立替えいただいた費用を限度額の範 囲内でお支払いします。また、お立替えいただいた費用をご請求いただく際に、
請求書類とあわせて領収証の原本をご提出いただきます。バスや電車等の領収 証のお取り付けが困難な交通機関をご利用の場合は、所定の請求用紙にご記入 の上、ご請求いただきます。
2.代替交通費用サービス
(1) 内容
① ご契約のお車が事故や故障により自力走行不能となり、レッカー牽引・車両 引取サービスの提供を受けた場合で、居住地またはその他の場所(当面の目的 地)までの代替の交通手段が必要となったときに、必要となる代替交通費を、
ロードサービスの対象者1名につき2万円を限度にお支払いします。
② 交通手段としてタクシーまたはレンタカーを使用する場合は、1台につき 2万円を限度とします。
代替交通費用サービスの対象となる場合、「車両搬送時諸費用特約」の規定に従い、
特約の補償対象となる費用については保険金としてお支払いします。
(2) ご利用上の注意
① 代替交通費にかかる費用は、一旦お客さまにお立替えいただき、後日、限度 額の範囲内でお支払いします。また、お立替えいただいた費用をご請求いただ く際に、請求書類とあわせて領収証の原本をご提出いただきます。バスや電車 等の領収証のお取り付けが困難な交通機関をご利用の場合は、所定の請求用紙 にご記入の上、ご請求いただきます。
② 代替となる交通手段の利用は、あらかじめ当社の承認がないかぎり、合理的 な経路および方法である交通手段を 24 時間以内に利用した場合に限ります。
③ 次のいずれかに該当するものは、代替交通費に含みません。
ア. 飲食費用等の移動の目的以外のサービス料金 イ. 謝礼金または謝礼のための贈答品の購入費用等
ウ. 移動の手段として代替交通費用サービスの対象者がタクシー、バス等以外 の自動車を利用した場合の燃料代または有料道路料金
④ 代替交通費用サービスの内容の詳細は、「車両搬送時諸費用特約」の規定を 準用します。
3.臨時宿泊費用サービス
(1) 内容
ご契約のお車が事故や故障により自力走行不能となり、レッカー牽引・車両引取 サービスの提供を受けた場合で、自力走行不能となった地からもよりのホテル等有 償の宿泊施設に宿泊せざるを得ないときに、必要となる臨時宿泊費を、ロードサー ビスの対象者1名につき1万円を限度にお支払いします。
臨時宿泊費用サービスの対象となる場合、「車両搬送時諸費用特約」の規定に従い、
特約の補償対象となる費用については保険金としてお支払いします。
(2) ご利用上の注意
① 臨時宿泊費にかかる費用は、一旦お客さまにお立替えいただき、後日、限度 額の範囲内でお支払いします。また、お立替えいただいた費用をご請求いただ く際に、請求書類とあわせて領収証の原本をご提出いただきます。
② 臨時宿泊費は、ホテル等有償の宿泊施設に宿泊するために必要な1泊分の客 室料の費用とします。
③ 次のいずれかに該当するものは、臨時宿泊費に含みません。
ア. 飲食費用等の宿泊の目的以外のサービス料金 イ. 謝礼金または謝礼のための贈答品の購入費用等
④ 臨時宿泊費用サービスの内容の詳細は、「車両搬送時諸費用特約」の規定を 準用します。
4.緊急修理サービス
(1) 内容
① ご契約の自動車が故障やトラブルにより自力走行が不能な場合に、修理業者 を手配し、現場にて 30 分程度で対応可能な応急修理・軽作業を無料で行いま す。
ア. キー閉じ込み時の鍵開け(一般的なシリンダーキーに限ります。)
イ. バッテリー上がり時のジャンピング(ケーブルをつないでエンジンをス タートさせることをいいます。)
ウ. パンク時のスペアタイヤ交換(チェーン脱着は対象外)
エ. 各種オイル漏れ時の補充(適合するオイルをご用意できる場合に限りま す。)
オ. 冷却水補充
カ. 各種灯火類のバルブ・ヒューズ類の交換(汎用性の高いバルブを使用して いる場合に限ります。)
キ. ボルトの締め付け
② 次の費用はお客さまのご負担となります。
ア. 部品代・オイル代・冷却水代 イ. セキュリティ装置付車両の鍵開け代 ウ. パンク修理代
エ. 特殊作業費用
オ. 上記①で 30 分程度を超えた場合の作業料
(2) ご利用上の注意
① キー閉じ込み時の鍵開けに関して
ア. セキュリティ装置(イモビライザー等)付車両など、トラブル現場での開 錠作業が不可能な場合は、緊急修理サービスの提供ができません。
イ. サポート事業者に対し、本人を証明できるものの提示をお願いします。
ウ. キーの作成は緊急修理サービスの対象外となります。また、鍵の紛失時の 鍵開けはお客さまのご負担となります。
エ. お子さまが閉じ込められた際には一刻も早い対応が必要となりますので、
お客さまご自身で消防署へ緊急通報していただくなどのご対応をお願いしま す。安全上、手配をお断りする場合がございます。
オ. スペアキーを取りに行く方が便宜であるとサポート事業者が判断した場合 は、開錠サービスは実施しないものとします。
カ. お客さまが自動車運転免許証またはこれに準ずる公的証明媒体 ( 以下証明 媒体といいます。) によりその身分を証明できない場合は、開錠サービスは 実施しないものとします。ただし、証明媒体が車内にあるとサポート事業者 が判断し、かつ、開錠につき一切の責任をお客さまが負う旨、所定の念書に