6ヶ月後
→IQ85以上が33名中19名
1年後
→IQ85以上が33名中21名
前半6ヶ月時点で急激に上昇
した群が、1年後もIQをほぼ維
持(Rapid Lernar?)。
プログラム参加前後の療育成果との比較 ( in preperation)
38
知能指数の変化量を比較
①プログラム参加半年前~参加直前の変化
②プログラム参加直前から参加半年後の変化
プログラム参加前後の療育成果との比較 ( in preperation)
39
表出言語発達の推移
20%(8名)が無発語。
53%(21名)が2語発 話
28%(11名)が、1 語発話
80 %( 32 名)が、
表出言語課題を通過
受容言語発達の推移
8%(3名)が受容無。
77%(31名)が概念の 理解を獲得。
92 %( 37 名)が、
受容言語課題を通過
15%(6名)が、名 詞の受容。
視覚・運動発達の推移
10%が非通過群
68%が四角構成を 通過。
90 %が、何らかの視覚・
運動機能課題を通過
23%が、マッチン グまで通過
PDD 自閉症 PDD 自閉症
N 16 12 7 5 40
IQ>85 16(1.00) 5(0.42) 1(0.14) 0(0.00) 20(0.50) 表出言語 16(1.00) 12(1.00) 2(0.29) 2(0.40) 32(0.80) 受容言語 16(1.00) 12(1.00) 5(0.71) 3(0.60) 36(0.90) 視覚・運動 16(1.00) 12(1.00) 6(0.86) 4(0.80) 38(0.90)
*人数(比率)
IQ>50 IQ<50
Total
知的障害との関連
・早期集中療育の効果が最も大きいのは、重度の知的 障害のないPDD群
・重度の知的障害がある場合、IQと表出言語の成果に 個人差がある
・受容言語・視覚/運動領域は、成果が出やすい
考察と展望
・集中的な支援から6ヶ月経過した段階で、IQの伸びが 2傾向に分かれる可能性
→長期的なフォローアップ
→支援とアセスメントを兼ねたフェイズが必要
→お子さんの特性に合わせた支援期間・内容の決定
・診断名と知的障害の程度が療育成果に関連
→診断名を反映する別指標の検討(自閉度の評価)
→医療と連携した診断基準のすり合わせ
・知能指数に反映されない個別の行動の学習や、生活
における問題の改善を評価する指標が必要
子どものタイプに応じた支援で、効果を最大に
45
4
9
13 15
17
14 10
3 2
12 3 45 6 78 109 1112 1314 1516 17 1819 2021 2223 2425 2627 2829
Pre Post1(6-m) Post2(1-y)
14%
52%
34%
31%
59%
10
%
45%
48%
受容無 7%
名詞
概念
4
9
13 15
17
14 10
3 2
1 23 45 67 89 1011 12 1314 1516 1718 1920 2122 23 2425 2627 2829
Pre Post1(6-m) Post2(1-y)
14%
52%
34%
31%
59%
10
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45%
48%
受容無 7%
名詞
概念
4
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17
14 10
3 2
12 34 5 67 89 1011 1213 1415 16 1718 1920 2122 2324 2526 27 2829
Pre Post1(6-m) Post2(1-y)
14%
52%
34%
31%
59%
10
%
45%
48%
受容無 7%
名詞
概念
知能検査において1歳~2歳級の課題のうち複数を通過する。
あるいは、指示に反応しないが、自発的に興味を持てば認知課 題などに好んで取り組む。
随伴性の検知、模倣、受容言語、表出言語の足掛かりだけ集中 的に整備すれば、あとは通常のプログラムを順序通りに進めて 行けるケースが多い。時間数に応じて成果も出やすい。
知能検査において
1~
2才級の通過が難しい。ゆっくり学習するタイ プ。自閉度よりも、知的障害による困難性が強い場合も多い。
特に知的な機能において劇的な変化は見られないため、保護者の 手ごたえは様々。「生活にすぐ活かせる」「その子のもつレパート リーを機能的にする」ことを優先的に行うことで、確実に子どもので きることは増える。
2語以上の発語を獲得しているなど、ある程度コミュニケーション機能の高
いタイプ。集団場面などでの苦手さや、行動統制の難しさが主訴となること が多い。
自閉度によっても介入の方向性は異なるが、机上場面は「実は分かってい ないこと」を丁寧に教えるために少し必要で、あとは遊びなどの自然場面や、
年齢が上がれば学校ごっこなどSSTの指導が中心となる。
46
家庭療育の位置づけと課題
46
ペアレントトレーニングを通じた家庭療育
・保護者が日常的に療育的に対応
・低価格化
・効果の保持
→ プログラム卒業後、就学後も、保護者が自信を持って、
主体的に子どもをサポートできる基盤形成
親の負担が高く、参加者全 員が主体的に継続できるわ けではない。
→ 家庭の状況に応じた支援 やプログラムの幅が必要
育児ストレスを測定
→
「
PSI育児ストレスインデックス」
• Abidin(1983)
の原版
PSIを兼松らが翻訳、標 準化した尺度
•
子どもの特徴にかかわるストレスと親自身に
かかわるストレスの2側面、15下位尺度、78
項目によって構成
療育と育児ストレス(竹内 ,2013 )
47
●療育開始~半年、1年両方の時点で、有意な変化なし
⇒家庭療育によって子どもにポジティブな変化があっても、顕著にストレ
スを下げることにはつながらない可能性
●中断群は、継続群に比べて、特に親自身に関するストレスが高い
•
中途解約/後期に家庭療育の時間が0hになった家庭→中断群
•
短時間でも継続した家庭→継続群
療育と育児ストレス(竹内 ,2013 )
48
●父親のサポートが多いと、
家族機能や夫婦関係満足度 も高く、さらに母親の親機能と、
子どもに対して抱く違和感や
障害受容にも良い影響を与え
る可能性。
総合考察
49