単にリンクとも呼ばれるハイパーリンクは、ページ間の繋がりを形成します。Web ページでは一般に、リンクは周辺のテ キストとは異なるカラーで表示され、アンダーラインが引かれています。あるページのリンクを Web サイトのビジター
がクリックすると、別のページが開きます。
リンクによって、ビジターは Web サイトの中を移動できます。Web サイトに新規ページを追加したら、既存ページに新 規ページへのリンクを追加する必要があります。それにより、ユーザが既存ページのリンクをクリックして、新規ページ を表示できます。
Web ページまたはブログエントリの下書きにリンクを追加しても、ページを公開するまで、そのリンクは参照可能ではあ りません（149ページのWeb ページとブログエントリの公開を参照）。リンクを含む Web ページまたはブログエントリ を公開する前に、「ブラウザでプレビュー」機能を使用してリンクをテストし、その動作を確認してください。
本章は、以下の項で構成されています。
• 129ページのテキストおよびイメージのリンクの作成
• 137ページの詳細リンクオプションの設定
• 142ページのリンクの編集
• 143ページのリンクのテスト
テキストおよびイメージのリンクの作成
Contribute CS3 では、Web ページやブログのテキストまたはイメージをリンクとして機能させることができます。Web
サイトを訪れたビジターがリンク（指定されているテキストまたはイメージ）をクリックすると、ブラウザに別の Web
ページやファイルが表示されたり、電子メールアプリケーションが起動したりします。リンクがブログ内にある場合は、
別のブログエントリが表示されます。
テキストまたはイメージは次のものにリンクできます。
• 現在の下書き（編集中のページ）、または Web サイト上に最近公開したページ
• リンクと同時に作成された新規の Web ページ
• リンクと同時に作成された新規のブログエントリ
• 自分の Web サイトまたは他の Web サイト上にある既存の Web ページ
• 電子メールアドレス
• Microsoft Word や PDF ファイルなど、コンピュータ上の既存ファイル
注意: Adobe® Acrobat® Connect 5.5 および 6 アカウント内の項目にリンクする方法については、136ページのAdobe®
Acrobat® Connect™ のコンテンツ、トレーニング、および会議へのリンクを参照してください。
下書きまたは Web サイト上に最近公開したページへのリンク
ページ上に、現在編集している下書き、または Web サイト上に最近公開したページへのリンクを作成できます。
Contribute には、リンク可能な現在編集中の下書きの全リストが表示され、Web サイト上に公開された最新の 10 ページ
分のリストが格納されています。
現在の下書きや最近公開したページ以外のページへのリンクについて詳しくは、133ページの自分の Web サイトまたは
他の Web サイト上にあるページへのリンクを参照してください。
Web サイト上にある下書きまたは Web サイト上に最近公開したページへのリンクを作成するには：
1 下書きで、次のいずれかの操作を行って、リンクを表示する場所を指定します。
• 下書きに挿入ポイントを置きます。
• 下書き内のテキストを選択します。
• 下書き内のイメージを選択します。
2 次のいずれかの操作を行って、リンクの挿入ダイアログボックスを表示します。
• ツールバーで「リンク」ボタンをクリックし、「下書きと最新ページ」を選択します。
• 挿入／リンク／下書きと最新ページを選択します。
• 右クリック（Windows）または Control キーを押しながらクリック（Macintosh）して、「リンクを挿入」を選択し ます。
リンクの挿入ダイアログボックスが表示されます。
3 ダイアログボックスの上部にある「下書きおよび最新のページ」ボタン（Windows）または「下書き」ボタン
（Macintosh）が選択されていない場合は、その該当するボタンをクリックします。
4 ダイアログボックスに情報を入力します。
ダイアログボックスの各オプションについて詳しくは、「ヘルプ」ボタンをクリックしてください。
5「OK」をクリックします。
下書きにリンクが表示されます。
新規ページへのリンク
Web サイト上の新規 Web ページへのリンクを作成することもできます。つまり、Contribute がリンクを作る時点で同 時に作成する新しいページへリンクを張ることができます。
注意: リンクを含む下書きを公開すると、新規ページが Web サイト上に表示されます。
例えば、製品リストのページの作業をしていて、製品に関するページへのリンクを作成する必要があるもののそのページ がまだ存在していない場合でも、Contribute ではページにコンテンツを追加する前に、その新規ページと新規ページへ のリンクを作成できます。
Web サイトに新規ページを追加するときには、リンクと新規ページを同時に作成し、その後でページにコンテンツを追加 することをお勧めします。（Web サイトに新規ページを追加するもう 1 つの方法は、まずページを作成し、次にそのペー ジをリンクすることです。詳しくは、58ページのWeb サイト上のページの作成またはコピーを参照してください。
新規ページを作成するのと同時に、新規ページへのリンクを作成することをお勧めします。そうすれば、後で新規ページ にリンクすることを覚えておく必要がなくなり、ユーザが確実に Web サイト上のそのページに移動できます。
新規ページへのリンクを作成するには：
1 下書きで、次のいずれかの操作を行って、リンクを表示する場所を指定します。
• 下書きに挿入ポイントを置きます。
• 下書き内のテキストを選択します。
• 下書き内のイメージを選択します。
2 次のいずれかの操作を行って、リンクの挿入ダイアログボックスを表示します。
• ツールバーの「リンク」ボタンをクリックし、「新規ページの作成」を選択します。
• 挿入／リンク／新規ページの作成を選択します。
• 右クリック（Windows）または Control キーを押しながらクリック（Macintosh）して、「リンクを挿入」を選択し ます。
リンクの挿入ダイアログボックスが表示されます。
3 ダイアログボックスの上部の「新規ページの作成」ボタン（Windows）または「新規ページ」ボタン（Macintosh）
が選択されていない場合は、その該当するボタンをクリックします。
ダイアログボックスの下部が変化します。
4 ダイアログボックスに情報を入力します。
ダイアログボックスの各オプションについて詳しくは、「ヘルプ」ボタンをクリックしてください。
5「OK」をクリックします。
下書きにリンクが追加され、Contribute エディタに新規ページが表示されます。リンクが追加された下書きに戻るには、
ページパネルで下書きのタイトルをクリックします。
注意: 新規ページは、そのページにリンクしている下書きと同じフォルダに自動的に保存されます（別の Web サイトを選
択しなかった場合）。下書きを公開すると、新規ページも公開されます。新規ページを保存するフォルダは、必要に応じ て変更できます。
新しい空白のブログエントリへのリンク
ブログ上の新しい空白のブログエントリへのリンクを作成することもできます。つまり、Contribute がリンクを作る時
点で同時に作成する新しいブログエントリへリンクを張ることができます。
注意: ブログエントリの下書き（リンクを挿入するブログエントリ）をリンクとともに公開すると、新しい空白のブログ エントリがブログに表示されます。
新しい空白のブログエントリへのリンクを作成するには：
1 ブログエントリの下書きで、次のいずれかの操作を行ってリンクの場所を指定します。
• 下書きに挿入ポイントを置きます。
• 下書き内のテキストを選択します。
• 下書き内のイメージを選択します。
注意: ブログによっては、イメージファイル、添付ファイル、メディアファイル、およびローカルファイルへのリンクを コンテンツに含めることができない場合があります。ブログがこの要件に該当するかどうか確認してください。
2 次のいずれかの操作を行って、リンクの挿入ダイアログボックスを表示します。
• ツールバーの「リンク」ボタンをクリックし、「新規ページの作成」を選択します。
• 挿入／リンク／新規ページの作成を選択します。
• 右クリック（Windows）または Control キーを押しながらクリック（Macintosh）して、「リンクを挿入」を選択し ます。
リンクの挿入ダイアログボックスが表示されます。
3 ダイアログボックスの上部の「新規エントリを作成」ボタン（Windows）または「新規エントリ」ボタン
（Macintosh）が選択されていない場合は、その該当するボタンをクリックします。
ダイアログボックスの下部が変化します。
4 ダイアログボックスに情報を入力します。
ダイアログボックスの各オプションについて詳しくは、「ヘルプ」ボタンをクリックしてください。
5「OK」をクリックします。
注意: 新規ブログエントリは、そのエントリにリンクしている下書きと同じフォルダに自動的に保存されます。下書き
（リンクを挿入したブログエントリ）を公開すると、新規ブログエントリも公開されます。ブログエントリの公開につい て詳しくは、165ページのブログへのブログエントリの公開を参照してください。