リモートブートのしくみを図
15
に示します。この図は、前節でとりあげたDaqOperator
、SampleReader
、SampleMonitor
がそれぞれ別の計算機で稼働するシステムのブートを示してい ます。1. run.py
がコマンドラインから起動されます。起動されたrun.py
は引数で指定されたコン フィギュレーションファイルをパーズしてどの計算機でDAQ
コンポーネントを起動するか 把握します。2. run.py
はDAQ
コンポーネントを起動する計算機のPort 50000
にアクセスしrtc.conf
作成 の指示を出します。指示を受け取るのはxinetd
から起動されたbootComps.py
です。3. bootComps.py
はrtc.conf
を作成し、作成できたかどうかをrun.py
に通知します。4. run.py
はrtc.conf
が各計算機で作成できたら続けてxinetd
を経由してbootComps.py
に 対してDAQ
コンポーネントを起動する指示をだします。起動するコンポーネントのパスはconfig.xml
に書かれているものを使用します。5.
起動したDAQ
コンポーネントは各計算機で作られたrtc.conf
をもとにNaming Service
が付録
E
リモートブートセットアップOperatorPC
run.py
rtc.conf DaqOperator
Naming Service SampleReader SampleMonitor
ReaderPC bootComps.py
xinetd
rtc.conf SampleReader
MonitorPC bootComps.py
xinetd
rtc.conf SampleMonitor config.xml
図15 リモートブートのしくみ。
動いている計算機を把握し、
Naming Service
にアクセスし自身の情報を登録します。6. run.py
は続いてDaqOperator
を起動します。DaqOperator
は起動後、config.xml
を見て システムを把握し、各DAQ
コンポーネントの情報をNaming Service
へ問い合わせます。その後
DAQ
コンポーネント間を接続します。付録
F SCIENTIFIC LINUX
インストール方法図16 計算機タスクの選択
付録 F Scientific Linux インストール方法
Scientific Linux
のウェブサイトはhttp://www.scientificlinux.org/
です。インストールCD
、DVD
イメージはこのサイト、あるいは下記の日本にあるミラーから取得することができ ます。•
http://ftp.riken.jp/Linux/scientific/ (
理研)
•
http://ftp.ne.jp/Linux/distributions/scientificlinux/ (KDDI
研究所)
•
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/scientific/ (JAIST)
•
http://reflx1.kek.jp/scientific/ (KEK (KEK
内部からのみ接続可能))
インストールは
GUI
にしたがってやっていけばあまりまようところはないと思いますが、パッ ケージについて、DAQ
コンポーネントを開発する場合にどのパッケージをインストールしておけ ばよいか、以下で解説します。F.1 新規にインストールする場合 (SL 5.x)
インストールの途中で、そのマシンで主として行う作業についての画面がでてきますが、ここで
Software Development
にチェックを追加しておく(
図16)
と必要なパッケージがほぼインストー ルされます。WebUI
を使う場合はmod_python
が必要ですのでインストール後に付録
F SCIENTIFIC LINUX
インストール方法図17 SL 5.xでの開発パッケージの追加
root# yum install mod_python
としてインストールしておきます。また
Scientific Linux 5.x
では上のパッケージセレクションで はエディタとしてEmacs
がインストールされないので必要ならインストール後にroot# yum install emacs
などしてインストールしておきます。
SELinux
、iptables
の設定についてF.7
節をご覧ください。
ドキュメント内
VMware Player Scientific Linux 5.x 6.x 7.x RPM
(ページ 83-86)