サンプルプログラムを実行するマシンには、Java バージョン 1.5.0_11-b03 がインストールされている必要が あります。Web Services Hub は、サンプルプログラムの実行時に実行されている必要があります。
サンプル Java プログラムを実行するには、サンプルプログラムのディレクトリに移動し、実行するサンプル プログラムのバッチまたはスクリプトファイルを実行します。たとえば、/axis/
CustomerLookup_MULTIPLEROW ディレクトリの Sample.java プログラムをコンパイルするには、そのディ レクトリに移動して、RunSample.bat(Windows)または RunSample.sh(UNIX)を実行します。
必要なパラメータを付けて、サンプルプログラムを実行します。
リアルタイム Web サービスの例
ここでは、リアルタイム Web サービスのサンプルプログラムについて説明します。 各ディレクトリには、リ アルタイム Web サービスを使用する異なる方法を実演するサンプルプログラムが含まれています。
複数行ルックアップ
/CustomerLookup_MULTIPLEROW ディレクトリのサンプルプログラムは、クライアントアプリケーションが ルックアップを実行して複数行データの応答を処理する Web サービスワークフローを実行する方法を示しま す。
Sample.java
このサンプルプログラムは、データベース内で顧客 ID をルックアップして顧客情報を印刷する PowerCenter Web サービスワークフローを呼び出します。 ワークフローは、SQL トランスフォーメーションを使用して、
データベースから複数行を取得します。
ディレクトリ: /CustomerLookup_MULTIPLEROW
Java サンプルをコンパイルするファイル: CompileSample.bat または CompileSample.sh Java サンプルを実行するファイル: RunSample.bat または RunSample.sh
以下の表は、Sample アプリケーションの実行に使用するパラメータについて説明します。
パラメータ 説明
顧客ID ルックアップする顧客のID。顧客IDは、整数として渡します。
エンドポイン
トURL Webサービスを探すURLエンドポイントURLは、文字列として渡します。
リアルタイムWebサービスのエンドポイントURLは、WebサービスWSDLのservice要
素のsoap:address位置要素に見つかります。サンプルWebサービスのデフォルトのエン
ドポイントURLはhttp://<WSHHostName>:<WSHPort>/wsh/services/ts/
CustomerLookup_MULTIPLEROWです。
Web Services HubをHTTPSで実行している場合、エンドポイントURLはHTTPSで始ま ります。
1 行ルックアップ
/CustomerLookup_SINGLEROW ディレクトリのサンプルプログラムは、クライアントアプリケーションがル ックアップを実行して 1 行データの応答を処理する Web サービスワークフローを実行する方法を示します。
Sample.java
このサンプルプログラムは、データベース内で顧客 ID をルックアップして顧客情報を印刷する PowerCenter Web サービスワークフローを呼び出します。 マッピングは、ルックアップトランスフォーメーションを使用し て、データベースから 1 行取得します。
ディレクトリ: /CustomerLookup_SINGLEROW
Java サンプルをコンパイルするファイル: CompileSample.bat または CompileSample.sh Java サンプルを実行するファイル: RunSample.bat または RunSample.sh
リアルタイムWebサービスの例 125
以下の表は、Sample アプリケーションの実行に使用するパラメータについて説明します。
パラメータ 説明
顧客ID ルックアップする顧客のID。顧客IDは、整数として渡します。
エンドポイン
トURL Webサービスを探すURLエンドポイントURLは、文字列として渡します。
リアルタイムWebサービスのエンドポイントURLは、WebサービスWSDLのservice要
素のsoap:address位置要素に見つかります。サンプルWebサービスのデフォルトのエン
ドポイントURLはhttp://<WSHHostName>:<WSHPort>/wsh/services/ts/
CustomerLookup_SINGLEROWです。
Web Services HubをHTTPSで実行している場合、エンドポイントURLはHTTPSで始ま ります。
付 録 B
Web ブラウザの設定
• Web ブラウザの設定, 127 ページ
Web ブラウザの設定
Microsoft Internet Explorer または Google Chrome を使用して、Informatica プラットフォームで Web サー ビス Hub コンソール起動することができます。
Web サービス Hub コンソールを実行するには、ブラウザで次のオプションを設定します。
スクリプトとActiveX
Microsoft Internet Explorer で次のコントロールを有効にします。
• アクティブスクリプト
• プログラム的なクリップボード アクセスの許可
• ActiveX コントロールとプラグインの実行
• スクリプトを実行しても安全だとマークされている ActiveX コントロールのスクリプトの実行 コントロールを設定するには、[ツール] > [インターネットオプション] > [セキュリティ] > [レベ ルのカスタマイズ]をクリックします。
信頼できるサイト
Informatica ドメインが Kerberos 認証を使ったネットワーク上で実行されている場合、ブラウザを Informatica の Web アプリケーションにアクセスできるように設定する必要があります。Microsoft Internet Explorer と Google Chrome で、Informatica Web アプリケーションの URL を信頼できるサイ トのリストに追加します。Chrome 41 以降を使用している場合は、AuthServerWhitelistポリシーと
AuthNegotiateDelegateWhitelistポリシーも設定する必要があります。
127
索引
数字
1 ハブあたりの最大実行数Web サービスワークフローのプロパティ 105
D
Data Integration Web Services 説明 16deinitializeDIServerConnection 廃止された演算 35
F
フラットファイルマッピング(アタッチメント付き) 101
G
getNextLogSegment 廃止された演算 36I
initializeDIServerConnection 廃止された演算 43M
Metadata Web Services 説明 16O
OASISWeb サービスセキュリティ標準 75
R
resumeWorkflow 廃止された演算 47S
SOAPアタッチメント 103 SQL トランスフォーメーション
startSessionLogFetch 廃止された演算 49 startWorkflowLogFetch
廃止された演算 54
U
UsernameToken 要素Web サービスのセキュリティ 75
W
Web Service HubWeb サービスワークフローのプロパティ 105 Web Service Provider Reader
設定 107
Web Service Provider Writer 設定 108
Web Services Hub 説明 15
Web Services Provider アーキテクチャ 17 説明 15
Web サービス データ統合 16 バッチ 16
マッピングのタイプ 95 メタデータ 16 リアルタイム 16 Web サービスインスタンス
開始 106
シャットダウン 106 Web サービスのセキュリティ
OASIS 標準 75
ユーザークレデンシャル 75 ユーザー名トークン 75 Web サービスのソース
メッセージポートの設定 84 Web サービスのターゲット
メッセージポートの設定 84 Web サービスワークフロー
作成 104 設定 105
トラブルシューティング 111 Web サービスワークフローのプロパティ
1 ハブあたりの最大実行数 105 Web Service Hub 105 サービスタイムしきい値 105 サービス名 105
実行可能 105 タイムアウト 105 ビジブル 105 保護 105
Writer
Web サービスセッションの設定 108
あ
アタッチメント SOAP メッセージ 103 WSDL 101XML のマッピング 101
フラットファイルのマッピング 101
い
一方向マッピング 説明 95こ
コンパイルバッチ Web サービスのサンプルプログラム 114
さ
作成された要素ユーザー名トークンのセキュリティ 78 サービスタイムしきい値
Web サービスワークフローのプロパティ 105 サービス名
Web サービスワークフローのプロパティ 105 サンプルプログラム
バッチ Web サービス 113 リアルタイム Web サービス 121
し
実行バッチ Web サービスのサンプルプログラム 115 実行可能
Web サービスワークフローのプロパティ 105
せ
設定Web Service Provider Reader 107 Web Service Provider Writer 108 Web サービスワークフロー 105
た
ダイジェストパスワードWeb サービスのセキュリティ 75, 78 example 78
タイムアウト
Web サービスワークフローのプロパティ 105 段階的マッピング
説明 96
と
同時実行Web サービスインスタンスの開始 106
Web サービスインスタンスのシャットダウン 106
な
ナンスユーザー名トークンのセキュリティ 78
は
廃止された演算deinitializeDIServerConnection 35 getNextLogSegment 36
initializeDIServerConnection 43 resumeWorkflow 47
startSessionLogFetch 49 startWorkflowLogFetch 54 パスワード
ダイジェスト 75, 78 ハッシュ 75, 77 プレーンテキスト 75, 76 ハッシュパスワード
Web サービスのセキュリティ 75, 77 バッチ Web サービス 例 77
サンプルプログラム 113
サンプルプログラムのコンパイル 114 サンプルプログラムの実行 115 説明 16
パーティション
Web サービスセッション 111
ひ
ビジブルWeb サービスワークフローのプロパティ 105
ふ
プレーンテキストパスワード Web サービスのセキュリティ 75, 76ほ
保護Web サービスワークフローのプロパティ 105
ま
マッピングWeb サービスマッピングのタイプ 95 WSDL(アタッチメント付き) 101 XML(アタッチメント付き) 101 一方向 95
ステージング 96
フラットまたは XML(アタッチメント付き) 101 要求/応答 95
索引 129