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第 9 章 待ち受けアプリケーション

11.2 メール連携起動

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・ パケット通信が可能であること(圏外など、パケット通信ができない状態でないこと)。

・ ブラウザ起動前、iアプリ実行環境がユーザーに求める起動確認に対しユーザーが同意すること。

いずれかを満たしていない場合、iアプリはレジュームし、IApplication.launch()メソッド は例外をスローすることなく呼び出し元に復帰します。また、両方の条件を満たしてブラウザが起 動される際、iアプリは終了します。

【DoJa-5.0】

DoJa-5.0プロファイル以降では、iアプリからブラウザを起動する際にiアプリを終了させず、サスペンド状

態を継続することを指示するためのAPIが用意されています。ただしこの機能はオプショナルであり、メーカ ーによってはサポートされない場合があります。

この機能を使用するには上記の手順において、launch()メソッドの第1引数に、

IApplication.LAUNCH_BROWSERの代わりにIApplication.LAUNCH_BROWSER_SUSPENDを指定します。

この方法でブラウザを起動した場合はブラウザ起動後もiアプリはサスペンド状態を保っており、ブラウザ終 了時にレジューム復帰します。

注意事項:

● DoJa-4.0プロファイル以前のiアプリ実行環境では、待ち受けアプリケーションが待ち受け起動されている

場合、どのような状態であってもMApplication.launch()メソッドを使用してブラウザを起動すること はできません。待ち受け起動された待ち受けアプリケーションがブラウザを起動しようとすると例外が発生 します。

これに対しDoJa-4.1プロファイル以降のiアプリ実行環境では、待ち受け起動された待ち受けアプリケーシ ョンであっても、活性化状態であればMApplication.launch()メソッドによるブラウザ起動を行うこと ができます。

● iアプリから起動されたブラウザがユーザー操作により終了すると、待ち受け状態に復帰します。

● HttpConnectionを使用したHTTP通信時と異なり、iアプリからのブラウザ起動では、iアプリダウン ロード元サイト以外のサイトにアクセスすることができます。ただしリクエストメソッドはGETに限定され、

iアプリ実行環境によるユーザーへのブラウザ起動確認時にURLの内容がユーザーに提示されます。

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(2) (1)の指定が行われたiアプリをダウンロードしているユーザーの携帯電話に対し、起動許可を得られるメール

アドレスからメールを送信します。このメールには、起動するiアプリを決定するための情報やiアプリの起 動パラメータなど(iアプリ起動情報)を記述します。

iアプリ起動情報が記述されたメールをメーラで閲覧すると、iアプリ起動用のリンクなどが表示 されます。ユーザーがこのリンクを選択することにより、携帯電話は対応するiアプリを起動しま す。

以下に、iアプリ起動情報を含むメールの記述例を示します。

・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・

(ここまでメーラで閲覧可能なメール本文)

--B:A

TEXT="iアプリA"

ADF="http://www.nttdocomo.co.jp/java/abc.jam"

"Param1"="i-mode"

"Param2"="iアプリ"

(注)各行とも行末は<CR><LF>(0x0d0a)です。

iアプリ起動情報の記法は以下の通りです。

● -–B:A

"—-B:A"は、メール本文とiアプリ起動情報の境界を示すバウンダリ識別子です。この識別子(アルファベ ット部は大文字である必要があります)のみを含む行以降はiアプリ起動情報と見なされます。iアプリ起 動情報は、ユーザーがメールを閲覧する際にその内容を直接見ることはできません。また、メールの返信や 転送などにおいても、iアプリ起動情報は引用されません。

● TEXTキー

TEXTキーには、iアプリ起動用リンクで表示される文字列の設定を行います。先の記述例ではメール閲覧 時に"iアプリA"という文字列がリンクとして表示され、ユーザーがそのリンクを選択することでiアプリ が起動されます。

● ADFキー

ADFキーには、起動したいiアプリに対応するADFのURLを指定します。携帯電話はiアプリをダウンロ ードした際に、そのiアプリに対応するADFのURLを記憶しています。メール連携においては、メールに 記述されたADFキーのURLと同じADFを参照しているiアプリが起動対象となります。

● パラメータ指定キー

開発者は、キーの名前と値をそれぞれダブルクォートで囲むことにより、iアプリに引き渡すことのできる パラメータを定義することができます。このように指定されたパラメータは、

IApplication.getParameter()メソッドで取得することができます(ブラウザからのiアプリ起動にお けるPARAMタグと同等)。

パラメータ指定キーは、1つのメール内に最大16個含めることができます。また、1つのメール内で使用さ れている全パラメータ指定キーの名前の長さと値の長さの合計は最大255バイトに制限されます。キーの名 前および値には、それぞれ日本語テキストを指定することができます。パラメータに日本語テキストを使用 する場合、長さの制限はSJIS表現に対し適用されます。

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以下に、携帯電話にダウンロードされているiアプリと、メールに記述されたiアプリ起動情報の 内容の関係について図示します。

図 16: ダウンロード済みiアプリとiアプリ起動情報の記述内容との関係

注意事項:

● 携帯電話ユーザーは、携帯電話の設定によりメールからのiアプリ起動を禁止することができます。またメ ールからiアプリを起動する前に、iアプリ実行環境はユーザーにiアプリを起動してよいか確認を行いま す。これらの機構によりユーザーの許可が得られなかった場合、そのiアプリの起動は行われません。

● メールから起動されたiアプリの動作が終了(IApplication.terminate()により終了)すると、iアプ リを起動する前のメーラの状態(元のメールが表示されている状態)に復帰します。ただし、メールから起 動されたiアプリをユーザーが強制終了した場合、およびメールから起動されたiアプリがアプリケーショ ン連携機能によって他のネイティブアプリケーションの機能の起動または呼び出しを行った場合はiアプリ 終了後にどのような状態に移るかはメーカーにより異なります。

● メールにiアプリ起動情報と他の添付情報(バウンダリ識別子でメール本文と区切られた添付情報 メロデ ィ添付など)を同時に設定することはできません。これらを同時に設定した場合は、いずれもが無効なもの として無視されます。

● メールのサイズは、iアプリ起動情報を含めてiモードメールの制限の範囲内でなければなりません。

携帯電話にインストール されたiアプリ

iアプリA ADF:

http://www.nttdocomo.co.jp/a.jam LaunchByMail:

mail1.nttdocomo.co.jp

iアプリB ADF:

http://www.nttdocomo.co.jp/b.jam LaunchByMail:

mail2.nttdocomo.co.jp

① 対応するADFを使用してダウンロードされたiアプリが携帯電話上に存在し、かつメール配信元アドレスが

LaunchByMailキーの値に後方一致するため、iアプリAはユーザーの許可が得られれば起動可能。

② 対応するADFを使用してダウンロードされたiアプリが携帯電話上に存在するが、メール配信元アドレスが

LaunchByMailキーの値に後方一致しないため、iアプリBは起動不可能。

③ 対応するADFを使用してダウンロードされたiアプリが携帯電話上に存在しないため、iアプリCは起動不 可能。

TEXT=アプリA起動

ADF= http://www.nttdocomo.co.jp/a.jam [email protected] から配 信されたメール

TEXT=アプリB起動

ADF= http://www.nttdocomo.co.jp/b.jam [email protected] から配 信されたメール

TEXT=アプリC起動

ADF= http://www.nttdocomo.co.jp/c.jam [email protected] から配 信されたメール

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