本機に内蔵しているエフェクトや、左右の定位、音量バランスを、各チャ ンネルごとに設定できるミキサー機能があります。
ミックスダウン(. →.71ページ「ミックスダウン」.)や再生時に、こ れらを設定することにより、録音時の音に対し細かく変更ができます。
ミキサーを設定する
1.
ホーム画面.で、MIXERボタンを押して“MIXER”画面を表示します。[4チャンネルファイル再生時]
[オーバーダビング(ミックス)モード時]
[4チャンネルファイル再生時(3/4チャンネルMSデコード)]
2.
.ボタン//ボタンまたは+ボタン/-ボタンを使って、縦に 配列している各チャンネル、横に配列された各設定の変更したい部 分に持っていき、選択(反転表示)させます。3.
ENTER/MARKボタンを押すと、右上に設定項目名と設定値がポッ プアップ表示されます。4.
+ボタンまたは-ボタンを使って、設定値を変更します。項目 設定範囲 動作内容
SEND 0~100 選択されているエフェクト(.→.73 ページ「第8章 エフェクター」.)の送 りレベルを調整(0:最小~100:最大)
PAN/BAL L12~C
~R12
左右のバランス調整
(L12:左~C:中央~R12:右)
LEV 0~100 音量バランスの調整
(0:最小~100:最大)
5.
ENTER/MARKボタンを押すともとの場所へ戻り、次に設定値を変 更したい場所を選択できる状態になります。メモ .
i録音時、録音待機時、再生時、再生一時停止時、再生停止時のいずれ の時も、操作が可能です。
.
i“MIXER”画面表示中も、PLAY.[7].ボタンでの再生、 .(HOME) [8].ボタンでの再生一時停止が可能です。
i.REC.MODEで“MS DECODE”項目を“ON”に設定中、“MIXER”画面 のQUICKメニューのMS.DECODERは“Using by Input”と表示され、
使用できません。
MSデコーダーを使用する
MSマイクを使用して録音する場合は、入力音をデコードしながら録音す る方法とデコードせずに録音し、再生時にデコードする方法があります。
入力音をデコードしながら録音する方法 1.
外部入力端子にMSマイクを接続します。MSマイクのMid側をEXT.MIC.L端子に、Side側をEXT.MIC.R端 子にそれぞれ接続してください。
MidとSideを逆に接続すると正しくデコードすることができません。
2.
“REC MODE”画 面 に お い て、“REC MODE”項 目 を“STEREO”、“DUAL”、"4CH”のいずれかを選択し、“SOURCE”項目で“EXT IN 1/2”を選択(4CHモード時は選択はありません)します。
3.
“MS DECODE”項目を“ON”にします。4.
録音操作を行うとデコードされた信号が録音されます。再生音をデコードする方法
1.
MSマイクを使い、“MS DECODE”項目を“OFF”にして録音したファ イルを選択します。2.
ホーム画面表示中にMIXERボタンを押して、“MIXER”画面を表示 します。3.
QUICKボタンを押し、MSデコーダーを使用するチャンネル(“1/2”または“3/4”)を選択します。
4.
再生操作を行うとデコードしながら再生します。MSデコーダーの設定
“MIXER”画面内の“WIDE”パラメーターで音の広がり具合を調節します。
録音時にデコードする場合は、録音待機中に“MIXER”画面を表示させて ください。
入力側にデコーダーを使用しているときは“MS INPUT”、再生側に使用 している場合は“MS MONITOR”と“MIXER”画面内に表示されます。
項目 設定内容 動作内容
WIDE 0~100 音の広がり具合を調節します。
“0”でMidが100%となり、数字が大きいほどSideの割合が大きくなり ます。
注意
MSデコーダーは、“REC MODE”画面内で“MS DECODE”項目を“ON”
に し た 場 合 は、“MIXER”画 面 内 で は 選 択 で き ま せ ん(“Using by Input”とメッセージが表示されます)。
再生時に使用する場合は、“REC MODE”画面内で“MS DECODE”項 目を“OFF”にしてください。
はじめに はじめに
第10章 楽器をチューニンングする(チューナー)
本機は、チューナーを内蔵しています。楽器の音を本機に入力するこ とによって、ディスプレーのチューニングメーターを見ながら正確な チューニングができます。
チューナーを使う
チューナーを設定する
1.
MENUボタンを押して、“MENU”画面を表示します。2.
+ボタンまたは-ボタンを使って“OTHERS”メニュー項目を選択(反転表示)し、ENTER/MARKボタンまたは/ボタンを押して
“OTHERS”サブメニュー画面を表示します。
3.
+ボタンまたは-ボタンを使って“TUNER”メニュー項目を選択(反 転表示)し、ENTER/MARKボタンまたは/ボタンを押します。“TUNER”画面が表示されます。
“TUNER”画面では、A(ラ)音の基準周波数を設定する“CALIB”項 目があります。.ボタンを押すと基準周波数の値が下がり、/
ボタンを押すと上がります。
設定範囲:“435Hz”~“445Hz”(1Hz単位)
初期値:“440Hz”
メモ
“TUNER” 画面表示中にENTER/MARKボタンを押すと、画面の上下 が反転します。
チューニングする
1.
“TUNER”画面が表示されている状態で、チューニングする楽器の 音を入力します。もっとも近い音名がメーター上部に表示されます。
2.
合わせたい音名が表示されて、メーター中央部が点灯するように チューニングします。チューニングが低すぎる場合は左側、高すぎる場合は右側にバーが 表示されます。ズレが大きいほど、バーが長く表示されます。
注意
チューナーは、内蔵マイクのみ使用可能です。
本機をパソコンと付属のUSBケーブルで接続することで、本機のSDカー ドの中の音声ファイルをパソコンに取り出したり、パソコンの中の音声 ファイルを本機に取り込んだりすることができます。
本機で取り扱うことができる音声ファイル形式は、以下の通りです。
MP3:32k ~ 320kbps、44.1k/48kHz WAV:44.1k/48k/96kHz、16/24ビット
USB パソコン Mini-B USB プラグ
メモ
本機とパソコンをUSB接続する代わりに、本機からSDカードを取り 外して直接(あるいはカードアダプターを使って)パソコンにセット しても、同じ操作ができます。
注意
i.USBを接続し“STORAGE”を選択(反転表示)した場合は、本機の 操作はできません。
i.パソコンとの接続は、ハブを経由せずに直接接続してください。
電源がオンのときにUSB接続すると、またはUSB接続後に電源をオン にすると、USBバスパワーで供給するか、パソコンとUSB接続するか を選択する“USB SELECT”画面が表示されます。
+ボタンまたはーボタンを使って“STORAGE”を選択(反転表示)し、
ENTER/MARKボタンを押すと本機がパソコンに接続され、ディスプ レーに“USB connected”が表示されます。
本機にSDカードが正しく挿入されていることを確認してください。
メモ
電池をセットした状態で、USB接続した場合は、USBから電源が供 給されます。(USBバスパワー優先
SDカードが正しく挿入されていない状態でUSB接続を行うと、ポップ アップメッセージ“Can't Save Data”が表示されます。
パソコンのディスプレー上に、本機が《DR-40》というボリュームラベ ルの外部ドライブとして表示されます。
第11章 パソコンと接続する
パソコンへファイルを取り出す
1.
パソコンのディスプレー上の《DR-40》ドライブをクリックすると、《MUSIC》フォルダーと《UTILITY》フォルダーが表示されます。
2.
《MUSIC》フォルダーを開き、パソコンに取り出したいファイルを 任意の場所にドラッグ&ドロップします。.
パソコンからファイルを取り込む
1.
パソコンのディスプレー上の《DR-40》ドライブをクリックすると、《MUSIC》フォルダーと《UTILITY》フォルダーが表示されます。
2.
パソコンの任意の音声ファイルを《MUSIC》フォルダーにドラッ グ&ドロップします。ヒント .
iパソコン上の操作で、《MUSIC》フォルダー内を管理することができ ます。
i《MUSIC》フォルダー内にサブフォルダーを作成することができます。. サブフォルダーは、2階層まで作成できます。本機では、3階層以下 のサブフォルダーおよびファイルは認識できません。
.
i本機では、フォルダー内のみを再生範囲に設定するこもできますので、
取り込む楽曲のカテゴリーや演奏者別に整理しておくと便利です。
.
iサブフォルダーや楽曲に希望の名前を付けておくと、本機のホーム画 面上やブラウズ画面上に表示されます。
パソコンとの接続を解除する
パソコンと本機の接続を外すときは、パソコンから本機を正しい手順で 切り離してから、USBケーブルを外します。
シャットダウン処理が実行されたあとに、電源がオフになります。
パソコン側での接続解除方法については、パソコンの取扱説明書をご覧 ください。
情報を見る(INFORMATION)
“INFORMATION”画面で、本機の各種情報を見ることができます。
以下の手順で“INFORMATION”画面を表示します。
1.
MENUボタンを押して、“MENU”画面を表示します。2.
+ボタンまたは-ボタンを使って“OTHERS”メニュー項目を選択(反転表示)し、ENTER/MARKボタンまたは/ボタンを押して
“OTHERS”サブメニュー画面を表示します。
3.
+ボタンまたは-ボタンを使って“INFORMATION”メニュー項目を 選択(反転表示)し、ENTER/MARKボタンまたは/ボタンを押 します。“INFORMATION”画面には、以下の3ページがあります。+ボタンまた は-ボタンを使って、これらのページを切り換えることができます。
0ファイル情報ページ(FILE):.
現在ロードされているオーディオファイルの情報を表示 0.カード情報ページ(CARD):
セットしているSDカードの使用状況を表示 0.システム情報ページ(SYSTEM):
本機のシステムの設定情報、ファームウェアバージョンを表示
ファイル情報ページ(FILE)
“FILE”ページでは、現在ロードされているオーディオファイルの情報を 表示します。
WAV / BWF / MP3
オーディオファイルの形式を表示します。
WAV / BWFファイルの場合は、ビット長、ステレオ/モノラル、サン プリング周波数(Hz)を表示します。
MP3ファイルの場合は、ビットレート(kbps)、CBR / VBR、サンプ リング周波数(Hz)を表示します。(CBR:固定ビットレート、VBR:
可変ビットレート)
TITLE
ファイル名を表示します。
MP3ファイルでID3タグのタイトル情報がある場合は、その情報を表示 します。
DATE
ファイルの日付を表示します。
SIZE
ファイルサイズを表示します。