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Changes of pore water pressures during penetration test

45 Fig.2.19

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80

Distributions of watcr contcnts, pore water prcssures and cone indcxs in clay laycr during consolidation Fig.2.20

圧密過程における軟弱粘土地盤の貫入抵抗の増加は 粘土層内において定ではなく 深 度ごとに大きく異なることが明らかになた.

粘土層内の貫入抵抗の増加量と沈下量に関する圧密度, 圧密過程における有効応力およ び含水比の変化量との定量的な関係 に ついて, それぞれ次の(3),.._, (5) に おいて考察 する.

( 3 ) 沈下量に関する圧密度と貫入抵抗の増加

F i g. 2. 21は, 各試験における沈下量に関する圧密度( U s)に対して粘上層内のコーン貫 入抵抗(q c )を全てプロ ッ卜したものである. また, 図r11の実線は, 圧密応力p=39.2kPaで・

100出圧密されたモデル地盤( Ini tial)と圧密応力 を p=78. 4kPaに増加して100出圧?をされた モデル地盤(Us=100出〉の樹合におけるそれぞれのコーン民人低抗のhド均値を結んだもの である. コーン貫入抵抗の平均値は沈下屋に関する圧密度とともに地)JIIする傾向にあるが,

圧密過程に おける貫入抵抗の増加量には大きな差異が認められる. 本試験においては, 実 務設計において圧密に伴う強度増加量の目安として用いられることが多いUs二80%において

も貫入抵抗の差はかなり大きい.

実務設計において圧密程の強度増加を予測する場合に, 軟弱地盤の沈下量に関する圧

密度(u s : 平均圧密度)が用いられることも少なくないI4), I 5 ) しかしながら, 沈下量 に

関する圧密度によっ地盤内のせん断強度を予測することは実際のせん断強度を過大評価 することになる. 軟弱粘土地盤の圧密過程における強度地加量を不適切に評価したために

トラブルが生じ た事例も多い1 4 )

( 4 ) 有効応力の増加量と貫入抵抗の増加

F i g. 2. 22は , 圧密度( u s )の異なる全ての試験ケースにおいて, 圧密過程の粘土届内に おける有効応力(p')とその位置におけるコーン貰入抵抗(qc)の関係したものであ る. また, 図中の実線は, F i g. 2. 21と同機に, 初期]状態 ( InitjaJ)と100%庄密状態 (Us

=100施)におけるそれぞれのコーン貫入抵抗の平均値を結んだものである. 一次圧密過校に おける強度増加量は有効応力の増加量に比例することが従来より周知lのこととして 認めら れている16) 本試験の結果からも総じてコーン貫入抵抗の増加量は圧密過程の有効応力の 増加量に比例し て いるようにも捉えられる. しかしながら, 個々のデータのばらつきや コ

ー ン貫入抵抗の増加量が有効応力の増加量よりも遅れているデータも認められる. なお,

既に論じたよう に , 試験結果の再現性や測定精度など試験方法 に 関しては検定試験を笑施 するなどの最善の配慮を行っている. 特 に 間隙水圧の測定精度はこの種の試験の中でも高

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Fig.2.22

いものと考える.

圧密過程における有効応力の増加量と強度増加量の関係については後の第3章および第 圧密過程おける粘土のせん断強度の増加l量が有効応力 4章において詳しく考察しており,

の増加量に比例しないことを示している.

含水比の減少量と貫入抵抗の増加 ( 5 )

圧後J 過 程の粘 土!園内 に の異なる全ての試験ケースにおいて,

圧密度(Us ) Fig.2.23は,

の関係を示したものである.

とその位置におけるコーン貰入抵抗(q c ) おける含水比(w)

とコーン民 圧密過程におけるモデル地盤 内 の含水比(w)

データに少しばらつきはあるが,

の聞に圧密時間とは無関係にw-log qcの直線関係が成り立つことが認められ 入抵抗(qc)

合ノド比の減 2 1 )の既往の研究の結果から,

一面せん断試験1 7) -1 9 )や三軸圧縮試験20 )

る.

軟弱ホlj-1-_地盤のlE 的 少量と強度増加量の聞に同機の関係があることが報告されていたが,

過程を再現した模型実験においてそのことが検証されたと考える

合J.K比の減少量と必Jft 1的)JII量の対数との の結巣と併せて考えれば,

( 3 )および( 4 )

このことは後のめー3伝および 間に比例関係が成り立つことはたいへん重要な関係である

第4章においてさらに詳しく考察されている.

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Fig.2.23

2. 4 結論

軟弱粘土地盤の圧密の進行過程とそれに伴う貫入抵抗の増加特性を把握するために, 軟 弱粘土地盤の圧密過程を一次元モデルとして再現し, 引き続き貫入試験を実施することの できる試験装置を開発 ・作製した. 開発した試験装置の性能検定を行うとともに, 低塑性 のカオリンを用いた圧密時間の異なる一連の圧密 ・ コーン貫入試験を実施した. 得られた 主な結論は以下のとおりである.

( a ) 軟弱粘土地盤の圧密・貫入試験装置の開発

(1) 戟荷板の側面およびコーンのシャフ卜にOリングを設置し, さらに, 戦術板およびコ

ーンのフリクションスリーブをベアリングで支持することにより圧力セルの気密性を保 持しつつ摺動部分の摩擦力も軽減した. その結果, 戟荷応力, バックプッレシャーお よぴ二重負圧を正確に負荷することができる.

(2) 排水層(上下面ともにろ紙l枚と不織布2枚)の戟荷応力に対する庄紛量をキャリブ レーションの結果から正確に求めておくことにより, 粘土層の沈下量を正確に算定する ことができる.

(3) 二重負圧法とバックプッレシャーにより粘土層の飽和度を高めるとともに, 排水経路 と間隙水圧の測定経路を分離することで間隙水圧の測定精度を向上させた. さらに, 粘

土層内に間隙水圧の測定管を複数挿入した. そして, 測定管と間隙水圧計の問にろ紙と ポーラスストーンを介し管内を脱気水で満たした. これらのことにより, 粘土層内の間 隙水圧分布を正確に測定することができる.

(4) 庄密試験に引き続き迅速で正確なコーン貫入試験が実施できる試験装置とした.

サイズのコーンを用いてシャフトの外側にフリクションスリーブを設けた. これらのこ とにより, 圧密過程の応力状態を変化させることなく貫入低抗を正確に測定することが できる.

(5) ミニ サイズのコーンを用いた迅速で簡便な貫入試験を実施することで貫入試験の影響

とその範囲をできるだけ抑制すること, さらに, 空気圧を用いて試験後速やかに粘土層 を抜き出すことで乱れの少ない試料を採取することにより, 圧密応力により生じた粘土 層内の含水比分布を正確に測定することができる.

( b ) 軟弱粘土地盤の圧密挙動と貫入抵抗の増加特性

(1) 圧密過程における粘土層内の間隙水圧の等時曲線(アイソクローン)は政物線分布を しており, その消散過程は地盤の初期含水比, 圧筏応力および‘排水条件に大きく影響.さ

れる.

(2) 圧密過程における軟弱粘土地盤のコーン貫入抵抗の等時i曲線を 含ノk比および有効応力 の等時曲線とともに示した. 一次圧密過程における軟弱粘仁地盤の貫入抵抗は, 粘土層 内において一定ではなく, 深度ごとに大きく異なる.

(3) 沈下量に関する圧密度によって地盤内の強度増加を予測するとことは圧密過程におけ る強度増加を過大評価することになる.

(4) 圧密に伴う軟弱粘土地盤のコーン貫入抵抗の増加量は, 総じて圧密過程の有効応力の 増加量に比例するが, コーン貫入抵抗の増加量が有効応力の増加量より遅れているデー タも認められる.

(5) 圧密過程における軟弱粘土地盤内の含水比(w)とコーン貰入抵抗(qc )の間には

w-log qcの直線関係が成り立つ.

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参考文献

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ドキュメント内 圧密に伴う粘土の強度増加に関する研究 (ページ 51-60)

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