注:1つのバケットに対して同時に実行するマルチパートアップロードが1,000件を超えな いようにしてください。1,000件を超えると、そのバケットに対するList Multipart Uploads のクエリで完全な結果が返されないことがあります。
注:マルチパートの最後のパート以外の各パートのサイズは5MB~5GBでなければなりま せん。最後のパートは5MB未満でもかまいません。これはクライアント側の制限であり、
StorageGRID Webscaleでは強制されません。
マルチパートアップロードでは、すべての処理でStorageGRID Webscaleの整合性制御がサ ポートされます。Consistency-Controlヘッダーの使用については、StorageGRID Webscale
でのS3 REST APIの実装(12ページ)を参照してください。
処理 実装
List Multipart Uploads 次の要求ヘッダーがサポートされています。
• encoding-type
• max-uploads
• key-marker
• prefix
• upload-id-marker
delimiter要求パラメータはサポートされていません。
バージョン管理
マルチパートアップロードは、アップロードの開始、アッ プロードのリストの表示、パートのアップロード、アップ ロードしたパートの整理、およびアップロードの完了の個 別の処理に分けられます。オブジェクトの作成とバー ジョンの管理(該当する場合)は、Complete Multipart
Upload処理が実行された時点で行われます。
Initiate Multipart Upload x-amz-storage-class要求ヘッダーがサポートされてい ます。指定できる値は次のとおりです。
• STANDARD
デフォルト。デュアルコミットの取り込み処理を指定 します。
• REDUCED_REDUNDANCY
シングルコミットの取り込み処理を指定します。
注:REDUCED_REDUNDANCYストレージクラスは、ILMポ リシーなどの他の効率的な方法でデータがレプリケー トされている場合に冗長なストレージを制限するため のオプションです。REDUCED_REDUNDANCY値を指定し ても、指定されているILMポリシーに影響はなく、
StorageGRID Webscaleシステムに格納されるデータの
冗長性が低下するわけではありません。
Initiate Multipart Upload(続き) 注意:REDUCED_REDUNDANCYを使用してオブジェク トを取り込むときは、オブジェクトデータのコピーが 最初に1つしか作成されないことに注意してください。
単一のコピーが作成されたストレージノードで障害が 発生した場合、ILMをまだ満たしていないと、データが 失われて回復できなくなります。
次の要求ヘッダーがサポートされています。
• Content-Type
• x-amz-meta-ユーザ定義のメタデータの名前と値のペ
ア
オブジェクトの作成時間を記録するには、ILMルールの参 照時間で[User Defined Creation Time]オプションを使用で きるように、x-amz-meta-creation-timeという名前の ユーザ定義のヘッダーに値を格納する必要があります。
たとえば、「x-amz-meta-creation-time=1443399726」 などです。このフィールドの値は、1970年1月1日からの秒 数となります。詳細については、『管理者ガイド』の「参 照時間」を参照してください。
x-amz-server-side-encryptionヘッダーは、Initiate
Multipart Upload要求では直接はサポートされません。マ
ルチパートアップロードでサーバ側の暗号化が必要な場 合は、それぞれのUpload Partで
x-amz-server-side-encryptionヘッダーを指定する必要があります。この
ヘッダーをInitiate Multipart Uploadで指定した場合、要求 は失敗します。
次の要求ヘッダーはサポートされていません。指定した 場合はXNotImplementedが返されます。
• x-amz-website-redirect-location
• x-amz-server-side-encryption-customer-key バージョン管理
マルチパートアップロードは、アップロードの開始、アッ プロードのリストの表示、パートのアップロード、アップ ロードしたパートの整理、およびアップロードの完了の個 別の処理に分けられます。オブジェクトの作成とバー ジョンの管理(該当する場合)は、Complete Multipart
Upload処理が実行された時点で行われます。
Upload Part 次の要求ヘッダーがサポートされています。
• Content-Length
• x-amz-server-side-encryption
マルチパートアップロードでサーバ側の暗号化を指 定する必要がある場合は、それぞれのUpload Partで x-amz-server-side-encryptionを個別に指定する必要 があります。
次の要求ヘッダーはサポートされていません。指定した 場合はXNotImplementedが返されます。
• x-amz-server-side-encryption-customer-algorithm
• x-amz-server-side-encryption-customer-key
• x-amz-server-side-encryption-customer-key-MD5
バージョン管理
マルチパートアップロードは、アップロードの開始、アッ プロードのリストの表示、パートのアップロード、アップ ロードしたパートの整理、およびアップロードの完了の個 別の処理に分けられます。オブジェクトの作成とバー ジョンの管理(該当する場合)は、Complete Multipart
Upload処理が実行された時点で行われます。
Upload Part - Copy Amazon S3 REST APIのすべての動作が実装されていま
す。
StorageGRID Webscaleシステム内で
x-amz-copy-source-rangeで指定されたデータの読み取りと書き込みを行い
ます。
次の要求ヘッダーがサポートされています。
• x-amz-copy-source-if-match
• x-amz-copy-source-if-none-match
• x-amz-copy-source-if-unmodified-since
• x-amz-copy-source-if-modified-since バージョン管理
マルチパートアップロードは、アップロードの開始、アッ プロードのリストの表示、パートのアップロード、アップ ロードしたパートの整理、およびアップロードの完了の個 別の処理に分けられます。オブジェクトの作成とバー ジョンの管理(該当する場合)は、Complete Multipart
Upload処理が実行された時点で行われます。
Complete Multipart Upload 競合の解決
競合するクライアント要求(2つのクライアントが同じ キーに書き込む場合など)は、「latest-wins」ベースで解決 されます。「latest-wins」評価は、S3クライアントが処理を 開始するタイミングではなく、StorageGRID Webscaleシス テムが特定の要求を完了したタイミングで行われます。
要求ヘッダー
x-amz-storage-class要求ヘッダーがサポートされてい ます。指定できる値は次のとおりです。
• STANDARD
デフォルト。デュアルコミットの取り込み処理を指定 します。
• REDUCED_REDUNDANCY
シングルコミットの取り込み処理を指定します。
注:REDUCED_REDUNDANCYストレージクラスは、ILMポ リシーなどの他の効率的な方法でデータがレプリケー トされている場合に冗長なストレージを制限するため のオプションです。REDUCED_REDUNDANCY値を指定し ても、指定されているILMポリシーに影響はなく、
StorageGRID Webscaleシステムに格納されるデータの
冗長性が低下するわけではありません。
注意:ILMポリシーを設定する際、REDUCED_REDUNDANCY が設定されたデータについては、ILMポリシーを満たす まではオブジェクトデータのコピーが1つしかレプリ ケートされないことに十分に注意してください。ILM ポリシーを満たす前に、単一のコピーが作成されたスト レージノードで障害が発生すると、データが失われて 回復できなくなります。
注意:マルチパートアップロードが15日以内に完了しな いと、非アクティブな処理としてマークされ、関連する すべてのデータがシステムから削除されます。
注:返されるETagの値は、データのMD5サムではなく、
Amazon S3 APIのマルチパートオブジェクト用のETag
値の実装に従います。
Complete Multipart Upload(続
き) バージョン管理
マルチパートアップロードは、この処理で完了します。
バケットでバージョン管理が有効になっている場合は、マ ルチパートアップロードの完了時にオブジェクトのバー ジョンが作成されます。
バケットでバージョン管理が有効になっている場合、格納 されるオブジェクトのバージョンごとに一意の
versionIdが自動的に生成されます。このversionIdは、
x-amz-version-id応答ヘッダーを使用した応答でも返 されます。
バージョン管理が一時停止中の場合は、versionIdがnull の状態でオブジェクトのバージョンが格納され、nullの バージョンがすでに存在する場合は上書きされます。
注:バケットでバージョン管理が有効になっているとき は、同じオブジェクトキーで同時に複数のマルチパー トアップロードが実行されている場合でも、マルチ パートアップロードが完了するたびに常に新しいバー ジョンが作成されます。バケットでバージョン管理が 有効になっていないときは、マルチパートアップロー ドの開始後に、同じオブジェクトキーで別のマルチ パートアップロードが開始されて先に完了することが あります。バージョン管理が有効になっていないバ ケットでは、最後に完了したマルチパートアップロー ドが優先されます。
レプリケーション、通知、またはメタデータ通知の失敗 マルチパートアップロードが行われるバケットでプラッ トフォームサービスが設定されている場合、関連するレ プリケーション操作や通知操作が失敗してもマルチパー トアップロードは正常に実行されます。
この状況が発生すると、グリッド管理インターフェイスで Total Events(SMTT)のアラームが生成されます。[Grid]
> [site] > [Storage Node] > [SSM] > [Events]のLast
Eventメッセージに、通知が失敗した最後のオブジェクト
について、「Failed to publish notifications for bucket-name object key」と表示されます。イベントメッセージは、
次のファイルにも記録されます。/var/local/log/
bycasterr.log
テナントでは、オブジェクトのメタデータまたはタグを更 新することで、失敗したレプリケーションまたは通知をト リガーできます。既存の値を再送信すると、不要な変更を 回避できます。
Abort Multipart Upload Amazon S3 REST APIのすべての動作が実装されていま
す。
List Parts Amazon S3 REST APIのすべての動作が実装されていま
す。
関連情報
StorageGRID Webscaleの管理