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マップを描いてアイデアを出す

ドキュメント内 2015_SS_text.pages (ページ 51-54)

5.   アイデアを形にする

5.2   マップを描いてアイデアを出す

マインドマップ  

 ここで紹介する「マインドマップ」という方法はTony Buzanが定式化した方法です

(トニー・ブザン、バリー・ブザン『ザ・マインドマップ』ダイヤモンド社, 2005)。 

 用途としては、講義ノートを取るとき、日々の計画やプロジェクトの計画を練ると き、会議の内容をメモするとき、プレゼンテーションの構成を考えるとき、レポート や研究の構想を練るときなどに使えます。 

 会議など複数の人が集まってアイデアを出すようなときは、ホワイトボードや模造 紙にマインドマップを描きながら話を進めていくと、効率的な話し合いができます。 

マインドマップの描き⽅方  

 マインドマップを使う場合は、テーマが決まっているので、まずそのテーマを紙あ るいはホワイトボードの中心に大きく描きます。 

 次に、中心のテーマから基本アイデアの枝を伸ばして描きます。 

 基本アイデアが出そろったら、次にそれぞれの基本アイデアについて、思いつくま まに枝を広げていきます。枝は、文章の形ではなく、なるべく単語で書くようにしま す。たとえば「不幸な午後だった」と書くかわりに、「午後----不幸な」という枝の形 で書きます。「不幸な午後」というフレーズにしてしまうと、それで意味が固定されて しまいます。しかし、「午後---不幸な」と書くと、「不幸な」から「病気」、「失 敗」、「ニュース---悪い」というような枝が伸ばせます。つまり、フレーズにしてしま うと、それで意味が固定化されてしまうのに対して、キーワードに分解しておけば、多 面的に考えられ、創造性が刺激されるというメリットがあります。 

   

図5.2 マインドマップの例 

マインドマップ作成ツール  

 パソコン上でマインドマップを作成するアプリケーションもあります。XMind

(http://jp.xmind.net/)は、マインドマップ作成アプリのひとつです。Windows、

Macなど、複数のOSに対応しています。マインドマップの作成はもちろんのこと、壁 紙を変更したり、アイコンやイラストを貼り付けることも可能です。XMindには有償 版もありますが、マインドマップを作成するのみでしたら、無償版で十分でしょう。 

    図5.3 XMindで作ったマインドマップの例 

マインドマップからアウトラインへ  

 ループとは、ある枝から別の枝に線を引くことです。中心テーマから枝を伸ばして いく限りループすることはありませんが、枝から枝に線をつなげるとループになりま す。ループは禁止されているわけではありません。むしろ、ループのところに新しい 観点が生まれるかもしれません。 

 ループのないマインドマップはアウトラインに変換できます。たとえば、図5.2のマ インドマップは、次のようなアウトラインにできます。 

 ・マインドマップの描き方     ・テーマ 

     ・中心に     ・基本アイデア       ・中心から伸ばす     ・枝 

     ・思いつくままに       ・単語で 

 このようにして作られたアウトラインは、レポートや論文の構成を考えるために使 うことができます。 

グループでマインドマップを作る  

 1人でもマインドマップを作ることもできますし、また、グループでマインドマッ プを作ることもできます。グループで作る場合は、まず、個人でマインドマップを作り、

その後グループメンバーの意見を聞いて書き加えます。最後に、グループ全体でひとつ の複合マインドマップを作成します。 

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