第5章 RAS 機能に関する補足資料 27
5.2 マイコン通信仕様
5.2.1 I2Cスレーブアドレス
下記スレーブアドレスを使用し、SMBusコントローラと通信することができます。
注記:
スレーブアドレスは8Bitで最下位R/W Bitを無視して7Bitアドレス扱いとなります。従って、
HOST(SMBus)と通信するときは0x44(READでは0x45)を指定する必要があります。詳細はデータ
シート「PCU-System Management Bus (SMBus)」をご参照願います。5.2.2 論理アドレスとコマンド発行手順
下記、マイコン内部の論理レジスタを使用し、HOST(SMBus)のHost Command Registerを介し て、マイコンとコマンド通信を行います。
マイコン内論理レジスタ配置
論理レジス
タアドレス 内容
0 ステータスレジスタ 1 コマンドレジスタ 2-8 パラメータ設定レジスタ
9 データ長レジスタ 10 予約に付きアクセス禁止 アドレス
0x22
ステータスレジスタBit定義
Bit 意味
0 Busy
1 Data Ready
2
DIR
0: Host →マイコン 1: マイコン→Host
3 -
4 -
5 -
6 -
7 -
マイコン内論理レジスタとコマンド発行手順について説明します。
HOSTからのコマンド発行手順
1. BusyとData Readyが0である事を確認し、DIRを0にして、Busyを1に変更。
2.
コマンド、データを書き込む。3. Busyを0に、Data Readyを1に変更。
4.
戻り値が必要ない場合は、BusyとData Readyが共に0になれば、次のコマンドを実行可能。5.
戻り値が必要な場合は、Busyが0で、DIRとData Readyが1になるのを待つ。6.
戻り値をReadした後は、Data Readyを0に変更。STM
からの戻り値書き込み手順1. BusyとDIRが0、Data Readyが1であることを確認して、Busyを1に変更。
2.
コマンドを読み込み、戻り値が必要ない場合は、処理完了後にData ReadyとBusyを0に変 更。3.
戻り値が必要な場合は、DIRを1に変更し、Data Readyを0に変更。4.
戻り値の格納が終了すれば、Data Readyを1にして、Busyを0に変更。5.2.3 コマンド一覧
コマンド 名称
コマン ドアド レス
パラメータ
戻り値
備考
① ②
Read DIO 0x90 0x90 DIO Val Val : bit0,bit1,bit2は、それぞれPI0,
PI01, PI2に対応しています。
Write DIO 0x91 DIO Val 0x91 Val : bit0,bit1,bit2は、それぞれPO0,
PO01, PO2に対応しています。
RS485 CTRL 0x93 *1 0x93
RS485 State 0x94 0x94 *1
SET WDT FUNC 0x97 *2 0x97
GET WDT FUNC 0x98 0x98 *2
SET WDT CNT 0x99 CNT MSB
LSB 0x99
WDT START 0x9A 0x9A
WDT STOP 0x9B 0x9B
Status LED 0x9C *3 0x9C
GET_1_8V 0xA1 0xA1
A/D Data MSB LSB
GET_5V 0xA2 0xA2
A/D Data MSB LSB
GET_3V3 0xA3 0xA3
A/D Data MSB LSB
CPUTIN 0xA4 0xA4
A/D Data MSB LSB
SYSTIN 0xA5 0xA5 A/D Data MSB LSB
*1 RS-485のパラメータの詳細
bit 7 6 5 4 3 2 1 0
定義
名称 - - - - RTSE TE RE DE
bit 説明 機能
0 DE:送信モード制御 1:送信許可、0:送信禁止
1 RE:受信モード制御 1:受信許可、0:受信禁止
2 TE:終端抵抗の設定 0:無効、1:有効 他のbitと独立動作します。
3 RTSE :RS-485動作モードの設定
0:ECモード
REとDEを独立して制御可能 1:RTSモード
REとDEは16550からのRTS信号による制御
4 - -
5 - -
6 - -
7 - -
※ - : 未使用です。書き込む場合は0を指定してください。
*2 WDTパラメータの詳細
bit 7 6 5 4 3 2 1 0
定義
名称 - WDT Count Mode
Mode PI2 WDT Mode
bit 説明 機能
0
WDT Mode:
WDTタイムアップ時の動作モードを設定
0:なし
1 1:RESET
2 4:PO2アラーム出力(信号H)
3 5:PO2アラーム出力(信号L
4 PI2 Mode: 0:GPIO、1:リモートリセット
5 汎用入力ポートPI2の動作モードを設定 2:リモートパワーオン
6
WDT Count Mode:
WDTタイマーカウントモードを設定。
「SET WDT CNT」で設定した値をカウン トダウン。
0:1ms単位 1:1s単位
*WDT Count Modeを「1」と指定し場合、
「SET WDT CNT」コマンドで指定する「MSB LSB」パ ラメータの内、LSBのみとなります。
例)5秒後にWDTタイムアップ 0x99 0x00 0x06 ~~~~ ~~~
| |_1sでタイムアップのため+1 |_ ____任意のデータ
7 - -
※ - : 未使用です。書き込む場合は0を指定してください。
*3 LED関連パラメータの詳細
bit 7 6 5 4 3 2 1 0
定義
名称 - - - LED Mode
bit 説明 機能
0 LED Mode:
ステータスLEDの動作モードを設定
0:消灯、1:点灯
1 2:点滅(0.5Hz)
2 3
4 - -
5 - -
6 - -
7 - -
※ - : 未使用です。書き込む場合は0を指定してください。