高い性能を発揮するためのポイント
■ GPFSサーバーのノードを増やすだけで性能が増加する場合もある
■ GPFSサーバーのインターコネクトアダプターを増やすだけで性能が 増える場合もある
■ 同じ実効容量の場合、1本あたりの容量を落としてHDDのトータル本数を増やすほ うが性能がよい
ディスクI/O負荷が 分散された構成 サーバー負荷が 分散された構成 サーバ台数が
ボトルネックに
ディスクI/Oの集中が ボトルネックに
⇒ 性能要求を満たすために適切なハードウェア構成を選択・提案
(ハードウェアがもつキャパシティ以上の性能を出すことはできません)
性能要件に関する対処方針
■ 性能要件がない場合:
• 容量や可用性を優先して構成を決定
• 理論値での性能予測
• (可能であれば)事前のテストによってどの程度の性能が発揮でき るかを計測
■ 性能要件がある場合の検討項目:
• 最初からストレージ装置の機種を決めてかかるのは誤りで、性能要 求の内容を明確にしてから、構成を決定
• お客様予算額によっては、性能要求を満たせない可能性も有る
• 可能な限り、事前のテストによってどの程度の性能が発揮できるか を計測
• 性能要件がある場合の検討項目:
− クライアント台数
− クライアント一台の I/O 性能(単体性能)、もしくは複数の クライアントを合計した I/O 性能(アグリゲート 性能)の何 れが問われているのか
− 求められている総容量
− アプリケーション I/O 特性
性能要件を満たす GPFS デザインの要点
■ 全てのコンポーネント階層間で、アグリ ゲート性能が、性能要件を下回らないよう に構成
■ 右の例の場合:
•
クライアント10台 (1Gbps Ether x 10)−
全 GPFS クライアントのネットワーク I/O 帯域合計値AR1: 10Gbps
•
サーバー3台 (1Gbps Ether x2、4Gbps FC x2)−
全 GPFS サーバーのネットワーク I/O 帯域幅合計値AR2: 6Gbps
−
全 GPFS サーバーの FibreChannel I/O 帯域幅合計値AR3: 24Gbps
•
ストレージ4台 (4Gbps FC/コントローラー)−
全ストレージ装置の帯域幅合計値 AR4: 16Gbps■ 最もアグリゲート性能が低いのは、
AR2 の 6 Gbps
■ サーバーのインターコネクト速度の合計値 がボトルネックと判明
x 2 x 2 x 2
x x6 x x6
x x4 x x4
Storage (x = 4) GPFS Clients (x1= 10)
GPFS Servers (x3= 3)
x2
x5
x7
x9
AR1
AR2
AR3
AR4
注: 図中の機器の台数や数値はあくまで例です。
インターコネクトの重要性
■ GPFS クラスターの性能を左右する重 要なコンポーネント
■ AとB が釣合うように構成すると最適 A) GPFSクライアントが要求する帯域 B) GPFSサーバーが提供できる帯域
■ A>B であれば GPFS サーバー側に ボトルネックがあり、A < B であれば 高価な H/W 資源が無駄となる
■ 殆どのケースでは、最も低速なデバイ スであるストレージ装置の帯域が
GPFS クラスターの性能のボトルネッ ク
GPFS
クライアントインターコネクト
GPFS サーバー
ストレージ接続ネットワーク
ストレージ装置
A
B
単体性能とアグリゲート性能
■ 性能要件には、以下の二種類が存在
• ① クライアント一台の I/O 性能(単体性能)
• ② 複数のクライアントを合計した I/O 性能(アグリゲート性能)
■ ①の高い単体性能が求められる場合、GPFS クライアントとサーバーを接続する インターコネクトは可能な限り高帯域なネットワークが求められるため、
InfiniBand もしくは 10Gbit Ethernet / 40Gbit Ethernet を選択
■ ②の場合には、Gbit Ethernet など低廉なネットワークで多数のクライアントを 接続することで、必要な性能要件を満たすことが可能
GPFS クライアント
インターコネクト
GPFS サーバー
ストレージ接続ネッ トワーク ストレージ装置
②
GPFS クライアント
インターコネクト
GPFS サーバー
ストレージ接続ネッ トワーク ストレージ装置
①
ドキュメント内
2015年2月Power Systemsテクニカル・セミナー「GPFS/ESSの特徴・デザインのポイント」
(ページ 45-51)