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ボタンにクリックイベントを感知するようにセットする

ドキュメント内 android2.indd (ページ 33-36)

次の行に「btn_test.seto」Ctrl + Space と入力するとアシストウィンドウが表示されるので「setOnClickListener(OnC lickListener I)」をダブルクリックします。

btn_test.setOnClickListener(this);

と入力を完了します。

左側にエラー「×」が表示されます。

このエラーは OnClickListener 機能が実装されていないために表示されています。

OnClickListener は画面のクリックを感知するメソッドです。

実装の方法はクラス全体に実装する方法とオブジェクトそのものに実装する方法がありますが、今回はクラス全体 に実装します。

左側のエラー「×」表示をクリックするか、赤波表示の setOnClickListener をマウスでポイントしてアシストウィ ンドウの「’ MainActivity’ を ’ OnClickListener’ に実装させます」をダブルクリックします。

クラスの宣言部が

public class MainActivity extends Activity { から

public class MainActivity extends Activity implements OnClickListener { に変更され、左側にエラー「×」が表示されます。

implements ... はクリックリスナーやタッチリスナーなどの機能をクラスに装備させる場合に指定する記述です。こ れは OnClickListener を実装する場合に必要なメソッドが追加されていないために表示されています。左側のエラー

「×」か赤波表示の MainActivity をクリックしてアシストウィンドウの「実装されていないメソッドの追加」をダブル クリックしてメソッドを実装します。

onCreateOptionsMenu() メソッドの下に新しいメソッド onClick() が追加されます。

OnClickListener は必ずクリックされた時の処理を行う onClick() メソッドとセットで実装します。

このように Eclipse は入力したクラスやメソッドをチェックしてプログラミング上必要な記述を自動的に追加してく れる機能を備えています。この機能をうまく利用すると、素早く少ないタイプ(打ち込み) でプログラムを記述してい くことができます。

同様にもう一つの「Exit」ボタンを btn_exit という変数名でセットします。

Button btn_exit = (Button)findViewById(R.id.button2);

btn_exit.setOnClickListener(this);

これでボタンの実装は完了です。

MainActivity.java を保存して動作確認します。

プログラミングのコツは、まめに動作確認しながら記述ミスがないようにコードを追加していくことがポイントで す。

開発時はデバッグモードでプログラムを実行しながらチェックします。

アプリケーション起動すると画面にデバッグモードであることが表示されます。

デバッグモードで起動した場合、実行中のさまざまな情報をデバッグでチェックすることが可能となりますが、高 度な知識が必要なため本書では解説していません。開発に慣れたら活用してください。

起動を確認したら戻るボタンをクリックして終了します。(まだボタンは動作しません)

ドキュメント内 android2.indd (ページ 33-36)

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