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つのホストオンリー ネットワーク間でのルーティングの設定

ドキュメント内 VMware Workstation の使用方法 - VMware Workstation 9 (ページ 159-200)

リモート X サーバのキーボード マッピングの構成

2 つのホストオンリー ネットワーク間でのルーティングの設定

仮想マシンを使用する複雑なテスト用ネットワークを構築する場合、2 つの独立したホストオンリーネットワークを構成 し、その間にルータを設定することができます。

ホストシステムまたは独自の仮想マシンでルータソフトウェアを実行できます。いずれの場合も、ホストオンリーネッ トワークが 2 つ必要です。

単純な構成では、ホストオンリーネットワークごとに 1 台の仮想マシンを構成します。より複雑な構成では、仮想マシン とホストオンリーネットワークをさらに追加できます。

開始する前に

2 番目のホストオンリーネットワークの作成Windows および Linux ホストシステムの場合、1 番目のホストオンリー ネットワーク(VMnet1)は Workstation をインストールする際に設定されます。「ホストオンリーネットワークの追 加 (P. 158)」を参照してください。

手順

1 1 番目のホストオンリーネットワークへの接続を設定します。

a 仮想マシンを選択して、 [VM] - [設定] を選択します。

b [ハードウェア] タブで [ネットワークアダプタ] を選択します。

c [ホストオンリー] を選択して、デフォルトのホストオンリーネットワーク(VMnet1)に接続します。

2 2 番目のホストオンリーネットワークへの接続を設定します。

a 仮想マシンを選択して、 [VM] - [設定] を選択します。

b [ハードウェア] タブで [ネットワークアダプタ] を選択します。

c [カスタム] を選択し、ドロップダウンメニューからカスタムのホストオンリーネットワークを選択します。

3 (オプション) 仮想マシン上でルータソフトウェアを実行するには、2 つのホストオンリーネットワークに接続する 3 台目の仮想マシンを設定します。

a 仮想マシンを選択して、 [VM] - [設定] を選択します。

b [ハードウェア] タブで [ネットワークアダプタ] を選択します。

c [ホストオンリー] を選択します。

アダプタは、デフォルトのホストオンリーインターフェイス(VMnet1)に接続されます。

d 2 番目のネットワークアダプタを選択し、 [カスタム] を選択して、ドロップダウンメニューからカスタムのホ ストオンリーネットワークを選択します。

4 VMware DHCP サーバサービスを停止します。

オプション 説明

Windows ホスト services.mscコマンドを使用して [サービス] コンソールを開き、VMware DHCP

サービスを停止します。

Linux ホスト killall -TERM vmnet-dhcpdコマンドを使用して、vmnet-dhcpdサー

ビスを停止します。

5 ホストシステムまたは 3 台目の仮想マシンにルータソフトウェアをインストールします(ご使用の方法によって異 なります)。

6 最初の 2 台の仮想マシンにネットワークを構成し、該当するホストオンリーネットワーク上のアドレスを使用する ように設定します。

オプション 説明

Windows ホスト ipconfig /allコマンドを使用して、各ホストオンリーネットワークが使用し

ている IP アドレスを確認します。

Linux ホスト ifconfigコマンドを使用して、各ホストオンリーネットワークが使用している IP

アドレスを確認します。

7 IP アドレスを割り当てます。

オプション 説明

ルータソフトウェアがホストシステムにあ

ホストコンピュータ上のホストオンリーアダプタのアドレスに基づいてデフォルト のルータアドレスを割り当てます。1 台目の仮想マシンでは、デフォルトのルータ

ドレスは VMnet1 に接続されているホストオンリーアダプタの IP アドレスです。2

台目の仮想マシンでは、デフォルトのルータアドレスは VMnet2 に接続されている ホストオンリーアダプタの IP アドレスです。

ルータソフトウェアが 3 台目の仮想マシン にある

3 台目の仮想マシンのアドレスに基づいて最初の 2 台の仮想マシンのデフォルトの ルータアドレスを設定します。1 台目の仮想マシンのデフォルトのルータアドレス は、3 台目の仮想マシンの VMnet1 に接続されているネットワークアダプタの IP ドレスです。2 台目の仮想マシンのデフォルトのルータアドレスは、3 台目の仮想マ

シンの VMnet2 に接続されているネットワークアダプタの IP アドレスです。

8 1 台目と 2 台目の仮想マシンからルータマシンに ping を実行します。

ルータソフトウェアが正しく設定されていれば、1 台目と 2 台目の仮想マシン間で通信できます。

ホストオンリー ネットワークでの IP パケットの漏洩の回避

ホストオンリーネットワークは、セットアップされたホストシステム上に限定されるものです。このネットワーク上の 仮想マシンが送信したパケットは、ホストシステムに接続されている物理ネットワークには漏洩しないはずです。ただ し、マシンがパケットの転送を行なっている場合は、パケットの漏洩が発生する可能性があります。

仮想マシンでダイヤルアップネットワークのサポートを利用していて、パケット転送が有効になっている場合、ホストオ ンリーネットワークの通信がダイヤルアップ接続を介して漏洩することがあります。漏洩を防止するには、ゲスト OS パケット転送を無効にしてください。

ホストシステムに複数のネットワークアダプタが構成されている場合、システムが IP 転送を使用するように意図的に設 定されていることがあります。この場合は、転送機能をそのまま有効にしておくことができます。パケットの漏洩を防ぐ ためには、パケットフィルタ機能を有効にして、ホストオンリーネットワークからのパケットがホストシステムの外に 送信されないように指定しなければなりません。パケットフィルタの構成については、オペレーティングシステムのド キュメントを参照してください。

Windows ホストでのパケット転送の無効化

サーババージョンの Windows オペレーティングシステムを使用しているシステムは、そのシステム宛てではない IP ケットを転送することができます。このようなシステムや Windows Vista および Windows 7 システムでは、デフォル トで IP パケット転送機能が無効になっています。

Windows ホスト上に設定されたホストオンリーネットワークからパケットが漏洩している場合は、ホストシステムで転

送機能が有効になっていないか確認してください。パケット転送機能が有効になっている場合は、無効にする必要があり ます。

注意 IP パケットの転送は、WindowsXP Professional または WindowsXP Home Edition がホストの場合は問題には なりません。

手順

n Windows Vista または Windows 7 ホストで、ルーティングとリモートアクセスサービスを停止します。

a services.msc と入力してサービスコンソールを開きます。

b [ルーティングとリモートアクセス] を選択して、 [停止] をクリックします。

n Windows 2003 Server がホストの場合は、Windows 管理ツールを使用して、ルーティングとリモートアクセス

を無効化します。

a [スタート] - [プログラム] - [管理ツール] - [ルーティングとリモートアクセス] を選択します。

左側のアイコンにはホスト名が記載されています。アイコンに緑の点が付いていれば、IP 転送機能がオンになっ ています。

b IP 転送機能をオフにするには、アイコンを右クリックし、 [ルーティングとリモートアクセス] を無効にします。

すると赤い点が表示され、IP 転送機能は無効になります。

Linux ホストでのパケット転送の無効化

Linux ホスト上に設定されたホストオンリーネットワークからパケットが漏洩している場合は、ホストシステムでパケッ

ト転送機能が誤って有効になっている可能性があります。パケット転送機能が有効になっている場合は、無効にする必要 があります。

パケットの転送を無効化する方法は、お使いの Linux ディストリビューションによって異なります。たとえば、コント ロールパネルを使用する、カーネルをコンパイルするときに設定を行う、システムの起動時に指定値を入力する、といっ た方法があります。詳細は、オペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。

手順

u root として、特殊なファイル /proc/sys/net/ipv4/ip_forward 0(ゼロ)を書き込みます。

echo "0" > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward

Linux でのホストオンリー ネットワーク向けのルーティング情報の管理

ホストオンリーネットワークにはネットワークインターフェイス(vmnet1)が関連付けられます。このインターフェイ スはホスト OS の起動時に「up」となります。ホスト OS 上で機能するルーティングサーバプロセスは、自動的にこの ホストオンリーネットワークを検出して、そのネットワークへの到達方法を伝搬します。ただし、その動作を行わないよ う明示的に構成した場合を除きます。

ルーティング情報を受信する目的でのみ routed デーモンまたは gated デーモンを実行する場合、最も簡単な方法は、

ルーティング構成を実行するときにオプション-qを指定して、ホストオンリーネットワークがルーティング情報を受信 するが、提供しないようにすることです。

ルーティング情報を提供するためにルーティングサービスを実行している場合は、ホストオンリーネットワークへの root 情報をアドバタイズしないようにサービスを構成します。多くの Linux ディストリビューションに同梱されているバー

ジョンの routed デーモンでは、インターフェイスをアドバタイズしないように指定するオプションをサポートしていま

せん。詳細については、お使いのシステムのマニュアル routed(8) を参照してください。

gated デーモンを使用している場合は、vmnet1 インターフェイスをあらゆるプロトコル動作から明示的に除外する必要

があります。gated を使用したマルチホームシステム上に構築されたホストオンリーネットワークで仮想マシンを実行 する必要がある場合に、問題が生じた時は、当社のテクニカルサポートにお問い合わせください。

Linux 上のホストオンリー ネットワークでの DHCP DDNS の使用

Workstation の仮想 DHCP サーバは、Dynamic Domain Name ServiceDDNS)を使用して DNS サーバを更新する ことはできません。このため、DHCP を使用して、IP アドレスだけでなく、ネームサーバを実行しているホストの ID や、最短距離にあるルータまたはゲートウェイといった情報を提供する必要があります。

名前を使用して他の仮想マシンと通信するには、vmnet1 用の DHCP 構成ファイル

(/etc/vmware/vmnet1/dhcpd/dhcpd.conf)を編集するか、ホスト名に静的にバインドされた IP アドレスを使用 してください。DHCP サーバ構成ファイルの編集に必要な情報は、DHCP サーバのドキュメントから直接収集してくださ い。マニュアルページ dhcpd(8) dhcpd.conf(8) を参照してください。

注意 DHCP 構成ファイルの読み取り専用セクションで行った変更は、次に仮想ネットワークエディタを実行するときに

失われます。

Linux ホストでの DHCPD 問題のトラブルシューティング

Workstation をインストールする前に Linux ホストシステムで DHCP サーバ(dhcpd)ユーティリティが実行していた 場合、ユーティリティにより、ホストオンリーネットワークの構成時に新しく追加されたネットワークインターフェイ

ス vmnet1 up となり、利用可能になったことが検出された可能性があります。

一部の dhcpd の実装は、構成ファイルにこのインターフェイス用のサブネットの指定がなければ異常終了します。これ

は、dhcpd がインターフェイスを介して受信したメッセージに応答しないように設定されていても発生する可能性があり ます。

最適な解決方法は、dhcpd 構成ファイルにsubnet <net>.0 netmask 255.255.255.0 {} の形式の行を追加する ことです。<net> は、ホストオンリーネットワークに割り当てられたネットワーク番号(例: 192.168.0)です。構 成ファイルのこの行は、dhcpd にホストオンリーネットワークに関する情報を提供し、そのネットワークから送信され

る dhcpd リクエストに応答しないように明示的に指示します。

ドキュメント内 VMware Workstation の使用方法 - VMware Workstation 9 (ページ 159-200)

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