• 検索結果がありません。

プラットフォームサポート

ドキュメント内 iStorage NS500Ri    システム構成ガイド (ページ 41-58)

プラットフォームサポートは、ハードウェアの障害復旧とOS等の問い合わせ対応や修正モジュールの提供に加え、ドライバの再設定、OS搭 載ディスクの復旧支援まで、ワンストップ(一括)で対応するサポートサービスです。

詳細は、下記Webサイトをご覧ください。

http://jpn.nec.com/service/support/pfsupport/index.html

日本電気株式会社 第 3, 2018942

リファレンス

外観図

正面図/背面図

2.5 型ドライブモデル正面図

凡例

A. 2.5型HDDケージ(標準) E. UIDスイッチ/ランプ

B. POWERスイッチ/ランプ F. サービスポート

C. Healthランプ G. シリアルタグ

D. LINK/ACTランプ H. USB3.0ポート

3.5 型ドライブモデル正面図

凡例

A. 3.5型HDDケージ(標準) D. Health ランプ

B. POWERスイッチ/ランプ E. UID button/ランプ

C. LINK/ACT ランプ

日本電気株式会社 第 3, 2018943

背面図 (標準構成)

凡例

A. PCIスロット G. ディスプレイコネクタ B. PCIスロット(オプション) H. NIC ポート C. 電源ユニット I. 管理用LANコネクタ D. ACインレット J. 2x USB 3.0 ポート

E. AC Powerランプ K. UIDランプ

F. 電源ユニット L. LOMカードスロット

日本電気株式会社 第 3, 2018944

三面図

2.5 型ドライブモデル

3.5 型ドライブモデル

日本電気株式会社 第 3, 2018945

補足事項全般

ハードディスク

 ハードディスクの容量表記は1GB=10003B、1TB=10004B換算値です。 1GB=10243B、1TB=10244B換算のものとは表記上同容 量でも、 実容量は少なくなります。

PCI 拡張スロット

 PCI Expressの転送速度は下記のとおりです。

 PCI Express (PCIe): 2.5Gb/s (片方向) /1レーン

 PCI Express 2.0 (PCIe 2.0): 5Gb/s (片方向)/1レーン

 PCI Express 3.0 (PCIe 3.0): 8Gb/s (片方向)/1レーン

 例:PCIe 3.0でx8レーンの場合は64Gb/s(片方向)/レーンとなる。

 ソケットとは、コネクタのサイズを示します。

 ソケットにはソケット数以下カードが接続可能

 例: x4ソケット -> x1/x4カードは搭載可能、x8カードは搭載不可

時計表示

 低温または高温で保管した場合、システム時計の時刻が現在時刻から大きくずれる場合があります。システム時計に高い精度が求めら れる場合には、タイムサーバ(NTPサーバ)の運用を推奨します。

省エネ法 (2011 年度 ) に基づくエネルギー消費効率およびグリーン購入法

 エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を省エネ法で定める複合理論性能(単位 ギガ演算)で 除したものです。

 省エネ法(2011年度基準)を達成している装置はグリーン購入法の基本方針(2017年2月閣議決定)の判断基準を達成しています。

EXPRESSBUILDER

 本体に内蔵されているEXPRESSBUILDERは下記のものを含みます。

 OSセットアップ用ツール

 RAID構築ツール: Smart Storage Administrator

 BIOS/BMC設定ツール 補足事項:

- iStorage NS500RiではOSセットアップ用ツールを用いたOSインストールはサポートしていません。OSインストールは、付属の バックアップDVD-ROMを用いてください。

日本電気株式会社 第 3, 2018946

メモリ補足事項

搭載ルール

 CPUにメモリコントローラが内蔵されていますので、CPU搭載数によって搭載できるメモリの枚数が異なります。

 メモリ増設手順はマルチコア/マルチタスクにおいて効率よく性能が発揮されるように定義しています。

 1CPUあたり最大12枚まで搭載可能です。

メモリを搭載する際には容量の大きいメモリから順番に搭載する必要があります。本搭載ルールが守られない場合、メモリの認識が出来なく なる等の不具合が発生する場合があります。なお、BTO出荷時も同様のルールが適用されます。

2xCPU構成の場合、最初はCPU1、次はCPU2と交互にメモリを実装願います。

また、メモリ搭載枚数によって、実装位置が異なる場合があります。メモリを増設される場合は、メモリ実装ルールに従いメモリを増設してくだ さい。

CPUあたり、5枚、7枚、9枚、10枚、11枚のメモリ構成では、メモリのバランスが取れないため十分に性能を発揮できない可能性もござい ます。他のメモリ構成を活用することを推奨いたします。

1CPU 構成

2CPU 構成

日本電気株式会社 第 3, 2018947

実装されるメモリが 1~3 枚の場合 実装されるメモリが 4 枚の場合

実装されるメモリが 57 枚の場合 実装されるメモリが 8 枚の場合

実装されるメモリが 9 枚の場合 実装されるメモリが 10 枚の場合

実装されるメモリが 1112 枚の場合

日本電気株式会社 第 3, 2018948

内蔵ドライブ補足事項

内蔵ドライブ ( データドライブ ) を組込み出荷する場合の条件

ユーザ領域に内蔵ドライブを搭載して出荷する場合、搭載できるドライブの種類や設定できるRAIDレベルなどに条件があります。以下の条 件にあうようにシステムを構成してください。

共通

 ユーザ領域に内蔵ドライブを搭載した状態で出荷する場合は、同一種類/同一回転数/同一セクタ形式のドライブのみ選択することができ ます。

 同一種類のSSDでも、Endurance(VE, RI)が異なる場合、SSDの混在はできません。

例えば、2.5型 SATA SSD 480GB 6Gb/s (VE(Value Endurance))と2.5型 SATA SSD 960GB 6Gb/s (RI(Read Intensive))の混在 は、工場出荷(BTO組込み)では対応しておりません。

 RAIDを構成するために必要な同一容量のドライブを必要な台数分指定してください。

内蔵ドライブを混在して組込み出荷する場合のドライブ搭載の優先度

内蔵ドライブはフロントケージ→ミドルケージ→リアケージの順に実装されます。

また、搭載スロット番号の若番号からOS領域、ユーザ領域の順に内蔵ドライブが搭載されます。またユーザ領域については、容量の小さい 順に搭載されます。

RAID コントローラ構成

 出荷時に指定できるRAID設定は、RAID 0, 1, 5, 6, 10です。

 RAIDコントローラのキャッシュメモリ設定は、Write Backの設定で出荷します。

工場出荷時の RAID 構成の既定値

利用可能なRAID構成とドライブ台数ごとのRAID構成の既定値は以下の通りです。 既定値以外のRAID構成で工場出荷することはでき ません。利用可能なRAID構成とドライブ台数ごとのRAID構成の既定値は以下の通りです。

2.5 型モデル

ユーザデータ用ドライブ台数 RAID構成の既定値

3~8台 1x RAID5(3~8台)

9台 1x RAID5(8台) + 1x RAID0(1台)

10台 1x RAID5(8台) + 1x RAID1(2台)

11~16台 1x RAID5(8台) + 1x RAID5(3~8台)

17台 2x RAID5(8台) + 1x RAID0(1台)

18台 2x RAID5(8台) + 1x RAID1(2台)

19~24台 2x RAID5(8台) + 1x RAID5(3~8台)

3.5 型モデル

ユーザデータ用ドライブ台数 RAID構成の既定値 6台(6TB×6(標準)) 1x RAID5(6台) 7台(6TB×6(標準) + 6TB×1) 1x RAID6(7台) 8台(6TB×6(標準) + 6TB×2) 1x RAID6(8台)

9~12台(6TB×6(標準) + 6TB×3~6) 1x RAID5(6台) + 1x RAID5(3~6台) 13台(6TB×6(標準) + 6TB×7) 1x RAID6(7台) + 1x RAID5(6台) 14台(6TB×6(標準) + 6TB×8) 1x RAID6(7台) + 1x RAID6(7台)

15台(6TB×6(標準) + 6TB×9) 1x RAID5(6台) + 1x RAID5(6台) + 1x RAID5(3台) 16台(6TB×6(標準) + 6TB×10) 1x RAID6(7台) + 1x RAID5(6台) + 1x RAID5(3台) 17台(6TB×6(標準) + 6TB×11) 1x RAID6(7台) + 1x RAID6(7台) + 1x RAID5(3台) 9~12台(6TB×6(標準) + 8TB/10TB×3~6) 1x RAID5(6台) + 1x RAID5(3~6台)

13台(6TB×6(標準) + 8TB/10TB×7) 1x RAID5(6台) + 1x RAID6(7台) 14台(6TB×6(標準) + 8TB/10TB×8) 1x RAID5(6台) + 1x RAID6(8台) 15~17台(6TB×6(標準) + 8TB/10TB×9~11) 2x RAID5(6台) + 1x RAID5(3~5台) 3.5型モデルは複数型名のディスクを選択することはできません。

日本電気株式会社 第 3, 2018949 2.5 型モデルの組込み構成例

例えば、ユーザ領域として以下を選択した場合、

300GB SAS HDD 12Gb/s 10,000rpm 512n ×3 600GB SAS HDD 12Gb/s 10,000rpm 512n ×3 1.2TB SAS HDD 12Gb/s 10,000rpm 512n ×10 工場出荷時には、以下の構成となります。

内蔵ドライブの混在条件について

 ユーザ領域に異種SSDの混在、異種HDDの混在、およびHDD/SSDの混在はBTO組込みの対象外です。

 同一RAIDグループ(ディスクアレイ)内での混在はできません。

 異種ドライブ混在時にホットスペアディスクを定義する場合は、同一ディスクアレイに異種ドライブが混在することを防ぐため、同一種類の ドライブに対する「専用ホットスペア(Dedicated Hot Spare)」に設定してください。「共用ホットスペア(Global Hot Spare)」は使用できま せん。

 その他、詳細な混在条件については次項に続く該当セクションをご参照ください。

異種ドライブの混在 (2.5 型ドライブモデル )

フロントの24スロットを便宜上8つずつに分け、それぞれを1つのケージ(計3つ)として考えます。そして各ケージ内で2種類(24スロット全 体では6種類)のドライブを搭載することができます。ここで言う種類とは、SAS HDD 10,000rpm(512n)、SAS HDD 10,000rpm(512e)、SAS HDD 15,000rpm(512n)、SAS HDD 7,200rpm(512e), SATA HDD 7,200rpm(512n)、SATA HDD 7,200rpm(512e)、SATA SSD(VE/RI)の 9種類です。

なお、Slot0,1については、OS用途として、SAS HDD 10,000rpm(512n)が搭載されています。

以下に異種ドライブ混在時のNG構成/OK構成の一例を示します。

日本電気株式会社 第 3, 2018950

日本電気株式会社 第 3, 2018951

構築時の注意事項

オプション部材増設時の注意

お客様にてオプション部材の増設を実施する場合は、ヘクサロビュラドライバー(*1)のT-10/T-15/T30が必要です。構築前に事前にお客様

で手配ください。

*1 :ヘクスローブ、またはトルクス(「トルクス」は他社商標です)とも呼ばれるネジ規格です。サイズは小さい順から、T1 から T100 まで 決められ、サイズに合わない工具を使うとネジを傷める可能性があります。

監視・管理サーバのソフトウェアバージョン

本モデルを他の管理PC(サーバでも代替可)で管理する場合、管理PCの管理ソフトウェアが本モデルを管理できるバージョンか(本モデルを 管理対象としてサポートしているか)確認してください。 ESMPRO/ServerManagerを使用する場合、管理PCの

ESMPRO/ServerManagerをアップデートしなければならない場合があります。 下記のWebサイトから最新版をダウンロードし、インストー ルしてください。

ESMPRO/ServerManager ダウンロード

http://jpn.nec.com/esmsm/download.html?#sm_ver5 ↓

ESMPRO/ServerManager Ver.6(Windows) こちらのページからダウンロードしてください。

512e セクタ HDD ご使用時の注意事項

 Windows Serverで512eセクタHDD上に仮想ディスクイメージを格納しHyper-VでゲストOSを動作させる場合は、512eセクタHDD に対応しているゲストOSのみ利用できます。512eセクタHDDに対応しているWindows OS(ゲストOS)は以下の通りです。

- Windows Server 2008R2 SP1 以降 - Windows 7 SP1 以降

 一部のバックアップソフトウェアではバックアップしたデータをリストアする際に、バックアップしたデータが格納されていたドライブと同じセ クタのドライブでなければならないといった機能制限がある製品があります。異なるセクタ形式のドライブを混在したシステムを構築して、

バックアップをした時のドライブと異なるセクタ形式のドライブにデータをリストアするような運用を検討している場合は、このような使い方 に対応したバックアップソフトウェアを用意してください。

SSD の製品寿命

NANDフラッシュ型ストレージのSSDは、書き込み保証値を超えるデータの書き込みを行った時点で寿命となる有寿命品です。お客様の使 用方法によっては、耐用寿命期間内に書き込み保証値を超えるデータの書き込みが行われる場合があります。

SSDの製品寿命については、製品の保証期間にかかわらず、下記に記載する耐用寿命期間を過ぎた時、もしくは書き込み保証値に達した 時のいずれかの時点で終了となります。それ以降の修理はお受けできませんので、お客様にて製品を再度ご購入ください。

SSDの耐用寿命期間および書き込み保障値は、NEC Webサイト「SSD の製品寿命について (タワー、ラック、モジュラーサーバ編)」に掲 載しておりますので、ご参照願います。

http://jpn.nec.com/express/systemguide/100guide.html

ドキュメント内 iStorage NS500Ri    システム構成ガイド (ページ 41-58)

関連したドキュメント