• 検索結果がありません。

第 4 章 消費者のブランド認知変化に関する実験

4.5 ブランド認知テストとその結果

40

の良さ」に関する評価は、男女の人数がほぼ同じく示された。

41

表 4-2 ブランド認知テスト(日本語版)

4.5.2 ブランド認知テストの結果

ブランド認知テストの結果としては:

まず 1 番目の「サンプルに対応する酒造メーカーに線を引く」結果として、a サンプルで 15 人、b サンプルで 16 人、c サンプルで 24 人が正確に線を引いた。

cサンプルの正解率は 80%になった。

次は、サンプルの紹介ストーリーの復唱として、a サンプルで 17 人、b サンプ ルで 12 人、c サンプルで 23 人が復唱しできた。cサンプルの復唱正解率は、

77%である。復唱の判断標準としては、日本語に話せる中国人 2 人が、日本語の サンプルのストーリー紹介文に対照しながら、被検者の復唱文について第三者 の目線から評価した。

42

また、サンプルの総合評価を加え、一番印象を残っているサンプルを選定する ことについて、a サンプルで 7 人、b サンプルで 9 人、c サンプルで 14 人が選ば れた。その中で、1 週間前と同じサンプルを選んだ人は総計 15 人(男性:9 人;

女性 6 人)、a サンプルが 4 人、b サンプルが 7 人、c サンプルが 4 人である。残 りの 15 人(男性:6 人;女性 9 人)は、1 週間前と違うサンプルに選び、a サン プルが 3 人、b サンプルが 2 人、c サンプルが 10 人である。評価実験の 1 週間 後、c サンプルに変わった被検者の中、評価実験に a サンプルを選んだ 4 人と、

b サンプルを選んだ 6 人にあった。

1 週間前の評価実験から比べ、a サンプルが 2 人、b サンプルが 6 人を、c サ ンプルに変わった。

また、cサンプルを選定した被験者には、11 人が、「商品の紹介には、このお 酒が他のお酒より独特なので、酒造見学も参加しに行きたい」と回答した。

最後、一番印象が深いサンプルについて、覚えられる要因(複数選択可)とし て、以下の結果に得られた:

まず、a サンプルを選んだ 7 人には:

覚える要因 人数

A.名前が覚えやすい 2 人

B.デザインがいい 6 人

C.限定商品なので 1 人

D.商品に対する紹介が独特なので 0 人

E.おいしかったので 2 人

F.その他 0 人

(A:男性 2 人;B:男性 3 人;女性 3 人;C:男性 1 人;E:男性 1 人;女性 1 人)

以上の結果で、a サンプルを選んだ人が、デザインの特別性を重視したことを 明らかにした。

また b サンプルを選んだ 9 人には:

覚える要因 人数

A.名前が覚えやすい 2 人

B.デザインがいい 4 人

C.限定商品なので 4 人

43

D.商品に対する紹介が独特なので 4 人

E.おいしかったので 7 人

F.その他 1 人(好感がある)

(A:女性 2 人;B:男性 4 人;C:男性 3 人;女性 1 人;D:男性 1 人;女性 3 人 E:

男性 3 人;女性 4 人;F:女性 1 人

以上の結果で、b サンプルを選んだ人が、中国のお酒の味と似ているお酒の方 が記憶に残しやすいことを明らかにした。

最後に c サンプルを選んだ 14 人には:

覚える要因 人数

A.名前が覚えやすい 1 人

B.デザインがいい 7 人

C.限定商品なので 6 人

D.商品に対する紹介が独特なので 11 人

E.おいしかったので 3 人

F.その他 0 人

(A:女性1人;B:男性 4 人;女性 3 人;C:男性 2 人;女性 4 人;D:男性 7 人;女性 4 人 E:男性 1 人;女性 2 人)

以上の結果で、c サンプルを選んだ人が、商品のデザインと限定要素に重視す る上、最も重要な原因が、商品の独特なストーリーが消費者の主観記憶にブラン ドの認知を生成したことを明らかにした。

総計として、30 人の選択には:

覚える要因 人数

A.名前が覚えやすい 5 人

B.デザインがいい 17 人

C.限定商品なので 11 人

D.商品に対する紹介が独特なので 15 人 E.おいしかったので 12 人

F.その他 1 人

44

(A:男性 2 人;女性 3 人;B:男性 10 人;女性 7 人;C:男性 8 人;女性 3 人;D:男 性 5 人;女性 10 人 E:男性 6 人;女性 6 人;F:女性 1 人

ブランド認知テストの結果から、デザインの特色で商品を覚えられる人が一 番多いと示されたが、一番選ばれる c サンプルについて、主観意識にブランド のストーリー紹介と共感し、ブランドの認知を生成する方が多いと示された。特 に、事後インタビューで、ストーリーの復唱について「なぜcサンプルに印象が 深いか」という質問に、11 人が「消費者と一緒に作る限定商品なので、私も一 度酒造に行って試したかった」と答えた。以上の結果について、意味的価値を付 加する限定販売戦略は、消費者に企業のブランド理念までにも関心を引き起こ せると考えられる。

また、ブランド認知テストで、印象に残る商品の要素は、男性が「デザインが いい」に、女性が「商品に対する紹介は独特なので」の方が高いと示された。ま た、男性は、選択肢 C「限定商品なので」を選んだ方も女性より多いと示された。