FrameMaker 9 以降では、階層構造やグループ化をブックの中で強制することができます。子ブックをブック内に含めた
り、フォルダーおよびグループをブック内で作成したりすることもできます。
構造化された FrameMaker ブックをリンクまたは取り込むと、RoboHelp のプロジェクトマネージャーポッドには、
FrameMaker ブックの階層構造が表示されます。RoboHelp にリンクまたは読み込んだ子ブックは、親ブックの目次、索 引、用語集を継承します。詳細は、「FrameMaker ヘルプ」を参照してください。
FrameMaker ブックを RoboHelp にリンクした際に、プロジェクトマネージャーポッドに反映される FrameMaker ブックの階層構造
FrameMaker 相互参照書式の RoboHelp スタイルへの変換
デフォルトでは、マッピングなしで生成されたトピックには、ソース文書の相互参照スタイルが使われます。FrameMaker 文書の相互参照には、ヘルプフォーマットには必要のないページや巻への参照が含まれていることがあるので、このような 書式のマッピングを定義するようにしてください。
1 ファイル/プロジェクトの設定を選択します。
2 プロジェクト設定ダイアログボックスの「読み込み」設定タブの「FrameMaker 文書」の下にある「編集」をクリック します。
3 PDF 設定ダイアログボックスの「相互参照」グループで、相互参照書式を選択します。
4 選択した書式にマップする RoboHelp スタイルを選択するか、RoboHelp スタイルのフィールドに入力して、
FrameMaker 文書の中の相互参照を再定義します。
5 構成要素をダブルクリックして、RoboHelp 相互参照定義を追加します。
内容参照
FrameMaker 文書に内容参照として挿入されたテキストやファイルは、トピックの一部として表示されます。オンラインヘ
ルプ出力の参照としては表示されません。詳細は、「FrameMaker ヘルプ」を参照してください。
変換設定
RoboHelp では、各ソースタイプ用にプロジェクト全体の設定を定義することができます。すべての FrameMaker ドキュ メントに対して、変換設定を一度のみ定義します。同様に、Microsoft Word ドキュメントの変換設定は、読み込まれる
Word ドキュメントに対しても同じです。
プロジェクト全体の変換設定により、プロジェクト内部だけでなく、複数のプロジェクトにまたがって一貫性が向上します。
段落、表、画像などを対象とした個別の変換設定を定義することなく、RoboHelp プロジェクトを迅速に設定することがで きます。
次の設定が含まれます。
• FrameMaker テンプレートの定義
• RoboHelp プロジェクト用のカスケーディングスタイルシート(CSS)
• FrameMaker 書式と RoboHelp スタイルとの間のスタイルマッピング
• 書式変換設定、画像変換設定、その他の設定
設定の書き出し
1 ファイル/プロジェクトの設定を選択します。
2「読み込み」タブの「書き出し」をクリックします。
3 RoboHelp 読み込み設定ファイル(ISF ファイル)の名前を指定して、「保存」をクリックします。
設定のプロジェクトへの読み込み
1 ファイル/プロジェクトの設定を選択します。
2「読み込み」タブの「参照」をクリックします。
3 RoboHelp 読み込み設定ファイル(ISF ファイル)の名前を指定して、「開く」をクリックします。
ページ割り付けとピック名の設定
ページ割り付けの基本
FrameMaker 文書をリンクまたは取り込む場合には、FrameMaker ファイルの内容を、RoboHelp の中でどのようにペー ジ割り付けするのか、またはトピックに分割するのかを定義します。 FrameMaker ドキュメントをページ割り付けする場合 は、ドキュメントで使用する1つまたは複数の段落スタイル(見出し 1 など)やマーカーの種類(PageBreak など)を選択 できます。
注意: PageBreak は、マーカーを使用したトピックの分割設定で RoboHelp がデフォルトで提供するマーカーの種類です。
FrameMaker ドキュメントでページ割り付け用に使用するマーカーの種類を指定できます。
<<ページ割り付け(このスタイルに基づくトピックの分割)とマーカーを使用したとピークの分割を強調表示するスナッ
プショットを追加します >>
例を挙げます。 FrameMaker ドキュメントに 10 個のトピックが含まれていて、各トピックにサブトピック、タスク、表が 含まれているような場合、各トピックを別々の HTML ファイルとして出力するように設定することができます。これらの 各トピックが見出し 1 書式である場合、独立した HTML トピックとして作成されるように各見出し 1 書式を設定できます。
一方、見出し 2 でページ割り付けを設定すると、各見出し 2 トピックに関して独立した HTML ファイルが作成されます。
ページ割り付けに見出し 1 と 2 の両方を選択する場合、これらの段落スタイルの 2 つの連続する見出し間の内容は、トピッ クを作成するために使用されます。
マーカーを使用してドキュメントのページ割り付けを行うには、RoboHelp でトピックを作成する段落にマーカーを適用 し、マーカーの種類を選択します。例えば、FrameMaker ドキュメントで PageBreak マーカーをすべての見出し 1 段落に 適用できます。
場合によっては、段落スタイルとマーカーの種類を組み合わせて使用し、ページ割り付けを行うことができます。例えば、
すべての見出し 1 段落と、いくつかの見出し 2 段落でページ割り付けを行うことができます。場合によっては、PageBreak マーカーをFrameMaker ドキュメントの個々の見出し 2 段落に割り当てた後、RoboHelp でページ割り当ての段落スタイ ルとして見出し 1 を選択して PageBreak マーカーの種類を適用できます。
<NoSplit>マーカーテキストのある PageBreak マーカーの種類を適用することで、特定の段落スタイルのドキュメントの ページ割り付けを停止することもできます。
注意:<NoSplit>マーカーテキストには、大文字と小文字の区別はありません。
RoboHelp が 2 つの連続する段落に内容が存在しないと判断した場合、ページ割り当ての段落スタイル設定に基づき、ペー
ジ割り付けを行ったり、段落をトピックに分割することはありません。PageBreak マーカーを 2 つめの段落に適用し、別の トピックを作成するべきであることを、明示的に示すことができます。
注意: PageBreak は、一例です。ページ割り付けには、どのようなマーカーも一貫して適用し、マーカーを使用したトピッ クの分割設定で指定できます。
ドキュメントのページ割り付けを行うには、次のガイドラインに従います。
トピック内のコンテンツの完全性 生成されるトピックが、関連する読者のための情報をすべて含むことを保証します。例え ば、Heading 3 レベルの段落にページ設定を設定した場合、他の Heading 3 レベルのトピックに含まれる文脈情報が失われ て、タスク情報だけが含まれる可能性があります。このようにトピックが切り離されるのを避けるには、単一のヘルプト ピックだけで詳細が得られるように、高いレベルでページ設定を設定してください。
ドロップダウンテキスト ドロップダウンテキスト用の段落書式には、ページ設定を設定しないようにしてください。この書 式で適用された段落は、ドロップダウンテキストのキャプションの段落書式に添付する必要があります。62 ページの「変換 前に行うオンライン出力の最適化」を参照してください。
トピック名の基本
ページ設定用の見出しスタイルを設定した場合には、この見出しテキストが、RoboHelp で作成されたトピックファイルの デフォルトのファイル名になります。例えば、Heading 2 をページ設定用に定義したとし、FrameMaker 文書には
「Introduction」と「Beyond basics」という 2 つの Heading 2 のトピックがあったとします。この場合、RoboHelp では
「introduction.htm」および「beyond_basics.htm」というファイル名の「Introduction」および「Beyound basics」と いうトピックが作成されます。したがって、トピックのタイトルを示す直観的な名前のついた HTML ファイルが得られま す。
RoboHelp では、次のような場合にトピック名をカスタマイズするための様々な方法をサポートします。
スタイルに基づいたページ割り付け トピックは、変換設定ダイアログボックスの「その他の設定」タブで選択したパターン に従って名前が付けられます。以下のいずれかを選択することも、RoboHelp が提供するトピック名パターン構成単位を利 用してトピック名パターンを作成することもできます。さらに、「HelpTopic」など静的テキストの後ろに<n>を追加し
(HelpTopic 1、HelpTopic 2 など)、トピックを作成することもできます。
マーカーに基づくページ割り付け ページ割り付けに使用するマーカーに基づくトピックに名前を付けるには、
FrameMaker ドキュメントで各マーカーを設定し、ファイル名とタイトルをファイル名 | タイトルフォーマットのマーカー テキストとして指定します。
トピック名パターン 説明
デフォルト 生成された HTML トピックには、トピックタイトルとしての段落テキストとファイル名がありま す。
<$filename_no_ext>-<$paratext> 生成された HTML トピックには、FrameMaker ドキュメントのファイル名で構成されるファイル 名があり、.fm 拡張子と段落テキストは含まれず、ハイフンで区切られます。例えば、名前が
「Chapter.fm」で段落テキストが「1-Introduction」になっている FrameMaker ドキュメント は、「Chapter-1-Introduction」というタイトルで「Chapter-1-Introduction.htm」というファ イル名の HTML トピックに変換されます。
<$filename_no_ext>-<n> 生成される HTML トピックのファイル名は、FrameMaker 文書のファイル名から .fm 拡張子を省 いたものと、段落番号とをハイフンで区切ったものになります。例えば、「Chapter.fm」という FrameMaker ドキュメントは、「Chapter-1」というタイトルで「Chapter-1.htm」というファ イル名の HTML トピックに変換されます。
<$paratext_no_num> 生成された HTML トピックには、ページ割り付けが設定された段落書式の段落テキストで構成さ れるファイル名があり、段落番号は含まれません。例えば見出し 1 段落「1. Introduction」は、
「Introduction」というタイトルで「Introduction.htm」というファイル名の HTML トピックに 変換されます。
<$paratext> 生成される HTML トピックのファイル名は、ページ設定が設定された段落書式の段落テキストに
なります。例えば、見出し 1 段落「Introduction」は、「Introduction.htm」というタイトルと ファイル名の HTML トピックに変換されます。