データの移行ツールを使用すると、Update Manager インストーラを開始し、Update Manager 構成とデータベースを 64 ビットマシン上でリストアできます。
ターゲットマシンには、ソースマシンに使用していたのと同じホスト名を使用できます。
ツールを使用し、Update Manager がインストールされているマシンのローカルにある SQL Server Express データベー スをバックアップする場合、データベースを新しい 64 ビットマシンにリストアするのにも、その移行ツールを使用します。
手順
1 datamigration フォルダをソース(32 ビット)マシンからターゲット(64 ビット)マシンにコピーします。
2 Update Manager インストールメディアをターゲットマシンの DVD-ROMドライブに挿入する、またはインストール ISO イメージをターゲットマシンにコピーします。
3 Windows コマンドプロンプトで、ソースマシンからコピーした datamigration フォルダに移動し、
install.bat を実行します。
スクリプトでバックアップ構成データとデータベースがインポートされます。
4 Update Manager インストーラのパスを入力します。
インストールスクリプトで移行データがあることが確認され、Update Manager インストーラが起動します。
5 インストーラの言語を選択して、 [OK] をクリックします。
6 ようこそページを確認して、 [次へ] をクリックします。
7 特許協約を読み、 [次へ] をクリックします。
8 使用許諾契約書の条項に同意して、 [次へ] をクリックします。
9 Update Manager サーバが vCenter Server システムに接続するために使用する、vCenter Server の IP アドレス または名前、HTTP ポート、および管理アカウントを入力し、 [次へ] をクリックします。
10 使用するデータベースのタイプを選択します。
n ソースマシン上でバンドルされている SQL Express データベースを使用しており、バックアップしたデータ ベースをインストールしてインポートする場合、 [SQL Server 2005 Express のインスタンスをインストール
(小規模の展開向け)] をクリックします。
n 既存のバンドルされている以外のデータベースを使用する場合、 [既存のサポートされているデータベースを使用] をクリックし、ソースマシン上のデータベースに使用していた DSN を選択し、その DSN のユーザー名とパス ワードを入力し、 [次へ] をクリックします。
DSN のデータベースユーザー名とパスワードは、DSN で SQL Server 認証を認証を使用する場合にのみ必要です。
Update Manager では、Windows NT 認証を使用するリモート SQL Server データベースの使用はサポート されません。
11 (オプション) データベースオプションを選択します。
n 入力するシステム DSN が、同じスキーマを持つ既存の Update Manager データベースを示す場合は、既存の データベースを残すか、空のデータベースで置き換えるかを選択します。
n 入力するシステム DSN が古いスキーマを示す場合、データベースのアップグレードページで [はい、Update Manager データベースをアップグレードします] と [既存の Update Manager データベースをバックアップ しました] を選択し、 [次へ] をクリックします。
第 6 章異なるマシン上での Update Manager データの移行と Update Manager のアップグレード
12 ドロップダウンメニューから IP アドレスまたはホスト名を選択して、Update Manager インスタンスをネットワー ク上で識別する方法を指定します。
Update Manager をインストールするコンピュータの NIC が 1 つの場合、Update Manager のインストーラは自 動的に IP アドレスを検出します。コンピュータに NIC が複数ある場合は、正しい IP アドレスを選択するか、DNS 名を使用します。この DNS 名は、この Update Manager が管理するすべてのホストから解決できる必要があります。
13 使用するポート番号を入力するか、表示されるポート番号をそのまま使用し、プロキシ設定を構成するかどうかを指 定したあと、 [次へ] をクリックします。
表示されるポート番号は、ソース Update Manager インストールからバックアップされた番号です。
14 (オプション) プロキシサーバとポートの情報、プロキシの認証を行うかどうかを指定して、 [次へ] をクリックします。
15 Update Manager のインストールの場所とパッチのダウンロード場所を選択して、 [次へ] をクリックします。
パッチをダウンロードする場所は、ソース Update Manager インストールからバックアップされた場所です。
16 (オプション) ディスクの空き容量に関する警告メッセージに対し、 [OK] をクリックします。
このメッセージは、Update Manager を空き容量が 20GB 未満のコンピュータにインストールしようとしたときに 表示されます。
17 [インストール] をクリックします。
18 Update Manager のインストールが完了したら、 [終了] をクリックします。
データの移行ツールでバックアップされた構成データがリストアされます。
Update Manager がインストールされ、バックアップした設定がリストアされます。SQL Server Express データベース を移行し、Update Manager のインストール時にこのデータベースをインストールすることを選択した場合、データベー スも新しいマシン上にリストアされます。インストールの完了後、Update Manager サービスが開始されます。
失敗した場合、スクリプトで生成されるログファイルを調べます。このファイルは restore.log で、datamigration
¥logs フォルダにあります。
Update Manager のアップグレード 7
Update Manager 1.0 以降を Update Manager 4.1 にアップグレードできます。
Update Manager 4.1 は 64 ビットオペレーティングシステム上にのみインストールできます。Update Manager の以 前のバージョンを 32 ビットプラットフォームで実行している場合、データベースを手動でバックアップする必要がある、
またはデータの移行ツールを使用して 32 ビットマシン上の既存のデータをバックアップし、そのデータを Update Manager 4.1 のインストール先の 64 ビットマシン上にリストアできます。データの移行ツールを使用してデータの移行と Update Manager のインストールを行う方法の詳細については、第 6 章「異なるマシン上での Update Manager デー タの移行と Update Manager のアップグレード (P. 39)」を参照してください。
Update Manager のアップグレードプロセス中に、vci-integrity.xml は上書きされます。vci-integrity.xml ファイルで次のパラメータを変更した場合にも、アップグレード時に失われません。
n vCenter Server のホストとポートの設定: vCenter Server がインストールされたコンピュータの IP アドレス、および Update Manager サーバが vCenter Server への接続に使用するポート。これらの設定は <vpxdLocation> タグ を使用して構成できます。
n パッチストア: <patchStore> タグを使用して構成できるパッチのダウンロード場所(Update Manager がパッチ メタデータとパッチバイナリを保存するディレクトリ)。
n パッチデポの URL: Update Manager Client が Update Manager サーバへの接続およびパッチデータのダウン ロードに使用する URL とポート。URL には、Update Manager サーバがインストールされたコンピュータの名前 または IP アドレスが含まれます。これらの設定は <PatchDepotUrl> タグで構成できます。そのような設定がな い場合、ESX/ESXi ホストは Update Manager サーバと Web サーバのポートを URL として使用して、
Update Manager サーバからホストパッチをダウンロードします。
n パッチデポのプロキシ URL: Update Manager サーバが ESX ホストパッチのダウンロードに使用するプロキシ URL。 この設定は <PatchDepotProxyUrl> タグで構成できます。値が指定されていない場合、Update Manager はプ ロキシ設定のプロキシサーバを使用してホストパッチをダウンロードします。
n プロキシ設定: Update Manager のプロキシ設定。これらの設定には、プロキシポート(<proxyPort>)、プロキシ サーバ(<proxyServer>)、プロキシサーバの使用(<useProxyServer>)などがあります。
n SOAP ポート: Update Manager Client が Update Manager サーバへの接続に使用する SOAP ポート。この設定は
<soapPort> タグで構成できます。
n Web サーバポート: ESX/ESXi ホストがホストパッチをダウンロードするために Update Manager サーバに接続 するときに使用する Web ポート。この設定は <webServerPort> タグで構成できます。
n パッチメタデータのダウンロード URL: Update Manager がホスト用のパッチメタデータをダウンロードする URL。 この変数は <PatchMetadataDownloadUrl> タグで構成できます。Update Manager 4.1 へのアップグレード中 に、<PatchMetadataDownloadUrl> タグの値は <ESX3xUpdateUrl> タグに移動されます。
Update Manager をアップグレードするときに、インストールパスとパッチのダウンロード場所を変更することはでき ません。これらのパラメータを変更するには、アップグレードではなく、新しいバージョンの Update Manager をイン ストールする必要があります。
Update Manager データベースは、Update Manager のアップグレード時にアップグレードする必要があります。アッ プグレード時に、データベース内の既存のデータを残すか、置き換えるかを選択できます。
この章では次のトピックについて説明します。
n Update Manager サーバのアップグレード (P. 48)
n Update Manager Client プラグインのアップグレード (P. 49)
Update Manager サーバのアップグレード
Update Manager をアップグレードする場合、まず VirtualCenter Server または vCenter Server を互換性があるバー ジョンにアップグレードし、そのあとで Update Manager をアップグレードする必要があります。
このアップグレードシナリオは、64 ビットマシンにインストールされている、以前のバージョンの Update Manager からアップグレードするためのものです。
開始する前に
n Update Manager をアップグレードする前に、データベースユーザーに必要な権限リストを付与します。詳細につ
いては、「必要なデータベース権限 (P. 25)」を参照してください。
n アップグレードする前に、32 ビット DSN を 64 ビットオペレーティングシステム上に作成していることを確認します。
32 ビット DSN を 64 ビットオペレーティングシステムに作成する詳細については、「64 ビットのオペレーティング システムでの 32 ビット DSN の作成 (P. 28)」を参照してください。
n Update Manager をアップグレードする前に、Update Manager データベースをバックアップします。インストー ラがデータベーススキーマをアップグレードするため、データベースは以前の Update Manager バージョンと互換 性がなくなり、回復できません。
手順
1 VirtualCenter Server または vCenter Server を互換バージョンにアップグレードします。
注意 vCenter Server をアップグレードすると、vCenter Server のインストールウィザードで Update Manager の互換性がないことを示す警告が表示されます。
2 Update Manager がインストールされているサーバの DVD ドライブにインストーラ DVD を挿入します。
3 言語を選択して、 [OK] をクリックします。
4 アップグレードに関する警告するメッセージが表示されたら、 [OK] をクリックします。
5 ようこそページを確認して、 [次へ] をクリックします。
6 特許協約を読み、 [次へ] をクリックします。
7 使用許諾契約書の条項に同意して、 [次へ] をクリックします。
8 vCenter Server システムの認証情報を入力して、 [次へ] をクリックします。
元の vCenter Server システムへの Update Manager の登録情報を有効にしておく場合は、元のインストールの vCenter Server システム IP アドレスを保持し、認証情報を入力してください。
9 Update Manager データベースのデータベースパスワードを入力して、 [次へ] をクリックします。
データベースパスワードは、DSN で Windows NT 認証を使用していない場合にのみ必要です。
10 データベースアップグレードページで、 [はい、Update Manager データベースをアップグレードします] と [既存の Update Manager データベースをバックアップしました] を選択し、 [次へ] をクリックします。
アップグレードを進める前に、既存のデータベースのバックアップコピーを作成する必要があります。