パーツとアクセサリー
ランドローバーのディフェンダーは、最も過酷な条件にも対応できるよう設計、製造さ れており、その信頼性も立証済みです。そのため、装着するスペア パーツとアクセサ リーも同様の厳しい標準に基づいて開発および試験されており、これは長期にわたる車 の信頼性、安全性、および性能を保証する上で不可欠なものです。
高度化した車の能力を最大限に活用していただけるよう、様々な目的に沿った多種多様 なスペア パーツとアクセサリーをご用意しておりますので、これをご使用になる限り ディフェンダーの様々な機能がさらに拡張され、保護されることでしょう。
ランドローバー純正部品とは、独自の装置仕様に従って製作され、ランドローバーの開 発者が承認するものだけです。すなわち、一つの設計チームが車両の設計、製作から パーツとアクセサリーの厳しい製品テストまでを一貫して行っているため、自信を持っ て、お買い上げ後12ヶ月間または20,000 kmまで品質保証をさせていただいておりま す。
アクセサリーのリストや詳細に関しては、お買上げのランドローバー特約販売店にお問 い合わせください。
パーツまたはアクセサリーを取り付ける際には、認定、適合性、取り付け、使用法につ いて、必ず事前にランドローバー特約販売店にお問い合せください。
● 認定品以外のアクセサリーまたは代替品は取り付けないでください。車の安全 性に影響する恐れがあります。 ランドローバー車に認定品以外のアクセサリー または代替品を取り付けたことが直接の原因で被った人身傷害および物的損害 に対しては、ランドローバー社はその責任を負いかねます。
● ランドローバーでは、サスペンションまたはステアリング システムに対する 改造を行なわないよう強く警告します。 改造はハンドリングや車の安定性に悪 影響を及ぼし、車のコントロールを失い、転倒につながる恐れがあります。
アクセサリーの取り付けや、代替品に付け替える前に、必ず、ランドローバー特約販売 店にご相談ください。
パーツとアクセサリー
警告
パーツとアクセサリー
電装品
● 取り付けの際に電装系や燃料システムの分解や追加を要するパーツやアクセサ リーの取り付けや交換は、極めて危険です。
● 認定品以外のパーツやアクセサリーを取付けることは危険であり、車両保証の 対象外となる場合があります。
アフター サービス
パーツに関するアフター サービスは、イギリスだけでなく全世界で非常に重要な意味 があります。日本では、100ケ所以上にランドローバーの認定したパーツとアクセサ リーの販売を行うランドローバー特約販売店があり、これらは全て、ローバージャパン パーツセンターとコンピュータでつながっています。
また、世界規模では100ケ国以上に提携代理店があるため、世界中どこでもランドロー バーのサービスが受けられます。
ランドローバー特約販売店は、ハンドブック セット内の「セールス サービス ネット ワーク」をご参照ください。
海外旅行時の注意
国により、特定のパーツを車に取り付けることを法律で禁じている場合があります。海 外旅行の際にアクセサリーを購入なさる場合は、自国に戻った時にそのアクセサリーや、
取り付け場所、取り付け方法が自国の法律上の要求を満たすことをご確認のうえご使用 ください。
警告
第 7 章 オフロード走行
この章は、ディフェンダーの優れたオフロード性能について 説明しています。
オフロード走行の経験が浅いドライバーは、車のコントロー ルとトランスファ ギアボックスについて十分に理解し、本章 で説明されている走行テクニックを学習してください。
目次 ページ
基本的なオフロード走行テクニック ... 152
柔らかい地面や乾いた砂地での走行 ... 156
滑りやすい路面での走行(氷、雪、泥、湿った草) ... 156
でこぼこ道での走行... 157
急斜面を昇る... 157
急斜面を下る ... 158
斜面を横切る ... 159
「V」型の溝を通り抜ける... 159
既存のわだちでの走行 ... 160
山の背を横切る ... 160
溝を横切る ... 160
ウェイディング(水路走行) ... 161
● オフロード走行は危険を伴うものです。
● 不要な危険を冒さないようにしましょう。
● 常に緊急事態に備えましょう。
● ディフェンダーは地上高が高めであり、従って通常の乗用車より高い位置に重 心があります。とりわけオフロードを運転する場合や不適切なスピードや路面 抵抗の低い場所での急なステアリングの動きには十分注意を払ってください。
● お客様自身に対する危険、お客様の車に対する危険、そして同乗者に対する危 険を最小限にするために、ここでお勧めするドライブ テクニックに慣れ親し んでください。
● 激しいオフロード走行またはウェイディングをする時は、CDオート チェン ジャーを装備している車は故障の原因となるので取り外してください。
● あらゆるオフロード走行の状況においても、乗員保護のため常にシートベルト を装着してください。
● 燃料が少ない時に、起伏の激しいところや、険しい坂道等を走行しないでくだ さい。エンジンへの燃料が不足し、触媒コンバーターを損傷する原因となりま す。
基本的なオフロード走行テクニック
基本的なドライブ テクニックは芸術的なオフロード走行への序章であり、必ずしも1つ 1つのオフロード状況にうまく対処するために必要な情報を提供するわけではありませ ん。頻繁にオフロードで運転をなさるオーナーの方は、できるだけ多くの付加情報と実 際の経験を身につけることを強くお勧めします。
オフロード走行
警告
ギア選択
シフト レバーを「D」にセットすることによって、ギアボックスが選択されたギアレ ンジ(「ハイ」または「ロー」)に適した正しいギアを自動的に選択します。ポジション「1」
にすると、ギアボックスが1速を維持し、必要な時に最大限のエンジン ブレーキをか けます。
トランスファ ギア
できるだけ「ハイ」レンジを使用してください。「ロー」レンジは路面の状態が極端に 悪い時だけにとどめてください。
ホイールのグリップが保てなくなる恐れがある場合は、必ず「デフロック」をかけて、
平坦で安定し滑りにくい路面に到達したら「デフロック」を解除してください。
ブレーキング
できる限り、最適なギアを選択することによって、車速をコントロールしてください。
ブレーキ ペダルの使用は必ず最小限にしてください。水たまりや泥炭地等、滑りやす い路面での頻繁なブレーキングは危険です。
● 正確なギアとレンジが選択された場合は、それほどブレーキをかける必要性は ありません。
エンジン ブレーキの使用
急な斜面を下りる際は、前輪が斜面にかかる前でいったん停止して、シフト レバーを
「N」位置にして、ロー レンジに入れた上で、斜面に応じてシフト レバーの「1」また は「2」を選択してください。
斜面を下りている時は、エンジン ブレーキだけでも十分車のコントロールが可能であ ることを念頭において、くれぐれもブレーキをかけないように気を付けてください。
加速
注意してアクセルを踏んでください。急に加速するとタイヤのスピンを引き起こし、車 のコントロールを失う結果になります。
オフロード走行
知識
操縦
● 親指をステアリング ホイールの輪の中に入れて握らないでください。わだち や石の上を通り抜ける時、急激にステアリング ホイールが跳ね返り親指を負 傷させることがあります。凹凸のある地面を横切る場合はホイールの輪の外側 を握ってください(図D098参照)。
走行前に地形を調べる
険しい地形を通り抜ける時は、運転席から降りて自分の足で地形を調べた方が賢明です。
時間はかかりますが、前もって気づかなかった障害で車を困難な状態にする危険性を最 小限にします。
ロード クリアランス
シャシーの下、およびフロントとリア バンパーの下のロード クリアランスを考慮する ことを忘れないでください。アクスル ディファレンシャルがシャシーの下、車の中心 の少し右側にあることに注意してください。また、その他のパーツも接地してしまう可 能性があることを念頭において、車体が接地しないよう注意してください。
ロード クリアランスは、急斜面のふもと、またはわだちが普通よりも深い場所、急な 地面の勾配の変化を感じられる場所で特に重要です。
オフロード走行
注意
オフロード走行
トラクションを失った場合
タイヤが空回りして車が動かない場合は、次のアドバイスが有効です。
● 長時間タイヤを空回りさせないでください。事態をより悪くするだけです。
● 無理に車を動かそうとしないで障害物を取り除いてください。
● 詰まったタイヤの溝をきれいにしてください。
● できるだけ後退して、速度を上げてからアプローチしてみてください。はずみをつ けると障害物を乗り越えられることがあります。
● 丸太や板等をタイヤの前に置くと、タイヤ グリップが良くなります。
オフロード走行が終わって
高速道路に入る前、または時速40kmを超える速度で走行する前に次のことに注意 してください。
● ホイールとタイヤの泥を掃除し、タイヤのこぶ、切り傷または膨らみ、タイヤ内 部の繊維層の露出がないか調べて、損傷していないことを確認してください。
● ブレーキ ディスクとキャリパーを点検し、ブレーキング性能に影響を及ぼす 可能性のある石または砂を取り除いてください。
整備の必要性
● 過酷な条件下、特に土ぼこり、泥、水たまり等を走行したり、頻繁にまたは深 い水路走行を行った時には、より頻繁に整備を行ってください。
「車のメンテナンス」を参照してください。また、ランドローバー特約販売店 にご相談ください。
● 海水に入ったり、砂浜を走行した場合は、ホースを使って車体下回りの部品と 車体表面を真水で念入りに洗浄してください。 これは、車の外観を保つために も役立ちます。