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パワーハラスメント対策の取組の継続

4. パワーハラスメント対策の取組の継続

4.1. 持続した取組にしていくために

ポイント

取組は一過性ではなく、継続的に実施していきましょう

毎年のスケジュールを立てて、取組を進めましょう

年に

1

回程度、取組内容を見直しましょう

パワーハラスメント対策の基本的な枠組みを構築した後も、取組を継続的に実施して いく必要があります

取組を実施することで、パワーハラスメントに関する職場環境も従業員の意識も向 上することが期待できます(図

9

10

参照)。

9 パワーハラスメント対策の取組実施前後の職場環境の変化

厚生労働省 平成26年度委託事業「働きやすい職場環境形成事業」における実態調査 54

55

25

39

31

24

40

34

11

13

27

15 4

8

7

12

(n=748)

(n=750)

(n=749)

(n=750)

【取組実施後の調査(取組実施から3~4か月】

31

38

21

32

34

23

30

31

27

25

37

20 8

13

12

17

当社では、パワハラをしてはいけない行為と し、働きやすい職場環境づくりにつとめている

と思う(n=820)

当社では、パワハラを受けたとき、見たり聞い たりした時に、誰あるいはどこに相談すれば

良いのか、明確になっている(n=819)

当社では、パワハラを受けたとき、見たり聞い たりした時に、安心して相談できる状況になっ

ていると思う(n=819)

当社の経営者・管理職は、パワハラにあたる 行為をしないよう意識していると思う(n=819)

【取組実施前の調査】

そう思う どちらともいえない そう思わない わからない

(回答:取組実施企業【取組実施前の調査】7社 874人、【取組実施後の調査】7 780人、%)

当社では、パワハラをしてはいけ ない行為とし、働きやすい職場環 境づくりにつとめていると思う (n=820)

当社では、パワハラを受けたと き、見たり聞いたりしたときに、誰 あるいはどこに相談すればよい のか、明確になっている(n=819)

当社では、パワハラを受けたと き、見たり聞いたりしたときに、安 心して相談できる状況になってい ると思う(n=819)

当社の経営者・管理職は、パワ ハラに該当する行為をしないよう 意識していると思う(n=819)

4.

パワーハラスメント対策の取組の継続 4.1.持続した取組にしていくために

10 パワーハラスメントの予防・解決の取組を進めたことによる自身の変化

厚生労働省 平成26年度委託事業「働きやすい職場環境形成事業」における実態調査

しかし、取組が一過性に終わってしまうと、やがてパワーハラスメント対策の重要性 が忘れられ、パワーハラスメントを許さないという会社風土が根付かないままとなっ てしまいます。また、自分ではそれと意識せずにパワーハラスメント行為を行う従業 員も見られるようになります。繰り返し教育や周知を行っていかなければよい変化は 持続しないばかりか、元に戻ってしまうおそれもあります。

28 9

23 13

5 6 6 1

12

49 16

34 22

9 13 10 2

17

あなた自身が、パワハラと言われるようなことをしないように、(以前に比 べ)注意するようになった

あなたの部下/同僚が、パワハラと言われるようなことをしないように、

(以前に比べ)注意するようになった

あなた自身が、部下/同僚の気持ちを傷つけないように、言い方や態度 に(以前に比べ)注意するようになった

個人のプライバシーに関わることは、(以前に比べ)聞かないようになった

飲み会などへの参加を、(以前に比べ)強要しないようになった

気になることがあっても、(以前に比べ)部下/同僚などに注意することを 控えるようになった

(以前に比べ)周りの人と意識的に会話をするようになった

その他

特にない

全体(n=1092) 管理職(n=281)

(回答:取組実施企業10社 1,092人、%)

あなた自身が、パワハラと言われるようなことをしないように、(以前に比 べ)注意するようになった

あなたの部下/同僚が、パワハラと言われるようなことをしないように、

(以前に比べ)注意するようになった

あなた自身が、部下/同僚の気持ちを傷つけないように、言い方や態度 に(以前に比べ)注意するようになった

個人のプライバシーに関わることは、(以前に比べ)聞かないようになった

飲み会などへの参加を、(以前に比べ)強要しないようになった

気になることがあっても、(以前に比べ)部下/同僚などに注意することを 控えるようになった

(以前に比べ)周りの人と意識的に会話をするようになった

その他

特にない

4.

パワーハラスメント対策の取組の継続 4.1.持続した取組にしていくために

パワーハラスメント対策の取組を継続して実施すると、取組の実施期間が長いほど、

その効果は大きくなる傾向があります(図

11

参照)。取組を継続して実施し、パワー ハラスメントのない職場を目指しましょう。

図 11(企業調査)パワーハラスメントの予防・解決の取組を進めた結果、

予防・解決以外に得られた効果(取組実施期間別)

「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」(厚生労働省 平成24年度)

30.8

16.7

21.7

15.0

10.0

7.5

6.7

7.5

13.3

33.3

46.3

28.8

22.3

21.2

12.8

11.5

7.3

9.5

2.4

23.3

43.5

32.5

31.8

20.2

12.8

10.5

8.8

6.9

3.8

19.0

50.8

39.6

37.1

26.7

20.8

12.2

13.7

7.3

3.9

16.9 管理職の意識の変化によって職場環境が変わる

職場のコミュニケーションが活性化する/風通しが良くなる

管理職が適切なマネジメントができるようになる

会社への信頼感が高まる

従業員の仕事への意欲が高まる

メンタルヘルス不調の減少

職場の生産性が高まる

休職者・離職者の減少

その他

特にない

1年未満(n=120)

1~3年未満(n=546)

3~5年未満(n=421)

5年以上(n=591)

(回答:取組実施企業1,703社、%)

4.

パワーハラスメント対策の取組の継続 4.1.持続した取組にしていくために

継続的に実施していくために、毎年のスケジュールを立てて計画的に取組を進めま しょう

継続的に毎年実施する取組のスケジュール例は以下のとおりです。企業の特性に合 わせて、適宜修正して実施しましょう。

スケジュール例 継続的に毎年実施する場合

実態・効果把握の調査を、毎年あるいは数年に1度実施して、傾向の変化を見るこ とが取組の適正な見直しにつながります。アンケート票は「

3.3

実態を把握する」

で使用したものを修正して使用するとよいでしょう。

取組の見直し

継続して取組を実施していく中で、取組の効果を高めていくためには、必要に応じ て取組内容を見直すことが重要です。実態・効果把握の調査の結果、従業員研修に 対する感想、相談窓口への相談件数の推移、内容の変化などを材料にして、年に1 回程度、現在の取組の検証を行い、改善点などがあれば見直しをすることをお勧め します。

4.

パワーハラスメント対策の取組の継続 4.1.持続した取組にしていくために

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