7. 利用状況の監視と管理
7.2. リクエスト一覧
7.2.2. リクエスト一覧からの監視と管理
リクエスト一覧の項目について、次に説明します。詳細は<NQS機能利用の手引き>を参照してください。
■リクエスト名
[マネージャフレーム]-[リクエスト一覧]の場合は、キュー名から開いたときのリクエストの名前で す。
[NQSフレーム]-[リクエスト一覧]の場合は、リクエストが存在しているマシンの名前とリクエストの 名前です。
■状態
リクエストの状態です。Queued, Running, Waiting, Holdingの4種類があります。
表7.2 リクエストの状態一覧 リクエストの状態名 説 明
Queued 実行待ちの状態で、スケジュールの対象となります。JobCenterで定められた順 番に従って逐次Running状態になります。
Running リクエストは実行中です。
Waiting 実行開始時刻を待ち合わせています。
Holding 保留されています。
■ユーザ名
リクエストを投入したユーザ名です。
■キュー名
リクエストが登録されているキューの名前です。
■実行優先度
クラスタ環境のジョブ運用によって、メインフレームのミッションクリティカル業務を実現できます。監視マ ネージャを二重化することで、ノードダウンによるジョブ実行状況監視の中断を防止します。また、ジョブ実 行サーバを二重化することでジョブマイグレーションによるジョブ実行の継続を保証します。
JobCenterでは、クラスタ制御ソフトウエア製品を連携させることによって、可用性の高いジョブシステムを 構築できます。
図8.1 クラスタ環境のイメージ
8.2. ジョブマイグレーション
クラスタ環境では、ノード障害時に実行中のジョブを他のノードに引き継ぎ実行することができます。複数の マシンからアクセス可能な共有ディスク上に、JobCenterのデータファイルやジョブAPのデータファイルなど を置くことで、障害時の自動的なジョブ実行の引き継ぎを実現しています(図8.1「クラスタ環境のイメー ジ」参照)。
シン固有の実行環境です。ローカルの環境で起動するJobCenterデーモ ンのことを「ローカルデーモン」とも呼びます。
1つのマシン上にローカルサイトと、1つまたは複数のクラスタサイトが存在可能です。つまり1台 のマシン上に同時に独立した複数の実行環境が存在できますので、ユーザはどの実行環境を利用す るのかを明示的に指定する必要があります。
JobCenterのクラスタ機能と連携可能なクラスタ制御ソフトウエア製品には次の製品があります。
■HP社製HP ServiceGuard
■NEC製CLUSTERPRO X(海外製品名:EXPRESSCLUSTER)
■Microsoft社製WSFC
■IBM社製PowerHA