Q(建築物の環境品質)は、表の上欄に「Q1室内環境」、「Q2サービス性能」、「Q3室外環境(敷地 内)」の分野ごとの評価結果が棒グラフで表示されます。また、LR(建築物の環境負荷低減性)は表の 下欄に、「LR1エネルギー」、「LR2資源・マテリアル」、「LR3敷地外環境」の評価結果が同様に表示さ れます。
図22 「評価結果表示シート」 2-4の拡大(バーチャートによる表示)
2-4 中項目の評価(バーチャート)
Q 環境品質 Qのスコア= 3.4
Q1 室 内 環 境 Q2 サ ー ビ ス 性 能 Q3 室 外 環 境 ( 敷 地 内 )
3.5 3.2 3.4
LR 環境負荷低減性 LRのスコア= 3.6
LR1 エ ネ ル ギ ー LR2 資 源 ・ マ テ リ ア ル LR3 敷 地 外 環 境
4.0 3.3 3.4
3.0
3.9 3.7 3.2
1 2 3 4 5
3.5
3.1 3.0
1 2 3 4 5
4.0
3.0
3.5
1 2 3 4 5
4.1 5.0
3.6 4.5
1 2 3 4 5
3.4 3.4
3.2
1 2 3 4 5
3.9
3.5
3.0
1 2 3 4 5
音環境 機能性 耐用性 生物環境
・信頼性 対応性
・更新性
まちなみ
・景観
地域性・
アメニティ Q3 のスコア=
Q2 のスコア=
Q 1のスコア=
温熱環境 光・視環境 空気質環境
水資源 非再生材料の 使用削減
LR3のスコア=
LR2のスコア=
LR1のスコア=
汚染物質 回避 建物外皮の
熱負荷 自然エネ
ルギー 設備システ
ム効率化 効率的
運用
地球温暖化 への配慮
地域環境 への配慮
周辺環境 への配慮
3-31 CASBEE川崎
CASBEE川崎の概要等について
CASBEE川崎201 7(v1.0 )
○○ビル
重点項目についての環境配慮概要
内訳対応項目 各項目について配慮した内容を記述してください。
緑の保全・回復(G) Gの平均点 3.3
Q-3 ■室外環境(敷地内)対策
1 生物環境の保全と創出 緑化指針に適合している。
2 まちなみ・景観への配慮 周囲への圧迫感を軽減し、緑地を設け良好な景観を形成している。
3 3.2 敷地内温熱環境の向上 空地率40%、排気口は屋上に設けている。
LR-3 ■敷地外環境対策
2 2.2 温熱環境悪化の改善 太陽光パネル、吹抜トップライト、ナイトパージなど自然エネルギーを利用。
地球温暖化防止対策の推進(W) Wの平均点 3.5
Q-1 ■室内環境対策
2 2.1 2.1.2 外皮性能 LOW-Eガラスを使用。
3 3.1 3.1.3 昼光利用設備 吹抜トップライト、ライトシェルフを採用。
3.2 3.2.1 昼光制御 ブラインド、庇でグレアを制御。
Q-3 ■室外環境(敷地内)対策
1 生物環境の保全と創出 緑化指針に適合している。
3 3.2 敷地内温熱環境の向上 空地率40%、排気口は屋上に設けている。
LR-1 ■エネルギー対策
1 建物外皮の熱負荷抑制 BPI=0.9
2 自然エネルギーの利用 太陽光パネル、吹抜トップライト、ナイトパージを採用。
3 設備システムの高効率化 BEI=0.9
4 効率的運用 BEMSを導入、年間エネルギー消費量の目標値を設定。
LR-2 ■資源・マテリアル対策
1 水資源保護 節水型器具・擬音装置・自動水栓の採用。散水に雨水利用している。
2 非再生性資源の使用量削減 高炉セメントの採用。リサイクル資材の使用。
3 3.2 フロン・ハロンの回避 LR-3 ■敷地外環境対策
2 2.2 温熱環境悪化の改善 太陽光パネル、吹抜トップライト、ナイトパージなど自然エネルギーを利用。
資源の有効利用による循環型地域社会の形成(R) Rの平均点 3.7
Q-2 ■サービス性能対策
2 2.2 部品・部材の耐用年数 主要設備機器の更新必要間隔を20年とした。
LR-2 ■資源・マテリアル対策
1 水資源保護 節水型器具・擬音装置・自動水栓の採用。散水に雨水利用している。
2 非再生性資源の使用量削減 高炉セメントの採用。リサイクル資材の使用。
LR-3 ■敷地外環境対策
2 2.3 地域インフラへの負荷抑制 管理用車両、荷捌き用駐車施設の確保。
ヒートアイランド現象の緩和(H) Hの平均点 3.2
Q-3 ■室外環境(敷地内)対策
1 生物環境の保全と創出 緑化指針に適合している。
3 3.2 敷地内温熱環境の向上 空地率40%、排気口は屋上に設けている。
LR-1 ■エネルギー対策
1 建物外皮の熱負荷抑制 BPI=0.9
2 自然エネルギーの利用 太陽光パネル、吹抜トップライト、ナイトパージを採用。
3 設備システムの高効率化 BEI=0.9
4 効率的運用 BEMSを導入、年間エネルギー消費量の目標値を設定。
LR-3 ■敷地外環境対策
2 2.2 温熱環境悪化の改善 太陽光パネル、吹抜トップライト、ナイトパージなど自然エネルギーを利用。
注)重点項目に該当する評価項目の得点(重み係数付)を集計し、当該項目の最高点の合計に対する貢献度を示した点数。
重点項目への貢献点の平均点 3.4
ライフサイクルCO2評価対象項目についての環境配慮概要
内訳対応項目 各項目について配慮した内容を記述してください。
建設段階
Q-2 ■サービス性能対策
2 2.2 2.2.1 躯体材料の耐用年数 修繕・更新・解体段階
LR-2 ■資源・マテリアル対策
2 2.2 既存建築躯体等の継続利用
2.3 躯体材料におけるリサイクル材の使用高炉セメントの採用。
運用時のエネルギー LR-1 ■エネルギー対策
1 建物外皮の熱負荷抑制 BPI=0.9
2 自然エネルギーの利用 太陽光パネル、吹抜トップライト、ナイトパージを採用。
3 設備システムの高効率化 BEI=0.9
4 効率的運用 BEMSを導入、年間エネルギー消費量の目標値を設定。
注)ライフサイクルCO2評価対象項目に該当する評価項目の得点(重み係数付)を集計し、当該項目の最高点の合計に対する貢献度を示した点数。
実績重点項目スコア合 計/
重点項目最高点のスコ ア合計
重点項目への 貢献点 注)
(5点満点)
3.0/4.3 3.5
0.5/0.8 3.0
0.6/0.7 4.3
1.4/2.3 3.0
3.5/5.0 3.5
3.5/4.7 3.7
0.5/0.8 3.0
0.3/0.5 3.4
3.1/4.0 3.9
0.3/0.4 4.4
1.4/2.3 3.0
3.5/5.0 3.5
0.5/0.8 3.0
3.5/5.0 3.5
実績スコア合計/
最高点のスコア合計 ライフサイクル
CO2評価対象 項目への 貢献点 注)
(5点満点)
0.1/0.1 3.0
1.1/1.3 4.0
重点項目についての環境配慮概要シート 〔記述例〕
このシートは公表します
図23 重点項目についての環境配慮概要シート(記述例)
3-32 CASBEE川崎
CASBEE川崎の概要等について
(9) CASBEE 川崎評価ソフトにおける留意点
CASBEE川崎においては標準計算に加え、個別計算として評価者自身が詳細なデータ収集と計算を 行って精度の高いLCCO2を算出した場合、評価結果の一部とすることができることとしています。具体 的には、評価結果表示シートの「2-2 ライフサイクルCO2 (温暖化影響チャート)」に計算値と、緑星 による表示がされる。なお、個別計算の結果は、「LR-3 1.地球温暖化への配慮」およびBEEには反 映されません。
LCCO2を個別計算によって求めた場合、以下の点に留意してください。
① 評価者はメインシートにおいて、1)概要入力②評価の実施の「LCCO2計算」の欄で「個別計算」を プルダウンメニューから選択する。
② LCCO2の算定条件については、これを明記する。評価ソフトにおいては、「LCCO2算定条件シート
(個別計算)」に算定条件を入力する。
③ LCCO2の個別計算値は「LCCO2算定条件シート(個別計算)」に評価者自身が入力する。建設段 階、修繕・更新・解体段階、運用段階の各段階について、「参照値」(基準となる建物=全ての評 価項目でレベル3相当)と「評価対象」のCO2排出量をkg-CO2/年㎡で入力する。
④ 個別計算を用いた場合のライフサイクルCO2(温暖化影響チャート)については、グラフの背景が着 色表示され、標準計算での結果でないことがすぐに判別できるようにしている。
なお、オフサイト手法の計算に関する詳細は「第6章 資料」を参照してください。
(a)標準計算での結果表示 (b)個別計算での結果表示 図24 個別計算におけるLCCO2(温暖化影響チャート)の表示例