注記:校正の間隔とバンプテストの手順は、国ごとの法令に応じて異なる可能性があります。
12.1. AutoRAE 2™ を使用してのバンプテスト&校正
ToxiRAE Pro PID のバンプテストおよび校正は、AutoRAE 2 自動テストおよび校正ステーションを使用して 行えます。テストや校正を正常に行うためには、AutoRAE 2 ユーザーガイドの指示に沿って作業してください。
12.1.1. バンプ(機能)テスト
ToxiRAE Pro PID が通常モードの場合の手順は次のとおりです。
1. 校正ガスシリンダー、フローレギュレータ、校正アダプターを ToxiRAE Pro PID につなぎ、ガスを流し 始めます。
2.
本体からアラームが発動し、ブザーから毎秒少なくとも2回ビープ音が発せられ、LED ライトが点滅し、振動アラームが作動することを確かめてください。ディスプレイ付属のバックライトが点灯し、アラームメッ セージがディスプレイに表示されます。
3. ガスを流すのをやめます。
4. 校正アダプターを取り外します。
注記:バンプテストおよび校正は、RAE Systems AutoRAE 2 自動テストおよび校正ステーションを使用し ても実行できます。AutoRAE 2 ユーザーガイドの指示をご覧ください。
12.2. 校正アダプター
ToxiRAE Pro PID は、固定式フローレギュレータを使用して毎分当たり 0.5 ~ 1.0 リットルの流量で校正 する必要があります。ToxiRAE Pro PID には、ガスファン注入口を保護する専用の校正アダプターが同梱さ れています。空気中にゼロ(外気)校正を妨げる不純物が含まれている可能性がある場合、校正アダプター とゼロガスのシリンダーを使用する必要があります。
12.2.1. 校正アダプターを接続する
1.
ToxiRAE Pro PID の先端キャップの所定の位置に校正アダプターを押し込んでセットします。2.
レギュレータ/校正ガスシリンダーから校正アダプターの注入口にホースを取り付けます。注意!校正が終わったら、校正アダプターを取り外してください。モニタリング中は、絶対に校正アダプターを 取り付けた状態で ToxiRAE Pro PID を操作しないでください。通常動作中に校正アダプターが取り付けら れていると、検知するガスの濃度が下がるため不安定かつ通常より低い読取値となります。
があります。
12.3. ゼロ校正
ここでは、清浄な大気に対するセンサー校正曲線のゼロ点を設定します。酸素が 20.9% で有機不純物、
有害不純物や可燃性ガス不純物が含まれない清浄な大気源に ToxiRAE Pro PID をさらします。この「ゼ ロガス」はシリンダーや清浄な大気から発生する可能性があります。
注記:ゼロガスシリンダーを使う場合、必ず ToxiRAE Pro PID 校正アダプターを使用する必要があります。
外気中の校正では、校正アダプターは不要です。
ToxiRAE Pro PID をオンにします。起動したら、次の手順に沿ってプログラミング・モードを入力します。
1. パスワード画面が現れるまで、[モード] と [Y/+] を押し続けます。
2. 4桁のパスワードを入力します。
•
[Y/+] を繰り返し押して、ご希望する数字を選択します。番号は0から9に上がっていきます。9に達した時点で、[Y/+] を押すと再度0に戻ります。
• [モード] を利用して桁と桁の間を移動します。
• パスワードを入力し終えたら、OK かキャンセルが反転表示されるまで [モード] を押し続けます。
• [Y/+] を押して、(OK が反転表示されている場合) パスワードを確定します。または、 (キャン
セルが選択されている場合) パスワードを入力せずに終了します。
入力を間違えたら、[モード] を押して数字間を移動してから [Y/+] を使用して各桁の番号を修正しま す。
2.
「ゼロ校正」が反転表示されます。ToxiRAE Pro PID が清浄な大気中にあることを確認します。も しくは、ゼロガスのシリンダーを本機に備え付けられている校正アダプターに取り付けてください。3.
[Y/+] を押します。「ゼロガスを適用しています・・・」というメッセージが表示されます。4. ゼロガスを流し始め (使用している場合)、[Y/+] を押してゼロ校正を開始します。
5. 画面に「ゼロ化しています・・・」というメッセージが表示された時点から、60秒間のカウントダウンが 始まります。
6.
完了時には、読取値と共に「ゼロ化完了!読取値 = 0.0ppm」というメッセージが現れます (読取 値は 0.0ppm またはこの値に非常に近くなくてはいけません)。7. 「スパン校正」が反転表示されます。
注記:カウントダウン中に [モード] キーを押せば、ゼロ校正を中断できます。
重要!校正アダプターとゼロガスシリンダーを使用している場合には、ToxiRAE Pro PID から校正アダプター を取り外す必要があります。通常動作中に校正アダプターが取り付けられていると、検知するガスの濃度が 下がるため不安定かつ通常より低い読取値となります。
12.4. スパン校正
この手順では、センサーのセンサー校正曲線の第2点を決定します。
校正を開始するには、校正ガスシリンダー、フローレギュレータ、校正アダプターを ToxiRAE Pro PID につな ぎます。
ToxiRAE Pro PID をプログラミング・モードに入れ、スパン校正が反転表示された状態で次の手順を実行し ます。
1.
[Y/+] を押します。画面には現在(または初期設定)の校正ガスとその濃度が表示されます。例えば、
校正ガス(Cal. Gas): イソブチレン スパン=100ppm
変更しますか?
• 変更したくない場合には、[モード] を押します。
• 変更したい場合には、[Y/+] を押します。
正しいパスワードを入力しないまま校正メニューにアクセスしたり、正しいパスワードを入力したにもか かわらず校正ガス(Cal.Gas)の変更を希望しない場合には、次のようなメッセージが表示されます。
校正ガス(Cal.Gas):イソブチレン スパン=100ppm
ガスを流しています・・・
2. 校正を開始するには、[Y/+] を押します。
3. 校正をせずに終了したい場合には、[モード] を押してください。
校正時には、校正ガス名、その濃度、カウントダウンが表示されます。装置のアラーム設定によっては、スパ
完了時には、画面には読取値と共に「スパン完了!」というメッセージが表示されます (読取値は、スパンガ
ス濃度の10%未満でなくてはいけません)。
重要!校正が終わったら、ToxiRAE Pro PID から校正アダプターを取り外す必要があります。通常動作中 に校正アダプターが取り付けられていると、検知するガスの濃度が下がるため不安定かつ通常より低い読取 値となります。
12.4.1. スパンガス濃度を変更する
スパンガス濃度の「変更」を選択した場合、次の画面が表示されます。
1.
[Y/+] を繰り返し押して、ご希望する数字を選択します。番号は0から9に上がっていきます。9に達した時点で、[Y/+] を押すと再度0に戻ります。
2.
桁と桁の間を移動するには、[モード] を押します。3.
入力し終えたら、「OK」 か「キャンセル」が選択されるまで [モード] を押し続けます。[Y/+] を押して、(OK が反転表示されている場合) 設定を登録します。または、 (キャンセルが選択されている場合) 設定を登録せずに終了します。