Backup Exec System Recovery では、ドライブすべてを復元するだけでなく、指定したファイルや フォルダのみを復元することもできます。
ここでは、本書第4.1章「バックアップシナリオ」に沿ったリストアを行います。
復元の手段として、Backup Exec System Recovery のGUIからの方法と、リカバリポイントブラウ ザを利用した方法を紹介します。エクスプローラのように、ツリービューでファイルを選択して復元す る場合は、リカバリポイントブラウザの項を参照してください。
ファイルの復旧方法(GUI)
1. [スタート] → [すべてのプログラム] → [Symantec Backup Exec System Recovery] → [Backup Exec System Recovery 2010] を起動し、[ホーム] ページの [ファイルを修復] をクリックします
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2. 左ペインの [リカバリポイント] をクリックすると、右ペインの [リカバリポイント] に最新のリカ バリポイントとしてシステムドライブのリカバリポイントが表示されますので、データドライブの リカバリポイントからリストアを行うために、[変更] ボタンをクリックします。
3. 以下の画面が表示されますので、[表示] 項目のプルダウンメニューで [ファイル名] を選択します。
[参照] ボタンをクリックして、「¥¥iStorage¥backupdata¥winxp」に保存されているデータドライブ のリカバリポイント(xinxp_D_Drive001.v2i)を指定、リカバリポイント保存先への接続に必要な ユーザー名として「administrator」、パスワードとして「passstorage」と入力し、[OK] ボタンをク リックします。
4. 右ペインの [リカバリポイント] にデータドライブのリカバリポイントの情報が表示されますので、
修復したいファイル名を [修復するファイルを検索] に入力して、[検索] ボタンをクリックします。
5. 復元したいファイル、またはフォルダを選択し、[ファイルの修復] をクリックします。
54 6. 復元先を選択し、[修復] ボタンをクリックします。
7. 完了後、以下の画面が表示されますので、[OK] ボタンをクリックします。
8. [ファイル] → [終了] をクリックし、[ファイルを修復] 画面を終了します。
9. 画面終了時に以下のメッセージが表示された場合は、[はい] ボタンをクリックします。
以上で、復元は完了となります。
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ファイルの復旧方法(リカバリポイントブラウザ)
1. [ス タ ー ト] → [す べ て の プ ロ グ ラ ム] → [Symantec Backup Exec System Recovery] → [Recovery Point Browser] を起動します。
2. [リカバリポイントを選択] 画面が表示されますので、[リカバリポイントを表示] 項目のプルダウン
メ ニ ュ ー で [フ ァ イ ル 名] を 選 択 し ま す 。[参 照] ボ タ ン を ク リ ッ ク し て 、
「¥¥iStorage¥backupdata¥winxp」 に 保 存 さ れ て い る デ ー タ ド ラ イ ブ の リ カ バ リ ポ イ ン ト
(xinxp_D_Drive001.v2i)を指定し、[OK] ボタンをクリックします。
3. 左ペインにツリー構造でシステムドライブのファイルが表示されますので、リストア対象のファイ ルが格納されたフォルダに移動します。
4. リストア対象のファイルを選択し、[ファイルを修復] ボタンをクリックします。
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5. 修復されるファイルの格納場所を選択し、[修復] ボタンをクリックします。
6. 以下の画面が表示された場合は、[はい] ボタンをクリックします。
7. [OK] ボタンをクリックします。
以上でリカバリポイントブラウザからの復元は完了となります。
8 注意制限事項
z 英語版のリカバリディスクを使用すると、キーボード配列が英語キーボードの配列になりま すのでご注意ください。
z コールドバックアップを行う場合にも、検証済みのリカバリディスクを使用してください。
z Backup Exec System Recovery 2010をインストール済みのx64版OS環境に、Backup Exec 11、12、2010をインストールすると、その後Backup Exec のサービスが開始されません。
この場合は、Backup Exec の修復インストールをおこなうか、以下の方法でレジストリを修 正してください。
警告:レジストリエディタの誤った使用は、システム全般に渡る重大な問題を引き起こす可 能性があります。こうした問題を解決するためには、OS をインストールしなおさなければ いけません。 NEC では、レジストリエディタを使用することによって引き起こされた障害 の解決については、一切保証しておりません。 レジストリエディタを使用する場合には、お 客様の責任において使用してください。
1. レジストリエディタを起動します。
2. 以下の場所に移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFWARE¥SYMANTEC 3. メニューバーの[編集] > [アクセス許可] を実行します。
4. 詳細設定タブをクリックし、[所有者] のタブに移動して、[このアイテムの現在の所有者]
がAdministratorsになっていることを確認します。なっていなかった場合は、[所有者の 変更] にて Administratorsをクリックし、[サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き 換える] にチェックをいれて[OK] ボタンをクリックします。
5. [アクセス許可] タブにて、SYSTEM とAdministratorsにフルコントロールの権限を付与 します。
6. レジストリエディタを終了します。
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警告:レジストリエディタの誤った使用は、システム全般に渡る重大な問題を引き起こす可 能性があります。こうした問題を解決するためには、OS をインストールしなおさなければ いけません。 NEC では、レジストリエディタを使用することによって引き起こされた障害 の解決については、一切保証しておりません。 レジストリエディタを使用する場合には、お 客様の責任において使用してください。
1. レジストリエディタを起動します。
2. 以下のキーを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥v2imount 3. システムを再起動します。
z Windows Vistaを使用している場合、複数のメディアに分割作成したリカバリポイントからの リストアが正しく実行できないことがあります。この場合は、メディア内のリカバリポイン トを一度ハードディスク上などにすべてコピーし、コピーしたリカバリポイントを指定して リストアを行ってください。
z リカバリポイントからファイル単位のリストアを行う際に、「リカバリポイント(リカバリポ イントの格納場所)をマウントできません。」というエラーが発生する場合があります。この 場合は、Backup Exec System Recovery 2010 をSP1(9.0.1)にアップデートしてください。
アップデートは、インターネットに接続可能な環境ではLiveUpdate機能を用いて行うことが できます。ユーザーズガイド 第2章 の「Backup Exec System Recovery の更新」を参照し てください。インターネット接続不可の場合は、弊社より媒体を送付いたしますのでPP・サ ポート経由にてお問い合わせ願います。
9 FAQ
増分バックアップが実行中に中断された場合、どのようになるのですか?
リカバリポイントが正常に作成されず、エラーファイルとなる場合があります。エラーファ イルは、統合されず不正ファイルとして残りますが、次のスケジュール時には適切な完全リ カバリポイント、あるいは増分リカバリポイントが作成されます。
複数の世代のバックアップを取る場合、バックアップ中に保存先のハードディスク の空き容量が足りなくなった場合、どう処理されますか?
指定したリカバリポイントセット数に達する前にハードディスクの空き容量が不足すると、
定期的リカバリポイント処理が正常に実行できなくなり、現在のリカバリポイントが作成さ れません。バックアップ開始前に、ハードディスクの空き容量を確認しておく必要がありま す。
複数の世代のバックアップを取る場合、指定した世代数に達した後のバックアップ はどのように行われますか?
指定した世代数に達した場合は、その次のバックアップではまず最新のリカバリポイントが 作成されて保存された後に、以前に作成した最も古いリカバリポイントもしくはリカバリポ イントセットが削除されます。
指定した数よりも1つ多いリカバリポイントを保存できるだけのハードディスクの空き容量 が必要です。
リカバリポイントの作成中に、ファイルが更新された場合、そのファイルはバック アップされますか?
Backup Exec System Recovery 2010 のバックアップ中にファイルが更新された場合は、更 新前の状態で正しくバックアップが行われます。
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10 障害時の問い合わせ方法
障害についてお問い合わせ頂く際は、障害の内容に関係なく、以下の情報を添えて、PP・サポート サービスへ問い合わせてください。
・ 障害の発生日/時刻
・ 障害の内容
・ 障害による影響度
障害の発生により、どのような影響が発生しているかをご連絡ください。(システムの運用に支 障があるかなど)
・ 障害が発生したきっかけ
パッチの適用やシステムの設定変更など、障害の発生前に実施した何らかの操作があればご連絡 ください。
・ 障害が発生した際の手順/操作
詳しい手順をお知らせください。また、障害発生の時間帯に動作していた他の処理があった場合 はその処理についてもご連絡ください。
・ 再現性/発生頻度
今回の障害が一度だけ発生したものか、何度か再現しているものかをご連絡ください。
・ 環境
障害が発生した環境は、テスト環境なのかすでに運用中の環境かをご連絡ください。
・ 製品のバージョン
Backup Exec System RecoveryのGUIを起動し、[ヘルプ] - [バージョン情報] をクリックして確 認してください。
・ 他にインストールされているソフトウェア
該当マシン上で他にソフトウェアを導入している場合は、ご連絡ください。
・ HW情報
バックアップを行っている該当マシン
バックアップデータを保存しているサーバー(ネットワーク上の共有フォルダにバックアップを 行っている場合)
について、機種名/OS(適用SP)をご連絡ください。
・ 周辺機器情報
周辺機器を接続している場合は、ご連絡ください。
・ その他(特殊事情)
上記以外に、気になる事がございましたらご連絡ください。
・ SeaSTログ
OS上のBackup Exec System Recoveryで発生した障害の場合は、本書第10.1章「SeaSTログ採取方 法」の手順に従ってSeaSTログを採取してください。リカバリディスクにより起動した環境で発生した 障害の場合は、本書第10.2章「リカバリディスク起動時のSeaSTログ採取方法」の手順に従ってSeaST ログを採取してください。
なお、SeaST ログはシステム内に存在する現時点までのログを収集しますので、収集にあたって事 前の準備は不要です。