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ネームスペース

ドキュメント内 VMware vsphere 5.0 Vol.1 (ページ 46-85)

49 esxcli ネームスペースの階層

前の図は、ESXi ファイアウォールを照会するコマンドを図解したものです。ユーザーは esxcli コマンドを起動 する際に、network ネームスペース、firewall サブネームスペース、および get コマンドを指定します。次に、

このコマンドの例を示します。

ユーザーはいつでも --help オプションを使用して、現在のネームスペースで使用可能なネームスペースおよび コマンドの情報を表示できます。次の例では、--help パラメータを使用して、network ネームスペースの下位に 属する、使用可能なネームスペースおよびコマンドの詳細を取得します。

51 --help パラメータを使用してネームスペースおよびコマンドの詳細を取得する方法

すべての esxcli コマンドは、esxcli コマンドのあとに、必要に応じて 1 つ以上の オプション、1 つ以上の ネーム スペース、実行する コマンド、さらに コマンド オプション が続く形式で構成されます。次のスクリーン ショットに、

esxcli の使用法を示します。

esxcli コマンドはローカルおよびリモート管理のための統合されたコマンドですが、コマンドを ESXi シェルでロー カルで実行するのか、または vCLI を使用してリモートで実行するのかに応じて、構文はわずかに異なります。

• esxcli コマンドを ESXi シェルからローカルで実行する場合、ターゲット ホストは常にコマンドを実行するローカ ル ホストになります。また、ログイン認証情報には常にログインしたユーザーの情報が使用されます。

• esxcli コマンドをリモートで実行する場合は、ターゲットの ESXi ホスト (または VMware vCenter Server™) と、

コマンドの実行に使用するユーザー認証情報を指定する必要があります。

esxcli コマンドのリモート認証

esxcli コマンドをリモートで実行する場合は、ターゲット ESXi ホストまたは vCenter Server を指定して、コマンド のユーザー認証情報を指定する必要があります。次に、ユーザー認証で使用できる方法を示します。

• コマンド ライン オプションの使用

• セッション ファイルの使用

• 環境変数の使用

• 構成ファイルの使用

• Microsoft Windows --passthroughauth の使用

• VMware vSphere® Management Assistant (vMA) vi-fastpass の使用

各方法の詳細については、『Getting Started with vSphere Command-Line Interfaces』(英語) ガイドを参照し てください。

次に、esxcli hardware platform get コマンドを ESXi シェルからローカルで実行する場合に必要な構文と、

vCLI からリモートで実行する場合の構文を示します。コマンドをリモートで実行する場合は、パスワードを入力す るだけでなく、--server および --user オプションを追加する必要があります。

図 53: ESXi シェル から esxcli コマンドを実行する例

ESXi シェルへのアクセスの有効化

ホストで esxcli コマンドを実行する前に、ESXi シェルを有効にする必要があります。このセクションの手順を実行 して、ESXi ホストごとに ESXi シェルを有効にします。

DCUI からの ESXi シェルの有効化

DCUI にログインするときに ESXi シェルを有効にするには、次の手順を実行します。

• ESXi ホストの DCUI にログインする

• [Troubleshooting Mode Options (トラブルシューティング モード オプション)] を選択する

• [Enable ESXi Shell (ESXI シェルの有効化)] を選択して、<Return> キーを押す

• <Alt> + <F1> キーを押して ESXi シェルにアクセスする

図 55: DCUI からの ESXi シェルの有効化

vSphere Client からの ESXi シェルの有効化

vSphere Client にログインするときに ESXi シェルを有効にするには、次の手順を実行します。

• vSphere Client にログインする

• ESXi ホストを選択して、[構成] - [セキュリティ プロファイル] の順に選択する

• [サービス] セクションで [プロパティ] を選択する

• [ESXi Shell (ESXi シェル)] オプションを選択して、[オプション] を選択する

• [開始] を選択して ESXi シェルを起動し、ESXi シェルへのローカル アクセスを有効にする

図 56: vSphere Client からの ESXi シェルの有効化

ESXi シェルへの SSH アクセスの有効化

ESXi コンソールからコマンドを直接実行するだけでなく、SSH サービスから ESXi シェルにリモートでアクセスす

ることもできます。次のセクションでは、ESXi シェルへの SSH アクセスを有効にする方法を示します。

図 57: DCUI からの SSH の有効化

vSphere Client からの SSH の有効化

vSphere Client から ESXi シェルを有効にするには、次の手順を実行します。

• vSphere Client にログインする

• ESXi ホストを選択して、[構成] - [セキュリティ プロファイル] の順に選択する

• [サービス] セクションで [プロパティ] を選択する

• [SSH] オプションを選択して、[オプション] を選択する

• [開始] を選択して、ホスト上で SSH を起動する

ESXi シェルおよび SSH が有効な場合の vSphere Client のメッセージ

ESXi シェルまたは SSH がホスト上で有効になっている場合、アクセスの必要がなくなったらアクセスを無効にする ように促すリマインダとして、vSphere Client はホストの [サマリ] ページに警告を表示します。

59 ESXi シェルが有効であることを示すメッセージ

vCLI のインストール

vCLI は Microsoft Windows、Linux、および vMA 仮想アプライアンスで使用できます。

Windows への vCLI のインストール

Windows 用の vCLI インストール パッケージには、ActivePerl ランタイム環境と、必要な Perl モジュールおよび ライブラリが含まれています。vCLI は次の Windows プラットフォームでサポートされています。

• Microsoft Windows Vista Enterprise SP1 (32 ビットおよび 64 ビット)

• Microsoft Windows 2008 (64 ビット)

• Microsoft Windows 7 (32 ビットおよび 64 ビット)

Windows に vCLI をインストールするには、Windows の vCLI インストーラ パッケージをサポート対象の Windows サーバにダウンロードして、インストーラを起動します。Windows サーバに vCLI をインストールする 方法については、『Getting Started with vSphere Command-Line Interfaces』(英語) の第 2 章を参照してくだ さい。

Linux への vCLI のインストール

Linux 用の vCLI インストール パッケージには、vCLI スクリプトおよび VMware vSphere 5.0 SDK for Perl が 含まれています。このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 5.5、SUSE Linux Enterprise 10 および 11、

および Ubunto 10.04 の各サーバにインストールできます。Linux ディストリビューションの vCLI パッケージを ダウンロードして、インストール スクリプトを実行します。Linux サーバに vCLI をインストールする方法について は、『Getting Started with vSphere Command-Line Interfaces』(英語) の第 2 章を参照してください。

vMA を使用した vCLI のインストール

vMA には Linux 環境、vCLI、およびその他のパッケージ ソフトウェアが含まれています。vMA を使用して vCLI を

ESXi シェルからローカルで実行される esxcli コマンドの例

次に、ESXi シェルからローカルで実行される esxcli コマンドの例を示します。これらのコマンドは ESXi シェルで 実行されるため、コマンド入力時にサーバ情報またはユーザー認証情報を指定する必要はありません。

esxcli system hostname set --host tm-pod01-esx01 --domain tmsb.local コマンドを使用して、

ESXi ホストのホスト名およびドメイン名を設定します。次に、esxcli system hostname get コマンドを使用 して、ホスト名およびドメイン名を表示し、変更内容を確認します。

60 ESXi ホスト名およびドメイン名の設定 (ESXi シェル)

esxcli system syslog config get コマンドを使用して、ESXi ホストの Syslog 構成を表示します。次のよう に表示されます。

61 ホストの Syslog 設定の表示 (ESXi シェル)

esxcli storage core device list コマンドを使用して、ESXi ホストのストレージ デバイスをすべて表示し ます。次のように表示されます。

図 62: ストレージ デバイスの表示 (ESXi シェル)

esxcli network ip interface ipv4 get コマンドを使用して、ESXi ホストに構成された IPv4 アドレスを すべて表示します。次のように表示されます。

vCLI から esxcli コマンドをリモートで実行する例

次に、vCLI で esxcli を使用する方法の例を示します。この例では、vMA を使用します。これらのコマンドは リモートで実行されるため、esxcli コマンドの一部として --server および --username 認証情報を指定する必 要があります。

esxcli --server tm-pod01-esx01 hardware memory get コマンドを使用して、ESXi ホストのメモリ サイズを表示します。ここでは --server オプションを使用しますが、次のようにユーザー名およびパスワードが要 求されます。

64 vMA で実行する esxcli hardware memory get コマンド

esxcli --server tm-pod01-esx01 --user root storage core adapter list コマンドを使用して、

ホスト上の使用可能なストレージ アダプタを表示します。ここでは --server および --user オプションを使用 しますが、次のように、パスワードが要求されます。

図 65: vMA で実行する esxcli storage core adapter list コマンド

この例では、vMA –vi-fastpass 認証を使用して、–server、–username、または –password オプションをコマンド ラインに指定しなくても、esxcli コマンドを実行できるようにしています。

コマンドを開始するには、次のようにvMA fastpass アクセスを設定します。

これで ESXi ホストに fast pass ターゲットが設定されたので、ESXi ホスト、ユーザー名、またはパスワードの オプションを指定しなくても、コマンドを実行できます。次の例では、esxcli system coredump partition

list コマンドを使用して、構成済みのコア ダンプ パーティションを表示します。

図 67: vMA でのコア ダンプ パーティション リストの表示

次の例では、ESXi ホストに直接接続するのではなく、vCenter Server に接続します。ESXi シェルのタイムアウト 値を 300 秒に設定します。

図 68: ESXiShellTimeOut の設定

変更内容を確認するには、次のように、ESXiShellTimeout の新しい値を表示します。

69 ESXiShellTimeOut の表示

esxcli 出力のフォーマット

一般的に、esxcli コマンドの出力は、別のプログラムの入力として、またはレポートに含める内容として使用します。

この処理を実行するには、esxcli コマンドを使用してコマンド出力を コンマ区切り (CSV)、キーと値のペア、XML のいずれかの形式にフォーマットして、フィルタします。また、出力に含めるフィールドを指定することもできます。

次の例では、ホストに構成されたすべてのインターフェイス、およびこれらが割り当てられている vSwitch および ポート グループを示すレポートを生成する必要があります。そのためには、次のように esxcli network ip interface list コマンドを実行します。

図 70: esxcli network ip interface list コマンド (ESXi シェル )

出力には必要な情報が含まれていますが、情報が非常に詳細であるため、すべてのインターフェイスのデータを表示 するにはスクロール バーを使用する必要があります。ここで必要なのは、インターフェイス名、vSwitch、および ポート グループを示すサマリのみであるため、次のように --formatter および --format-param オプションを 使用してコマンドを調整することができます。

ドキュメント内 VMware vsphere 5.0 Vol.1 (ページ 46-85)

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