件=21
Ⅳ ネットワーク及び介護予防支援業務の実態
センターの1か月間(平成 24 年 9 月 1 日~30 日)の業務割合の平均について尋ねたところ、地域包 括支援センターの結果では、「指定介護予防支援」が 29.6%と最も高く、次いで「総合相談支援」の 23.2%、
「地域のネットワークづくり」の 7.9%であった。
在宅介護支援センター等は「総合相談支援」の 31.1%が最も高く、次いで「指定介護予防支援」の 15.2%、「地域ネットワークづくり」の 7.9%であった。
図表 4-1 地域包括支援センターの 1 ヶ月間の業務割合(%)[件=225]
図表 4-2 在宅介護支援センターの 1 ヶ月間の業務割合(%)[件=50]
7.9% 4.4% 5.7% 23.2% 6.7% 7.8% 29.6% 6.6% 7.8%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
地域ネットワークづくり 二次予防事業対象者の把握 介護予防ケアマネジメント業務 総合相談支援業務
権利擁護業務 包括的・継続的ケアマネジメント支援業務 指定介護予防支援業務 介護予防事業、任意事業の実施
その他の事務、庶務・雑務
7.9% 4.4% 4.7% 31.1% 6.3% 13.4% 15.2% 7.1% 11.7%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 1か月間のセンター全体の業務割合 センター
65 図表 4-3 1 ヶ月間の業務割合[センター別]
地域包括支援ネットワークの構築状況について尋ねたところ、「構築している」及び「構築中で ある」と回答した地位包括支援センターは 91.1%(214 件)、在宅介護支援センター等は 61.7%(37 件)であった。また、「構築していない」と回答した地域包括支援センターは 6.8%(16 件)、在宅 介護支援センター等は 25.0%(15 件)であった。
図表 4-4 地域包括のネットワーク構築状況 図表 4-5 在支のネットワーク構築状況
構築して いる 30.6%
(72件) 構築中で
ある 60.4%
(142件) 構築して
いない 6.8% (16 件)
その他 1.3%
(3件)
不明 0.9%
(2件)
構築してい る 20.0%
(12件)
構築中で ある 41.7%
(25件) 構築して
いない 25.0%
(15件)
その他 1.7%
(1件)
不明 11.7%
(7件)
No. 選択肢 包括 在支
1 地域ネットワークづくり 8.0 7.9 2 二次予防事業対象者把握 4.5 4.4 3 介護予防ケアマネジメント 5.7 4.7 4 総合相談支援 23.2 31.1
5 権利擁護 6.8 6.3
6 包括的・継続的ケアマネジメント支援 7.9 13.4 7 指定介護予防支援 29.6 15.2 8 介護予防事業、任意事業 6.6 7.1
9 その他 7.8 11.7
全体 100.0 100.0 件数 225 50
包括=235
2 地域包括支援ネットワークの構築状況 センター
在支=60
66
社会資源のマップやリストの作成状況について尋ねたところ、マップやリストの両方およびいず れかを「作成している」と回答した地域包括支援センターは 60.0%(141 件)、在宅介護支援センタ ー等は 33.3%(20 件)であった。「作成していない」と回答した地域包括支援センターは 33.2%(78 件)、在宅介護支援センター等は 50.0%(20 件)であった。
図表 4-6 社会資源のマップやリストの作成状況(%)[センター別]
図表 4-7 その他の主な回答
NO. 回答 件
1 既存の資料(パンフレット等)を活用 6
2 今後作成予定 5
3 現在作成中 3
21.3% (50件)
13.2% (31件)
25.5% (60件)
33.2%(78件)
5.5% (13件)
1.3% (3件) 3.3% (2件)
1.7% (1件)
28.3% (17件)
50.0% (30件)
6.7% (4件)
10.0% (6件)
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0
マップとリストを作成している
マップのみ作成している
リストのみ作成している
両方作成していない
その他
不明
地域包括支援センター 在宅介護支援センター
包括=235 件 在支等=60 件
3 社会資源のマップやリストの作成 センター
% % % % % % %
67
地域包括支援ネットワークの機能の達成状況を把握するために、長寿社会開発センター『地域包 括支援センター運営マニュアル 2012』(pp82-83)で規定される地域包括支援ネットワークの4つの 機能を用いて質問をした。
「果たしている」として「果たしている」と「どちらかと言えば果たしている」の合計割合を算 出した場合、「支援機能」が 87.4%と最も割合が高く、次いで「相談連結機能」が 83.4%であった。
また、「果たしていない」として「果たしていない」と「どちらかと言えば果たしていない」の 合計割合を算出した場合、「予防機能」が 32.5%と最も割合が高く、次いで「ニーズ発見機能」が 24.8%であった。
図表 4-8 地域包括支援ネットワークの機能の達成状況
果たしていない 3.4%
(10件)
1.7%
(5件)
1.0%
(3件)
4.7%
(14件)
どちらかと言えば 果たしていない
21.4%
(63件)
11.5%
(34件)
8.1%
(24件)
27.8%
(82件)
どちらかと言えば 果たしている
56.6%
(167件)
63.4%
(187件)
63.7%
(188件)
52.5%
(155件)
果たしている
14.9%
(44件)
20.0%
(59件)
23.7%
(70件)
11.5%
(34件)
無回答・不明
3.7%
(11件)
3.4%
(10件)
3.4%
(10件)
3.4%
(10件)
0% 20% 40% 60% 80% 100%
ニーズ発見機能
相談連結機能
支援機能
予防機能