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ネットワークリクエストの操作方法

ドキュメント内 <NQS機能利用の手引き> (ページ 46-49)

3. JobCenterの操作方法

3.2. ネットワークリクエストの操作方法

ネットワークリクエストは、バッチリクエスト終了時に JobCenter によって自動的に作成・投入されるリクエ ストです。したがって、ユーザが独自に作成することはできません。

ここでは、ネットワークリクエストが投入されたあとに状態確認・移動・削除する方法について説明します。

本機能はWindows版および現在のバージョンのUNIX版ではサポートしない機能となります。

3.2.1. ネットワークリクエストに関するJobCenterの状態確認

ネットワークリクエストに関するJobCenter の状態としては、ネットワークリクエストの状態およびネット ワークキューの状態があります。ここでは、この 2 つの状態の確認方法について説明します。

3.2.1.1. ネットワークリクエストの状態確認

ネットワークリクエストの状態を確認するには、バッチリクエストと同様に qstat(1) やqstatr(1) を使用しま す。使用方法もまったく同じです。説明は「3.1.3.1 バッチリクエストの状態確認」を参照してください。

ここでは使用例の一部を示します。

■例 1 qstat(1) コマンドによる特定のネットワークキューの状態確認

$ qstat net1 ↵

net1@host1; type=NETWORK; [ENABLED, STOPPED]; pri=5 0 run; 2 queued; 0 wait; 0 hold; 0 arrive;

REQUEST NAME REQUEST ID USER PRI STATE PGRP 1: STDIN 395.host1(#31) user1 31 QUEUED

2: STDIN 395.host1(#30) user1 31 QUEUED

$

■例 2 qstat(1) コマンドによる特定のネットワークキューの詳細表示

$ qstat -l net1 ↵

net1@host1; type=NETWORK; [ENABLED, STOPPED]; pri=5 0 run; 2 queued; 0 wait; 0 hold; 0 arrive;

Request 1: Name=STDIN Id=395.host1 Event#=31 Owner=user1 Priority=31 QUEUED Created at Mon Mar 28 13:50:55 JST 1994

Mail address = user1@host1

Owner user name at originating machine = user1 Staging-out file name = host1:/home/nqs/STDIN.e395 Request 2: Name=STDIN Id=395.host1 Event#=30 Owner=user1 Priority=31 QUEUED Created at Mon Mar 28 13:50:55 JST 1994

Mail address = user1@host1

Owner user name at originating machine = user1 Staging-out file name = host1:/home/nqs/STDIN.o395

$

■例 3 qstatr(1) コマンドによるネットワークキューの状態確認

$ qstatr -N ↵

==================================================

NQS (R11.10) NETWORK REQUEST HOST: host1

==================================================

REQUEST ID EVENT NAME OWNER QUEUE NAME PRI STT PGRP --- - -- -- --- ---- --- ---396.host1 31(ERR) STDIN user1 net1 31 QUE

396.host1 30(OUT) STDIN user1 net1 31 QUE

---$

■例 4 qstatr(1) コマンドによる特定のネットワークキューの詳細表示

$ qstatr -N ↵

=================================================

NQS (R11.10) NETWORK REQUEST: 395.host1

=================================================

Name: STDIN State: queued Owner: user1 Priority: 31 Group: group1 Event: 30 Created: Mon Mar 28 1994

13:50:55 QUEUE

Name: net1@host1 STAGING FILE

Name: /home/nqs/STDIN.o395 MAIL Address: user1@host1 MISC Orig.Owner: user1

$

3.2.1.2. ネットワークキューの状態確認

ネットワークキューの状態に関しても、バッチキューと同じく qstat(1) もしくは qstatq(1) を用いて参照し ます。説明は「3.1.3.2 バッチキューの状態確認」を参照してください。 ここでは使用例の一部を示します。

■例 1 qstat(1) コマンドによる特定のネットワークキューの詳細状態確認

$ qstat -x net2 ↵

net2@host1; type=NETWORK; [ENABLED, STOPPED]; pri=40 0 run; 0 queued; 0 wait; 0 hold; 0 arrive;

Run_limit = 2;

Cumulative system space time = 0.00 seconds Cumulative user space time = 0.00 seconds Queue server: /usr/lib/nqs/netclient Destination Machine = host2

$

■例 2 qstatq(1) コマンドによるネットワークキューの状態確認

$ qstatq -N ↵

========================================================

NQS (R11.10) NETWORK QUEUE SUMMARY HOST: host1

========================================================

QUEUE NAME DESTINATION MACHINE ENA STS PRI RLM TOT QUE RUN WAI --- ---- ---DefaultNetQue - ENA INA -1 20 0 0 0 0 net1 host1 ENA INA 20 1 4 0 1 3 net2 host2 ENA STP 40 2 0 0 0 0 --- ----

---<TOTAL> 20 4 0 1 3

--- ----

---$

■例 3 qstatq(1) コマンドによる特定のネットワークキューの詳細状態表示

$ qstatq -f net1 ↵

==========================================================

NQS (R11.10) NETWORK QUEUE: net1@host1

==========================================================

Priority: 20 Status: [ENABLED , INACTIVE]

Queue server: /usr/lib/nqs/netclient ENTRIES

Total: 4

Queued: 0 Running: 1 Waiting: 3 RUN LIMITS

Total run limit: 1 DESTINATIONS MACHINE (MID) host1 (100)

CUMULATIVE TIME

System space time = 5.20 seconds User space time = 0.85 seconds

$

3.2.2. ネットワークリクエストの移動

qmove(1)において、リクエスト結果ファイル転送中(exiting)のバッチリクエストとネットワークキューを指定 することによって、指定したバッチリクエストの結果ファイル転送のために作成されたネットワークリクエス ト全部を、指定したネットワークキューに移動させることができます。

ネットワークリクエストを移動させることにより、結果ファイルを転送するホストを変更することが可能とな ります。このとき新しく結果ファイルを転送することになったホスト上に、あらかじめバッチリクエストに設 定されている結果ファイル転送先のパスと同じパスがなければ、結果ファイル転送に失敗するので注意が必要 です。

なお、-qオプションを使ってネットワークキュー内のリクエストをすべて移動させたり、ネットワークリクエ ストを直接指定して移動させたりすることはできません。

3.2.3. ネットワークリクエストの削除

qdel(1)において、リクエスト結果ファイル転送中(exiting)のバッチリクエストを指定することによって、指定 したバッチリクエストの結果ファイル転送のために作成されたネットワークリクエスト全部を削除することが できます。

-k オプションや -signo オプションは必要ありません。このとき対象となるネットワークリクエストが結果 ファイル転送中(running)だった場合、その結果ファイルはバッチリクエストを実行したマシン上のリクエスト 所有者のホームディレクトリに置かれます。

なお、ネットワークリクエストを直接指定することはできません。

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