SPARC M10-1
9. ドメインのバックアップ/リストア 構築
運用
Oracle VM環境のバックアップ
Oracle VM環境のバックアップ取得時の留意事項
• OSのシステムボリュームやデータボリュームのバックアップに加え、各ドメインの 構成情報もバックアップしておく必要があります。
ハイパーバイザ ハードウェア
制御ドメイン
通常のSolarisの環境と同様にバックアップを実施します。
(ZFSの機能などを使用)
ゲストドメイン
制御ドメインまたはゲストドメイン上で、
仮想ディスク上のデータをバックアップします。
制御ドメイン
・ldmコマンドを使用して、構成情報をxml形式で保存します。
ゲストドメイン
・ldmコマンドを使用して、構成情報をxml形式で保存します。
制御ドメイン ゲストドメイン
ディスク物理 仮想 ディスク
• 各ドメインのシステムボリューム・データ バックアップ対象
• 各ドメインの構成情報
•Oracle VMの構成はSP(サービスプロセッサ)に保存した情報を元にハイパーバイザが管理しています。
そのため、ハードウェアを保守した場合は、ドメインの設定(リソースや仮想サービスの設定など)が 初期化されることがあります。
•ドメインの設定が初期化されるのは、マザーボードなどの交換時です。
ディスク交換では初期化されません。
•バックアップの取得前に、最新の構成情報をSPに保存する必要があります(ldm add-config)。
制御ドメイン構成情報のバックアップ/リストア
制御ドメインの構成情報は、xml形式で保存できます。
SPに保存した構成情報が失われた場合にも、Oracle VM環境を 復元できます。
SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)機能を使用している場合は、
構成情報ファイルによる制御ドメインの設定の復元後に、
手動でSR-IOVの設定を元に戻す必要があります。
詳細は『SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)ドメイン環境構築手順書』をご参照ください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/servers/unix/sparc/technical/document/solaris/#ovm
# ldm list-constraints -x primary > /OVM/primary.xml ← 制御ドメインの構成情報を出力
# ldm init-system -r -i /OVM/primary.xml ← 構成情報から制御ドメインを再構築
ハイパーバイザ
ハードウェア
制御ドメイン 仮想 サービス
CPU MEM
ゲストドメイン 仮想 デバイス
CPU MEM
ゲストドメイン 仮想 デバイス
CPU MEM
Oracle VM 構成情報
primary.xml
•制御ドメインの設定を復元(ldm init-system)するときは、SPの構成情報を初期化(factory-default)して おきます。
ゲストドメイン構成情報のバックアップ/リストア
ゲストドメインの構成情報も、制御ドメインと同様にxml形式で 保存できます。
保存しておいたxmlファイルを元に、ゲストドメインを再構築します。
# ldm list-constraints -x ldom1 > /OVM/ldom1.xml ← 構成情報の出力、退避
# ldm add-domain -i /OVM/ldom1.xml ← 構成情報からゲストドメインを再構築
ハイパーバイザ
ハードウェア
制御ドメイン 仮想 サービス
CPU MEM
ゲストドメイン 仮想 デバイス
CPU MEM
ゲストドメイン 仮想 デバイス
CPU MEM
Oracle VM 構成情報
ldom1.xml
Oracle VM 構成情報
ldom2.xml
•Oracle VMの構成情報は、ゲストドメインごとにバックアップ/リストアが可能です。