第5章 エラー時の対処
5.2 トレース出力機能
5.2.3 トレース情報の内容
5.2.3.1 トレース情報の形式
トレースファイル(FJSVdbio̲trc.log)の形式を以下に示します。
<< TRACE DATETIME=YYYY/MM/DD-HH:MM:SS.SSS PPPPPPP >>
<< Windows: メジャーVer/マイナーVer Windows製品名 >>
<< TraceLevel=トレースレベル, LOG̲FILE=パス名 >>
5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 1
2
<< PowerRDBconnectorのモジュール情報 >>
4 3
表5.8 トレース情報の説明 TraceLevel
No 0 1 2 3 出力項目 内容
1 ○ ○ ○ ○ 採取日時 トレース採取の日時と、パフォーマンスカウンタを出力します。
2 ○ ○ ○ ○ VL Windowsのバージョンレベルを出力します。
3 ○ ○ ○ ○ モ ジ ュ ー ル 情 報
PowerRDBconnectorのモジュール情報を出力します。
●
●
●
モジュール名 バージョン情報 モジュールの更新日時
4 ○ ○ ○ ○ トレース情報 トレース情報として、TraceLevelとトレース出力先のパス名を出力し ます。
5 ○ ○ ○ ○ 日時 トレースの出力日時(YYYY/MM/DD-HH:MM:SS.SSS)
6 ○ ○ ○ ○ パ フ ォ ー マ ン スカウンタ
トレース出力時のパフォーマンスカウンタ
7 ○ ○ ○ ○ プロセスID 対象のプロセスID 8 ○ ○ ○ ○ スレッドID 対象のスレッドID 9 ○ ○ ○ ○ 実行単位ID セッション単位の識別子
10 ○ ○ ○ ○ COBOL命令
COBOL命令を次の形式で出力します。
● NetCOBOL for .NET V3.0、かつマルチセッションプログラミン グの場合
COBOL命令 出力形式
OPEN文 OPEN
OUTPUTモードのOPEN文 OPEN(OUTPUT) CLOSE文 CLOSE START文 START 順READ文 READ(SEQ) 乱READ文 READ(RAN) WRITE文 WRITE 順REWRITE文 REWRITE(SEQ) 乱REWRITE文 REWRITE(RAN) 順DELETE文 DELETE(SEQ) 乱DELELE文 DELETE(RAN)
COBOL命令以外 ---(ハイフン)
● シングルセッションプログラミングの場合
COBOL命令 出力形式
全て ---(ハイフン)
11 ○ ○ ○ ○ PowerRDBconne
ctor情報
PowerRDBconnectorの製品保守用の情報を出力します。
12 ○ ○ ○ ○ 内部関数名 COBOL命令に対応した内部関数名が出力されます。詳細は「表5.10プ ログラミングスタイルによる関数対応表」を参照してください。
13 ○ ○ ○ ○ ロック状態
ロックの状態を次の文字列で出力します。
ロックの状態 出力形式 テーブルロック状態 TBLLOCK レコードロック状態 RECLOCK
全て ---(ハイフン)
上記文字列の後に(内部保守情報)が出力されます。
内部情報は、PowerRDBconnectorの製品保守用の情報です。
○ ○ ○ ○ 開始終了情報
PowerRDBconnectorの内部関数開始時に”Start”を出力します。
PowerRDBconnectorの内部関数終了時に、正常の場合は”Normal End”
を、エラーの場合は”ABNormal End”を出力します。
"Start"と"Normal End"または"ABNormal End"が対で出力されます。
"Start"のみ出力されている場合は、処理中であることを意味します。
○ ○ ○ ○ デ ー タ ベ ー ス のVL
セッション開設時、データベースのバージョンレベルを出力します。
○ ○ ○ ○ テーブル名 OPEN文とCLOSE文の延長で出力します。
○ ○ ○ 列情報
データベースの列情報を取得時に、列情報を出力します。未サポート のデータ型の場合は”UNDEFINE(データ型番号)”と出力します。
列情報の形式を、以下に示します。
列名、データ型名、データサイズ
(文字項目の場合は、データ長。数字項目の場合は、桁数-精度)
○ ○ ○ エラー情報 エラー発生時、エラーログおよびイベントログに出力する内容を出力 します。
○ ○ エラーダンプ エラー発生時、要因となるデータを16進ダンプの形式で出力します。
○ ダンプ キー値と入出力データを16進ダンプ形式で出力します。
注)トレースデータの出力コード系について
トレース情報に出力するエラーダンプや、ダンプに含まれる文字データは、以下のコード系での 16進ダンプの形式で出力されます。
表5.9 トレースデータの出力コード系について コンパイル時の実行時の文字コード
系の指定
NetCOBOL for Windows
NetCOBOL for .NET
出力コード系 備考
SJIS SJIS シフトJIS
UCS2 UTF8-UCS2 UCS2 REWRITE,WRITE
時の書き込みデ ータや、キーア クセス時のキー 値の場合
− SJIS-UCS2 ●
●
英数字項目 シフトJIS
日本語項目 UCS2
COBOL から通 知さ れたデ ータではなく、データベ ースへ通知するために変 換したデータが出力され ます。
SJIS
SJIS シフトJIS
UCS2 UTF8-UCS2 ●
●
英数字項目 UTF-8
日本語項目 UCS2
READ時の読み込 みデータの場合
− SJIS-UCS2 ●
●
英数字項目 シフトJIS
日本語項目 UCS2
データベースから読み込 んだデータではなく、
COBOL へ通知 する ために 変換したデータが出力さ れます。