3-9 キーワード
8 トラブルシューティング
(4) オーバーライドブロック解除後のリダイレクトあるいは警告画面表示後の再リクエストで入 力データがクリアされてしまう
オーバーライドブロック解除後のリダイレクトあるいは警告画面の表示後に実行され た再リクエストでは、外部送信データは送信されません。そのため、ウェブメール送 信時やファイルのアップロード時など外部へのデータ送信時にオーバーライド/警告 アクションが適用された場合は、アクション適用前に入力されていたデータは全てク リアされてしまいます。そのような場合は、再度データを入力し、オーバーライド解 除時間内あるいは警告間隔内に再リクエストを行ってください。
(5) オーバーライドブロック解除後のリダイレクトあるいは警告画面表示後の更新ボタンで元 リクエストのサイトへ正しくアクセスできない
サイトの仕組みによっては、オーバーライドブロック解除後あるいは警告画面での更 新ボタン押下後に元リクエストのサイトへ正しくアクセスできないことがあります。
またファイルダウンロード時に警告画面が表示され、更新ボタンにより元リクエスト のサイトへ再リクエストを行った場合、ウェブブラウザーの仕様によりファイルを正 しくダウンロードできないことがあります。このような場合は、オーバーライド/警 告アクション適用前と同じ画面操作を実施し、元リクエストのサイトへ再リクエスト を行ってください。
(6) ウェブアプリケーションで禁止画面や警告画面が表示されない、 またはウェブアプリケー ションの動作が不定となる
ウェブアプリケーションでは、サーバーへのリクエストの結果受信したウェブページ への画面遷移を行う一般的な通信以外に、画面遷移を伴わない通信でデータの送受信
を行い、Javascript等でウェブページを書き換えている場合があります。そのような
画面遷移を伴わない通信をブロックした場合、禁止画面や警告画面は表示されませ ん。また、ウェブアプリケーションの動作が不定となる場合があります。このような ケースが想定されるウェブアプリケーションに対しては、画面遷移を伴わない通信が ブロックされないよう、必要に応じて規制ルールの調整を行ってください。
(7) 障害時の復旧方法について
WEBGUARDIANシステムや、稼動しているハードウェアに障害が発生した場合の 復旧方法については、『管理サーバー 利用の手引き ~GUARDIANWALL、 WEB-GUARDIAN共通~』の「11 障害時の復旧方法」(482 ページ)をご参照ください。
(8) Adobe Acrobat のライセンス認証が失敗する
Adobe Acrobatのライセンス認証では、Hostヘッダーを含まないHTTP/1.1リクエス トが行われます。HTTP/1.1の仕様(RFC2616)では、リクエストにHostヘッダーを 含むことを必須としているため、WEBGUARDIANはデフォルトではこのようなリク エストを拒否します。同様のリクエストを行うAdobe Acrobat以外のアプリケーショ ンについても通信は失敗します。
以下の設定を行うことで、Hostヘッダーを含まないHTTP/1.1リクエストを許可する ことができます。
①管理サーバー上で/opt/Guardian/Admin/etc/wg/httpd.conf.tplを直接編集し、以下の 設定を記述します。
HostHeaderCheck Off
②検査サーバーと設定ファイルを同期させます。
# /opt/Guardian/Admin/support/pushWebWG -r httpd
(9) CONNECT メソッドを使用する通信が失敗する
WEBGUARDIANは、一般的にSSL暗号化によるHTTP通信(HTTPS)で使用される TCPの443、及び563番ポートへのCONNECTメソッドによる接続をデフォルトで許 可しており、それ以外のポート番号へのCONNECTメソッドによる接続は拒否します。
アプリケーションによっては、443、及び563以外のポート番号へのCONNECTメソッ ドによる接続が必要な場合があります。そのような場合、【共通】-「検査サーバー管 理」-「個別設定」-【プロキシー設定】画面の「SSL 接続許可ポート」で、許可するポー ト番号を設定してください。
(10) アーカイブ処理エラー通知メールが送信される
クライアントが送信した外部送信データは、キューディレクトリ(/opt/Guardian/WG/
var/queue)に出力された後、STOREサーバー(wg_store)がログ保存ディレクトリに アーカイブします。
システムの処理性能を超える件数の外部送信データが送信されると、アーカイブ処理 に遅延が発生するため、WEBGUARDIANはキューディレクトリに出力後1日以内に 処理されなかった外部送信データを、アーカイブ処理の対象から外します。
検査サーバーでは毎日00:00に、アーカイブ対象外となった外部送信データを確認し、
そのようなデータが発生している場合は管理者に以下の内容のメールを送信します。