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第5章  おわりに

5.4 今後の課題

本研究は 1 事例を基としたモデル提示だったため、他の開発プロジェクトでも牽 引型トップマネジメント・モデルがみられるか追加検証が必要である。また、他社の 視点も加え多角的にとらえ直すことができれば、異なったモデルが描けるかもしれず、

本ケースのさらなる発展が望まれる。

謝辞

  本研究は、主指導教官である北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科の井川康 夫教授の他、故亀岡秋男特任教授、近藤修司教授、梅本勝博教授、遠山亮子准教授お よび井川研究室の杉原太郎助教他の多くの方々にご指導いただいて完成させること ができたものです。また、東京MOT学生の皆さんとのインタラクションも大変ため になりました。ゼミでの皆さんからのご支援でここまでたどり着くことができました。

本研究を行うことの許可と、社内の貴重な情報へのアクセスの許可を頂き、さら に多忙ななか貴重なお時間を割いてインタビューに応じてくださった株式会社ソニ ー・コンピュータエンタテインメント名誉会長の久夛良木健様、同じく半導体開発本 部副本部長の鈴置雅一様の両名には厚く御礼申し上げます。広報資料の外部記事を準 備してくださいました広報部部長の古澤順子様、資料収集に助けになりました。

皆様にあらためまして感謝の意を表します。

参 考 文 献

ブルックス、フレデリック P Jr. 著 滝沢徹・牧野祐子・富沢昇訳 (2002) 『人月の 神話[新装版]  狼人間を撃つ銀の弾は無い』, ピアソン・エデュケーション Chiristenson, D. & Walker, D.H.T. (2004) “Understanding the Role of “Vision” in

Project Success” Engineering Management Review, IEEE, Vol.32, No.4, pp.57-73

亀岡秋男 (2002) 「テクノプロデューサー」, 杉山公造・永田晃也・下嶋篤編 『ナレ ッジサイエンス』, 紀伊國屋書店, pp.46-47

Hoffman, R.C. & Hegarty, W.H. (1993) "Top management influence on innovations: Effects of executive characteristics and social culture," Journal of Management, 19, pp.549-575.

Lilien, G.L. and Yoon, E. (1989) “Determinants of New Industrial Product Performance: A Strategic Reexamination of the Empirical Literature”

野中郁次郎・竹内弘高著 梅本勝博訳 (1996) 『知識創造企業』 東洋経済新報社 野中郁次郎・梅本勝博 (2001) 「知識管理から知識経営へ-ナレッジマネジメントの最

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野中郁次郎・紺野登 (1999) 『知識経営のすすめ − ナレッジマネジメントとその時 代』 筑摩書房

野中郁次郎・紺野登 (2007) 『美徳の経営』 NTT出版

野中郁次郎・遠山亮子 (2005) 「フロネシスとしての戦略」 一橋ビジネスレビュー Vol.53, No.3, pp.88-103

ソニー・コンピュータエンタテインメント (2006)「Cell Broadband Engine™ アー キテクチャ Ver.1.01」 http://cell.scei.co.jp/

遠山亮子・野中郁次郎 (2000) 「『よい場』と革新的リーダーシップ:組織的知識創 造についての試論」 一橋ビジネスレビュー Vol.48, pp.4-17

Un,C.A. and Cuervo-Cazurra.A. (2005) “TOP MANGERS AND THE PRODUCT IMPROVEMENT PROCESS” Strategy Process Advances in Strategic

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