第 3 章 リファレンス 55
3.14 データ型と列挙型
3.14.1 列挙型の定義
FftLib
WaveFieldクラスで用いるFFTパッケージの識別.
MKL : Intelの商用ライブラリパッケージであるMath Kernel Libraryに基づくFFT.
OOURA: 京都大学の大浦拓哉氏が作成・公開されているSplit-Radix型FFTのフリーソースに基づくFFT.
ComplexForm
WaveFieldオブジェクトは,実空間での複素振幅分布の場合とフーリエ空間での複素スペクトルの場合がある.この
列挙型はそれを識別するために用いる.
COMPLEX : 実空間での複素振幅分布を直交形式(c=a+bi)で表している.
SPECTRUM : 複素振幅分布をフーリエ空間で表現したスペクトルとなっている.この場合は本来 m 単位
の物理座標(x, y)をm−1 単位の空間周波数(u, v)で読み替える.
POLAR : 実空間での複素振幅分布を極形式(c=Aexp(iθ))で表わしている.内部的に使われている
形式なので,実際には使用しないこと.
POLAR SPECTRUM: フーリエ空間で表現したスペクトルを極形式で表わしている.内部的に使われている形式な
ので,実際には使用しないこと.
WindowFunc
サンプリング窓に用いる窓関数を識別する列挙型.
NONE : 特に窓関数を用いない.
RECTANGLE: 矩形窓関数
BARTLETT : バートレット窓関数.
HAMMING : ハミング窓関数.
HANNING : ハニング窓関数.
3.14 データ型と列挙型 153
Mode
WaveFieldオブジェクトを画像として表現するした場合の分布を識別する.
INTENSITY: 強度分布.
REAL : 実部の分布.
IMAGINARY: 虚部の分布.
PHASE : 位相分布.
AMPLITUDE: 振幅分布.
Note
• WaveFieldクラスのSaveAsBmp()メンバー関数等で用いられる.
ColorMode
カラー画像を読み込む際の変換や色プレーンを識別する.
GRAY SCALE: グレイスケール画像に変換.
RED : 赤プレーン.
GREEN : 緑プレーン.
BLUE : 青プレーン.
Note
• WaveFieldクラスのSaveAsBmp()メンバー関数等で用いられる.
Interpol
補間方法を識別する.
LINEAR : 線形補間.
CUBIC : Cubic補間法.
CUBIC4 : 4点Cubic補間法.
CUBIC6 : 6点Cubic補間法.
CUBIC8 : 8点Cubic補間法.
SINC : sinc補間法.
ADJACENT : 隣接サンプル点で補間.
BILINEAR : バイリニア補間法.
BICUBIC : バイキュービック補間法.
NEAREST NEIGHBOR: ニアレストネイバ補間法(=ADJACENT).
Axis
座標軸や方向を識別する.
X AXIS: x軸やx軸方向.
Y AXIS: y軸やy軸方向.
Note
• WaveFieldクラスのSaveAsCsv()メンバー関数で用いられる.
ErrorCode
WaveFieldLibで標準的に定義するエラーコード.
WFL NO ERROR : エラーなし.
MEMORY : メモリが不足.
FILEOPEN : ファイルがオープンできない.
PARAMETER : パラメータ(引数)が不正.
FILEWRITE : ファイル書き込みエラー.
FILEREAD : ファイル読み込みエラー.
SOMETHINGWRONG: 未分類のエラー.その他のエラー.
COMPLEX FORM : ComplexForm列挙型の直交形式/極形式が不適合.
INVALID TYPE : ComplexForm列挙型の実空間/フーリエ空間が不適合.
INTERNAL : 内部エラー.機能の未実装など.
ErrorHandling
エラー発生時の処理方法.
CONSOLE : コンソール(コマンドライン)にエラーメッセージを出力する.
EXCEPTION: 例外を発生する.
Gradation
WaveFieldクラスのオブジェクトを画像として保存する際の階調表現.
GRAY : グレイスケール.
COLOR: カラースケール.
Note
• WaveFieldクラスのSaveAsBmp()メンバー関数等で用いられる.
3.15 ディスクリプタ 155