下記 7 項目の設定後、本設定で保存しておけば、次回からは「設定 24」で読込むことができます。
8. デマンド測定
8.1 デマンド測定について
ここでは電力の管理に最適なデマンド測定について例をあげて説明します。
●あるインターバル時間の平均電力を抑える例
下記のように消費している平均電力をあるインターバル時間(ここでは30分とする)単位に分け、イン ターバル時間1の平均電力は500kW、インターバル時間2の平均電力は600kWとします。
(kW)
600kW 600kW 500kW 500kW
0 15 30 15 30(分)
上記インターバル時間2において、前半の15分間で600kWを消費してしまっても、後半の15分間を 400kWに抑えれば、インターバル時間2の平均電力はインターバル時間1と同じ500kWに抑えることが できます。
(kW)
600kW 500kW 500kW
400kW
0 15 30 15 30(分)
前半の15分間で1000kW、後半の15分間で無負荷(0kW)でも同じ500kWとなります。
平均電力 600kW
インターバル時間1 インターバル時間2
平均電力 500kW
インターバル時間1 インターバル時間2 平均電力
500kW
平均電力 500kW
●本製品のデマンド測定
本製品では実際の負荷の測定から、時間の経過とともにデマンド測定周期内での平均電力の予測値および 現在値を表示します。
またデマンド測定周期内の設定した警告周期で予測値が目標値を超えた場合にブザー音にてお知らせし ます。
デマンド測定周期経過後(この例では30分後)に表示される現在値がこのインターバル時間の平均電力
(デマンド値)となります。
〈目標値、予測値、現在値、デマンド測定周期、警告周期の関係〉
(kW) 600kW 400kW
600
500 デマンド値
0 15 30(分)
※この例では30分間のデマンド値は500kWとなります。
インターバル時間単位で算出されたデマンド値は、日、週または月単位の電力の管理に使用できます。
注記
・電力会社の設置したデマンド計と本製品とでは、タイムラグがあるため完全に一致しません。
デマンド測定周期 警告周期 警告周期
目標値 予測値 現在値
KEW6305
8.6
●デマンド値の保存
デマンド値は、記録インターバル時間(設定09)ごとに記録されます。
デマンド値は、デマンド測定周期(設定16)ごとに最終確定しリセットされます。
最大デマンド値は、デマンド測定周期ごとに一番大きなデマンド値がホールドされます。そのときの日 時もLCDに表示されます。
下図は記録インターバル時間10分,デマンド測定周期30分、測定開始から終了までの時間を約3時間 に設定した場合のデマンド値の遷移と保存の例です。
デマンド値(kW) デマンド測定周期
デマンド開始時刻 デマンド終了時刻
:デマンド値(現在値)
:最大デマンド値
(LCDに表示)
:保存ポイント
:デマンド確定ポイント
0 0.5h 1h 1.5h 2h 2.5h 3h 経過時間(h)