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SWE.5 ソフトウェア統合および統合テスト

ドキュメント内 Automotive SPICE PAM v3 1_J_Biz3 Formal Release.docx (ページ 56-59)

4.   プロセス参照モデルおよびプロセス実施指標(レベル 1)

4.4.   ソフトウェアエンジニアリングプロセス群 (SWE)

4.4.5.   SWE.5 ソフトウェア統合および統合テスト

プロセスID SWE.5

プロセス名 ソフトウェア統合および統合テスト

プロセス目的 ソフトウェア統合および統合テストプロセスの目的は、ソフトウェア アーキテクチャ設計と整合性のある統合ソフトウェアが完成するまでソ フトウェアユニットをより大きなソフトウェアアイテムに統合し、その 統合ソフトウェアアイテムがソフトウェアユニット間およびソフトウェ アアイテム間のインタフェースを含むソフトウェアアーキテクチャ設計

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に遵守している証拠を提供するために、ソフトウェアアイテムのテスト を確実に実施することである。

プロセス成果 このプロセスを適切に実装した場合の成果は、以下のとおりである。

1) プロジェクト計画、リリース計画、およびソフトウェアアーキテク チャ設計と整合性のあるソフトウェア統合戦略が、ソフトウェアアイ テムを統合するために策定されている。

2) ソフトウェアユニットおよびソフトウェアアイテムの相互作用をテス トで確認するために、ソフトウェア統合テスト戦略が、回帰テスト戦 略を含めて策定されている。

3) 統合ソフトウェアアイテムがソフトウェアユニット間およびソフト ウェアアイテム間のインタフェースを含むソフトウェアアーキテク チャ設計に遵守している証拠を提供するために、ソフトウェア統合テ スト仕様がソフトウェア統合テスト戦略に従って作成されている。

4) ソフトウェアユニットおよびソフトウェアアイテムが、統合戦略に 従って完全な統合ソフトウェアになるまで統合されている。

5) ソフトウェア統合テスト仕様に含まれるテストケースが、ソフトウェ ア統合テスト戦略およびリリース計画に従って選択されている。

6) 選択したテストケースを使用して、統合ソフトウェアアイテムに対す るテストが実施され、ソフトウェア統合テスト結果が記録されてい る。

7) 一貫性および双方向トレーサビリティが、ソフトウェアアーキテク チャ設計のエレメントとソフトウェア統合テスト仕様に含まれるテス トケースとの間、およびテストケースとテスト結果との間で確立され ている。

8) ソフトウェア統合テストの結果が要約され、影響を受けるすべての関 係者へ伝達されている。

基本プラクティス SWE.5.BP1: ソフトウェア統合戦略の策定 プロジェクト計画およびリ リース計画と整合性のあるソフトウェアアイテム統合戦略を策定する。

ソフトウェアアーキテクチャ設計に基づきソフトウェアアイテムを識別 し、それらを統合するためのシーケンスを定義する。[成果 1]

SWE.5.BP2: 回帰テスト戦略を含むソフトウェア統合テスト戦略の策定

統合戦略に従って統合したソフトウェアアイテムに対するテスト戦略を 策定する。本戦略には、ソフトウェアアイテム変更時に、統合ソフト ウェアアイテムに対する再テストを実施するための回帰テスト戦略を含 む。[成果 2]

SWE.5.BP3: ソフトウェア統合テスト仕様の作成 各統合ソフトウェアア

イテムに対するソフトウェア統合テスト戦略に従って、テストケースを 含むソフトウェア統合テスト仕様を作成する。テスト仕様は、統合ソフ トウェアアイテムがソフトウェアアーキテクチャ設計に遵守している証 拠を提供することに適していなければならない。[成果 3]

備考 1: アーキテクチャ設計への遵守とは、ソフトウェアユニット間およびソ フトウェアアイテム間のインタフェースが、ソフトウェアアーキテクチャ設 計によって与えられた仕様を満たしていることを証明するために、明記した 統合テストが適したものであることを意味する。

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備考2: ソフトウェア統合テストケースは、以下に重点を置く。

 ソフトウェアアイテム間のデータフローの正しさ

 ソフトウェアアイテム間のデータフローにおける適時性および時間依存性

 すべてのソフトウェアアイテムにおけるインタフェース上のデータの一致 性

 ソフトウェアアイテム間の動的な相互作用

 インタフェースのリソース消費目標への遵守

SWE.5.BP4: ソフトウェアユニットおよびソフトウェアアイテムの統合

ソフトウェア統合戦略に従って、ソフトウェアユニットをソフトウェア アイテムに統合し、さらにソフトウェアアイテムを統合ソフトウェアに 統合する。[成果 4]

SWE.5.BP5: テストケースの選択 ソフトウェア統合テスト仕様からテス

トケースを選択する。テストケースは、ソフトウェア統合テスト戦略お よびリリース計画に従って、十分な網羅性を持つように選択しなければ ならない。[成果 5]

SWE.5.BP6: ソフトウェア統合テストの実施 選択したテストケースを使

用してソフトウェア統合テストを実施する。統合テスト結果およびテス トログを記録する。[成果 6]

備考4: 不適合事項の取り扱いについては、SUP.9を参照のこと。

備考 5: ハードウェアデバッグインタフェースまたはシミュレーション環境

(例:ソフトウェア・イン・ザ・ループ シミュレーション)の使用は、ソフ トウェア統合テストに役立つ。

SWE.5.BP7: 双方向トレーサビリティの確立 ソフトウェアアーキテク

チャ設計のエレメントと、ソフトウェア統合テスト仕様に含まれるテス トケースとの間の双方向トレーサビリティを確立する。ソフトウェア統 合テスト仕様に含まれるテストケースと、ソフトウェア統合テスト結果 との間の双方向トレーサビリティを確立する。[成果 7]

備考 6: 双方向トレーサビリティは、網羅性、一貫性、および影響分析に役立 つ。

SWE.5.BP8: 一貫性の確保 ソフトウェアアーキテクチャ設計のエレメン

トと、ソフトウェア統合テスト仕様に含まれるテストケースとの間の一 貫性を確保する。[成果 7]

備考 7: 一貫性は、双方向トレーサビリティによって裏付けられ、レビュー記 録によって実証できる。

SWE.5.BP9: 結果の要約および伝達 ソフトウェア統合テスト結果を要約

し、影響を受けるすべての関係者へ伝達する。[成果 8]

備考 8: テストケース実行に必要な情報すべてを要約の中に記述することで、

他の関係者は結果の判定が可能となる。

アウトプット 作業成果物

01-03 ソフトウェアアイテム → [成果4]

01-50 統合ソフトウェア → [成果4]

08-50 テスト仕様書 → [成果3,5]

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08-52 テスト計画書 → [成果1,2]

13-04 情報伝達記録 → [成果8]

13-19 レビュー記録 → [成果7]

13-22 トレーサビリティ記録 → [成果7]

13-50 テスト結果 → [成果6,8]

17-02 ビルド一覧 → [成果4,7]

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