平成 26 年度 診療科別検査件数
1. スタッフ
部 長 福島 幸男 看護係長 中尾 由美子 看護係長以下看護師3名
2.診療・業務内容
開設以来救急科が単独で使用してきた 1 階フロアは一昨年に新設された糖尿病センターの拡充の ため、現在、日勤帯は救急診療科の専有スペースは救急処置室のみとなっている。
さすがに、直来患者の診察や救急搬送患者の家族説明にも支障を来たしており、関係各方面に改善を お願いしている。
日勤時間内は各科専門科の承諾の下に全科の受け入れが可となっている。時間外は内科、外科の みの院外標榜であるが、当院かかりつけ患者は 24 時間の受け入れ要請に応じている。当科の業務は 救急搬送患者、直来患者の治療もさることながら、やはり、当院全科のかかりつけ患者の急変、あ るいは時間外診療への対応が主となる。また、他院からの救急車での転院の際の受け入れ業務も当 科で担当し窓口となっている。救急診療科は院内全科の共同利用施設、かかりつけ患者へのサービ ス部門と位置づけられる。さらに時間外の患者さんからの受診・健康相談、あるいは、警察・他院 からの病院への問い合わせなどの様々な連絡はすべて救急外来の当直スタッフで対応しており、時 間外の病院の外に開かれた唯一の窓口としての役割も大きい。
3.診療体制
平 日 日 勤:当番医1名が1~2名の看護師とともに外来を担当し、診察、治療に当たる。専門医 の診療が必要と判断された場合は2階の各科外来に搬送するか、救急外来への応援を 依頼する。入院の際は各科担当医に連絡の上、病棟の手配を行う。
時間外(当直、日直):当番医2名、看護師3名で対応している。当番は主として院内の外科、内科系医師が 交代で担当している。専門分野だけでなく「救急医」として治療にあたっている。従 来通り、八尾市救急隊からの要請の多い、整形疾患に関しては木曜の当直、日曜日の 日直時間帯に整形外科医の協力で受け入れ可としている。
緊急手術、緊急内視鏡検査、心臓カテーテルなどを必要とする症例も多く、全科の緊急連絡網を救 急外来に配置している。
4.診療実績
救急取扱延患者数は 11,311 人であり、そのうち搬送患者は 2,171 人、入院患者は 1,187 人であっ た。
5.教育活動
臨床研修医は交替で救急当直に入り、上級医の指導下に診察、治療の実戦的トレーニング経験を積 んでいる。2年で common disease は一人で対処できることを目標としているが、例年ほぼ達成され ている。若手医師により月に2回程度研修医対象の講義、演習が実施されている。
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(単位:件)
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中央手術部の現況
1.スタッフ
部 長 上水流 雅人(兼泌尿器科医長)
看 護 師 長 神田 ゆか
看護師長以下看護師 24 名、看護補助者1名
2.活動状況
平成 26 年度も手術件数は増加し、新病院開院以来初めて 4,400 件を超えた。それに伴って手術枠 を増加させ、ほぼ毎日5列で手術が行えるように対応している。手術件数の増加にあわせて次年度に は6列に対応できるよう人員の増強、手術室の改装が完了する予定である。また全麻患者に対する術 前後の病棟訪問も従来通り継続しており、術中のみならず、周術期の身体的および精神的ケアに寄与 している。手術部看護師はこれまで同様、患者・部位・術式を術前に担当医と厳重に確認し、ミス予 防を図っている。手術看護認定看護師の認定資格を取得した看護師もおり、技術の向上に努めている。
以上、患者が安心して快適に手術治療を受けられるようにスタッフ一同努力している。
3.診療実績
手術件数の推移
平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度
3,807 4,151 4,428
手術件数及び麻酔項目
手術件数 全身麻酔 脊椎麻酔
4,428 2,361 577
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通院治療センターの現況
1.スタッフ
医 長 烏野 隆博(兼診療局次長・腫瘍内科部長 平成 27.3.31 退職)
通院治療センターは化学療法ブースと採血ブースに分かれている。それぞれに業務分担がなされて おり、採血ブースでは外来患者の採血業務、化学療法ブースでは、外来化学療法を行っている。化学 療法ブースには5名、専任の看護師が配置されている。抗がん剤投与時の血管確保・急性期の有害事 象の対策に関しては、腫瘍内科・外科・消化器内科・血液内科・泌尿器科で当番制をしいており、各 科横断的に外来での抗がん剤治療を行っている。
2.診療内容
悪性腫瘍に対する化学療法は、支持療法の進歩により主に外来で行われるようになっている。通院 治療センターではがん治療に関するそのほとんどの化学療法を行っているが、その円滑な運営のため に通院治療センター利用マニュアルを作成し医療者・患者に利便性のある治療の提供に心掛けている。
さらに外来化学療法が患者参加型治療となるために外来治療開始前に積極的にオリエンテーション を行うなど、患者のセルフケア能力の向上を目的とした患者教育に力を入れている。オリエンテーシ ョンを通してがん認定看護師及び認定薬剤師などからのきめ細かい指導を受けることにより、患者は 安心して外来での化学療法を受けることができるようになってきている。
3.診療実績
平成 20 年に入り外来化学療法はうなぎのぼりに増加しており、平成 20 年度では 2,491 人、平成 23 年度は 3,460 人、平成 26 年度は 4,376 人とその数はさらに増加している。また平成 22 年度から 開始したホルモン療法の患者数も平成 26 年度は 1,342 人と増加している。化学療法施行診療科の内 訳は消化器/肝胆膵外科:30.9%、乳腺外科:22.3%、腫瘍内科:20.0%、血液内科:11.6%、泌尿器科:
7.0%、消化器内科:3.9%、産婦人科:2.8%であった。また今年度、オリエンテーションは 149 人に 実施した。
4.今後の課題
悪性腫瘍に対する集学的治療の一環として化学療法はその重要性が増してきている。しかも抗がん 剤の種類や副作用も多様化してきており、慎重でよりきめ細かな対応を行う必要がある。通院治療セ ンターで中心的役割を担う看護師の増員・薬剤師の参入とともに、さらに医療者間で有害事象に関す る情報を共有できるようなシステムを構築することで、より効率的で安全な薬物療法を提供していき たい。
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(単位:人)
◆診療科別 外来化学療法・ホルモン療法延べ人数