(3)開館までの業務
開館までに行うべき業務は次の表のとおりで多岐にわたります。 文化事業について は、 開館後の事業を視野に入れ、 開館前から開始するとともに、 舞台設備については、
特殊な機能を備えることから、 開館後の運営体制を踏まえ、 できるだけ早期から専門 性を備えた劇場・音楽堂等施設での業務経験を有する人材を配置し、 開館までの業務 を推進することが必要となります。
事業や施設運営関連に関しては、 今後の管理運営計画等の中で詳細な検討を行いま す。
分類 主な業務
全般 開設準備業務の進行管理 設置条例や規則の整備
庁内および区内施設等との調整 組織検討
収支計画の検討
評価のあり方検討 など 施設整備関連 施工状況の現場確認
備品計画 など 事業関連 通年事業計画の策定
開館記念事業(開館記念式典/開館記念公演)の検討および企画 プレイベントの検討および実施
広報計画の策定
チケットシステムの検討 など 施設運営関連 施設貸出の規則検討
施設運営マニュアルの検討・作成 など 舞台技術関連 舞台設備に関する調整および工事等の現場確認
設備・技術運営マニュアルの作成 貸館システムの構築補助
舞台備品調達計画の作成
開館記念事業及び自主事業等の技術マネジメント 貸館のための舞台関連資料作成 など
【市街地再開発事業の中で整備される複合施設として想定される業務】
○施設全体としての施設維持管理計画の作成
○地域の賑わいづくりのための活動計画
○施設全体での広報・宣伝・営業活動
(4)今後の検討課題の整理
ア 地域の活性化と継続的な賑わい創出に向けた検討
岡山市の中心市街地の一角における新しい文化芸術施設の整備であり、 まちづく りの視点から、 周辺街区も含めた地域一帯の賑わいの創出や回遊性の向上のための 方策など、 市街地活性化に向けた取り組みが欠かせません。 本施設の整備に合わせ、
地域全 体の活性化と継続 的な賑わいの創 出につなげていくための仕組みづ くりが 求められます。
イ 再開発施設としての検討
本施設は市街地再開発事業により整備されます。 地域の活性化、 賑わいづくりの ため、 複合化される本施設以外の施設部分との連携体制や管理システムなどを検討 していく必要があります。
ウ 整備推進体制の構築
施設整備を進めていくためには、市街地再開発、建築、文化事業、運営など専門 的知見を備えた専任の推進体制を早期に整えることが必要です。 また、 この推進体 制の中に実際の施設運営に関わる専門人材を早い時期に配置することで、 具体的な 施設計画の立案から、整備、運営を円滑に推進できるようにします。
エ 事業内容・管理運営の検討
本基本計画でまとめた本施設の方向性を実現させるために、 事業の具体的な内容 や施設 の管理運営の考え 方をどのように 実現させていくかの手法を検討し ていく 必要があります。特に、運営母体については、施設計画の早い段階から検討を進め るとと もに早期の具体的 な組織化と開館 に向けた対応を進めていくことが 必要で す。
オ 公共交通からのアクセス性の向上
多くの人を本施設へ迎え入れるためには、 岡山市の公共交通の大きな柱である岡 山駅から、整備予定地へ容易にアクセスできることが重要です。路面電車、バスな ど公共交通を用いたアクセスの利便性を高める工夫を検討します。
カ 駐車場の検討
本施設には、 駐車場附置の義務があります。 駐車場をどのように施設内及び周辺
地域の中で計画していくかを検討する必要があります。
キ 施設整備情報の公開と市民意見の聴取
本施設の整備については、 計画の進捗状況に関わる情報公開と、 市民意見の反映
を前提とした意見聴取を適宜実施していきます。 そのことにより市民の理解を深め
るとともに、本施設への親和性を高めることが期待できます。
新しい文化芸術施設の整備に関する基本計画 用語説明 (50 音順)
単 語 意 味
あ